よくあることよ(These things happen.)
家内とUFO
家内のお姉さん夫婦はニューメキシコ州のロズウェル市に住んでいる。砂漠のど真ん中にある人口5万人程度の小さな街だ。
お姉さん夫婦の家を訪れている時に、家内と二人で話していて、「私はUFOの存在を信じる、あなたはどうなの」と訊いてきた。ロズウェルにUFOが墜落したのを米軍が見つけて、宇宙人の死体も回収したというのは有名な話だ。その夏も恒例の UFO フェスティバルをやっていた。小さい街で、売り物はそれぐらいしかないのだ。
僕は答えた。「UFOを否定する理由は全くないけど、肯定する理由も今の所ないんじゃないか。少なくとも一般人は誰も宇宙船も宇宙人も見てないだろう。」
「第一、何百万光年も宇宙を旅する技術を持っている宇宙人の船が、砂漠の上を飛んだぐらいで墜落するはずはないじゃないか。」と僕がいうと、家内は「These things happen. そんなのよくあることだよ。」と返した。
その話を姉夫婦にしたら、大笑いしてそれ、他の人たちに言ってもいいかと尋ねた。
それ以来、僕と家内も These things happen. が口癖になり、二人で笑い合うようになった。
真相?
最近読んだのだが、米軍は後程 UFO を否定する発表をしている。それでもロズウェル人は、軍が機密保持をしているだけだと心から信じ込んでいることだろう。
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