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眠れないことを恐れない

僕のアバター

僕のアバターは真っ黒なフクロウだ。名前がyで始まるのもあり、闇のフクロウをもじって、y’s owl にした。wise owl と同音になるので、賢く見えるようにシャーロックホームズの帽子を被らせパイプを咥えさせた。

中学校の頃からずっと深夜放送を聴いていた。どうしても人の声を聴いていたかった時に、明け方ぐらいまでユーモアたっぷりで話し合うディスクジョッキーの存在が友達のように思えた。

ついこないだ亡くなった谷村新司の放送もその一つだった。

僕の家内も、夜寝るのが下手くそだったので、結婚して以来あまり夜寝られなくても気にしなかった。その傾向は、24時間体制で翻訳をするようになってからさらに強くなった。

父も母も診察が終わった後に、夜遅くまで保険の書類の準備をしていた。

僕にとって夜は父母の象徴のようなものだったのだろう。トントンとリビングに深夜過ぎに降りていくと、滅多なことではみることができない父母の顔を見て、声をかけることさえできた。

今は、心臓のリハビリをしながら、できる限り疲れを取るように、眠気がさしたら寝るようにしているのだが、なぜか深夜過ぎから明け方ごろまで好む好まざるにかかわらず、目が爛々と冴えている。

いつまでもこのままでいたくはないので、体力が戻り始めたこともあって、日中はできる限りコーヒーを飲みながら、目を覚ます努力をして、日中寝たとしても少しでも(昼前ぐらいに)早起きをする努力をしている。

もうすぐ涼しくなるだろうから、明け方ぐらいに散歩に行くのもいいだろう。

闇のフクロウの僕が光のフクロウになるのはいつのことだろう。


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ysowl
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