見出し画像

新卒3年目のエンジニア(PdM)が母校で登壇!「大学の学びと今」

2024年7月13日(土)、ジーニーのグループ会社であるJAPAN AIの久保田さんが、母校の公立諏訪東京理科大学で「キャリア形成講座」に登壇しました。
納得のいく就職先を見つけるためには学生時代どんな取り組みをすべきかについて、後輩に向けて講義された内容をお伺いしました。

久保田  さん
JAPAN AI 開発 PdM Tech. リーダー
2022年ジーニー新卒入社。ジーニーのグループ会社であり2023年に設立されたJAPAN AIへ出向。
PdMとしてプロジェクト推進に従事。

未来に繋がる学び

ーー今回登壇されたきっかけは何だったのでしょうか?

私を含めた4名の卒業生に大学からオファーがあり、
「キャリア形成講座」という授業のなかで講義をさせていただきました。

大学での学びや経験が今の仕事にどう繋がっているのかと
就職活動についてという、ふたつの軸でお話しました。

ーー大学時代はどんなことを学ばれたんですか?

プログラミングから経営・マーケティングまで、幅広く学びました。
いろんな分野を選択できるのは非常にありがたかったですね。

もともとAIを学んでみたいという思いがあって入学したのですが、
入学当初はプログラミングを触ったことすらなかったし、
C言語を初めて触った時は何もわかりませんでした。
ひとつひとつの講義で基礎を学んでいって、それらを組み合わせることで、
深い知識と洞察が得られたと実感しています。
4年間の講義や復習という無数の点が蓄積されていって、
経験値という線で繋がり、いつしか自分のスキルとなっていました。

ーー大学時代に学ばれた知識が、実際に就職してから役立ったことはありますか?

はい!それを最初に実感したのは、ジーニーに入社してからすぐのことです。
入社1年目はデータチームに配属され、他社のデータ基盤から「GENIEE SFA/CRM」にデータを移行するプロジェクトに携わっていました。そこでは、大学時代に学んだPythonが採用されていたので、キャッチアップの速度と量には自信がありました。
経営の講義で学んだマーケティングの考え方も、プロジェクトを進める上でとても役立っています。

◎仕事に繋がった学び
Python
大学でPythonを学んだおかげで、スムーズにコードを理解できた。
経営の講義
競合分析する際、どんな観点で分析すればよいかを学んだことがいかせた。
プロダクト開発をする上でのマーケティング観点にも役立っている。
研究でのリサーチ力
自ら調べて吸収する力や、課題を解決するための忍耐力を身につけられた。
研究内容はもちろんのこと、調査する時間も重要。

ーー逆に学生の頃からの想像と違ったという部分はありましたか?

それが意外となくて。周りのエンジニアは先輩も同期もみな優秀なので、入社当時から毎日わくわくして会社に行っていました。想像と違うというよりは想像以上、期待以上の環境です。
インターンの頃からお世話になっているCTOの孟さんに声をかけていただいて2年目からはJAPAN AIに出向しましたが、今でもそのわくわくは続いています。孟さんの、仕事の素早さや顧客価値創造のためのアイディアにはいつも刺激を受けています。

ーー久保田さんにとって最適かつ最高の環境ですね!
そんな会社に出会うために、就職活動はかなり熱心にされていたんでしょうか?

そうですね、大学3年生の4月からSPI対策の勉強や、リクナビ・マイナビへの登録などの準備をすませ、その年の7月からは本格的に就活をスタートさせました。
自分の強みを整理したり自己PRの書き方を学ぶためにインターンシップにも参加しました。

3つの軸でジーニー入社を決意

ーージーニーに入社された決め手は何だったんでしょうか?

就活をしていくなかで、だんだんおのずと「企業選定の軸」ができていきました。

・ずっと興味を持っているAI分野のエンジニアリングができること
・プロダクトを自社開発しているベンチャーに入りたかったこと
・働きやすい雰囲気であること

ジーニーはその全てに当てはまりました。
加えて、自分からアイデアを出したり事業成長させられる環境というところにも魅力を感じましたね。

ーー現在の業務では、そのような希望は叶えられていますか?

ありがたいことに、全て叶えられています。現在はJAPAN AIへ出向し、そこでPdM(プロダクトマネージャー)としてAIを活用したプロダクトの開発に携わっています。具体的には、プロダクトに追加する新機能の要件定義を行い、エンジニアとコミュニケーションをとりながらタスクの進捗、スケジュールの管理を行っています。また顧客からVOCを収集したり、最新の生成AI関連のキャッチアップも行っています。
学生時代に憧れていたAIプロダクトの開発に携わりつつ、ジーニーより規模は小さいながらもベンチャー精神に満ちたJAPAN AIという環境で働けることに、大きな喜びを感じています。
さらに、JAPAN AIには入社当初から目指したいと思っていた先輩方が集まっているので、その先輩方と近くで働けるのが嬉しいです。

今後はプロダクトの強化を続け、日本企業から“JAPAN AIの製品を使って業務の生産性が向上した”という声をさらに多く得られるよう努めていきたいです。また、私自身が大切にしているマインドChallengeCommitmentを意識しながら、日々の業務に取り組んでいこうと思っています。

ーー就活を通して自己分析した結果、自分の求める企業に出会えたんですね。
最後に後輩である学生の皆さんへ、メッセージをお願いします!

今回の講義を受けた学生からの感想で、「将来のビジョンの解像度が上がった」というコメントがあって嬉しかったです。
将来のビジョンをリアルに想像するのは難しいことだと思いますが、その解像度が上がれば上がるほど、今受けている講義や経験していることの意味が理解できて、きっと努力の質も効率も上がります。そのためにも、自分を見つめる機会は早い方がいいと思います。
とはいえ、かけがえのない大学時代ですから(笑)、勉強だけじゃなくて遊びも含めて視野を広げ、そのなかでやりたいことが見つかるように過ごしてもらえればいいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?