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ドイツ車の歴史

お世話になっております。
本日は、ドイツ車の歴史に関する記事となります。
以前ドイツ車が気になった記事を書きましたが
今回は歴史から紐解いていきたいと思います。

↓以前書いた記事


1.自動車の誕生

車が初めて誕生したのは、後に自動車ブランドのメルセデス・ベンツの創業者の一人となる
ドイツの技術者カール・ベンツが
当時のドイツ帝国特許庁から、
自身が考案・設計・組み立てを行ったガソリンエンジン搭載の三輪車の特許を取得した
1866年になると言われています。

ガソリン自動車の誕生です。

当初は馬車の代わり程度の存在だった自動車は、改良を重ねていき高性能な工業製品へと
生まれ変わっていきます。

2.ドイツ車の主なブランドの歴史

日本国内の道路でも目にする事があるドイツ車の主なブランドの始まりと由来を簡単にご紹介します。

1)フォルクスワーゲン

1937年に国策企業として創業し、ドイツ語で「国民車」を意味するフォルクスワーゲンです。

一家に一台自家用車を所有し、休日にアウトバーンを通って行楽地に出かける。
当時政権を握っていたアドルフ・ヒトラーは、そんな強い経済を持った国家を実現するために国民車構想を打ち立てました。
大人2人と子ども3人が乗れ、時速100キロで巡行できること、壊れにくく維持費がかからないようになどの厳しい条件が課されました。

戦後は会社として再出発し
ビートルやゴルフ、ポロなど数々のヒットを
生み出しました。

2)ポルシェ

1931年フェルディナント・ポルシェにより、自動車デザイン事務所として始まりました。

高級自動車メーカーとして、スポーツカーと
レーシングカーを中心に生産しています。
戦時中は戦車のデザイン等も手掛け、
1948年から再び自社で自動車の製造・販売を開始し、今日に至ります。

3)メルセデス・ベンツ

1886年に創業し、ベンツとダイムラーが1926年に合併したことにより、正式に
「メルセデス・ベンツ」がブランドとして始まりました。
メルセデスという名前は「神のご加護」という意味を持つスペイン語です。
当時最大の顧客であった実業家の娘の名前が
使用されています。女性の名前が持つ柔らかさや可愛らしいイメージは、多くの人に愛されるものであり、そういった名前を車につけた方が
良いと考えたからです。


現在では世界中で名前の知られる有名な車へと成長し、大型バスやバンなどの商用車をはじめ、救急車や軍用車両など、幅広い車種を製造しています。

ちなみに日本では『ベンツ』と呼ばれることが多いですが、世界では『メルセデス』と呼ばれることが通常のようです。

4)BMW

1916年に航空機用のエンジンメーカーとして創業し、1922年から自動車やオートバイの開発を本格的に開始しました。
第二次世界大戦中は、軍需産業として航空機を中心に製造し、敗戦後に3年間の操業停止処分となりました。
さらに東西ドイツ分断によって、東ドイツの
主力工場を国営企業として吸い上げられ、幾多の苦難を経験したが、高い技術力によって
高級自動車メーカーとしての地位を確立しています。

5)アウディ

1901年にベンツ社で工場長を務めていたアウグスト・ホルヒが1901年に独立したのが始まりです。
もとは「ホルヒ」という社名でしたが、ホルヒは自動車技術と品質を重視するあまり経営陣と衝突してしまいます。
独立するも「ホルヒ」という社名・車名の使用を差し止められたため
社名を「アウディ」(ドイツ語の「ホルヒ=聞く」と同義のラテン語)に変更しました。

ちなみに4つのリングを組み合わせたシンボルは、かつて独立していた4つの自動車メーカー(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)が、1932年6月29日に合併したことを象徴しています。4社は、現在のAUDI AGのルーツとなっています。

3.終わりに

私なりに調べたドイツ車の歴史の記事でした。
歴史から紐解いていくと本当に奥深い事が理解できました🤔

日本車も世界に誇れる工業製品でありますが、
ドイツ車は自動車という物語の原点という気がしました。

いつかもし機会があれば、ドイツ車を所有し
歴史と性能を体感したいと思った次第でした😊


最後迄お読み頂きありがとうございました🙏

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