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yuyashiokawa
厄介な方の羨ましい気持ち
羨ましい、ってなんだろう。
私の中で大きく分けて2種類の羨ましいがあって、ひとつは100%の気持ちでいいなあ〜と思う羨ましいで、もうひとつはその気持ちの中にずるいっていう気持ちが混ざる羨ましい。
厄介なのが後者で、羨ましくて(眩しすぎて)自分から遠ざけてしまいたくなる。その眩しさに自分が消されてしまいそうになるからこりゃいかん、離れるぞってなる。
素直に羨ましいな、いいな、私もそうなりたいな、でいいのに、私はそうなれないな、羨ましいな、ずるいな、となってしまう(ほんと性格悪くて嫌になる)。
人と比べなくていいとわかってはいても、いくつになっても比べてしまう(30代もうそろそろやめたい)。けど、だからといって相手に何をしたいわけでもなくただ距離をとって自分を守る。厄介な方の羨ましいが湧いてきたら、きたきたきたーって自覚してそっと身をかわす。その気持ちと折り合いをつけていく。
厄介な方の羨ましい気持ち、それ自体をなくさないとと躍起になってた頃はしんどかったけど、その気持ちはもう認めてしまった上で(仕方ない一緒に生きていこう)折り合いをつける方にシフトできた今は少しは生きやすい。
年齢を重ねれば少しずつ生きやすくなるよ、と母は言っていたけどその意味がなんとなくわかってきた。