え、次の課題それですか!?『お父さんミッション』に困惑する僕
1月23日に師匠のKさんと風呂屋に行った時の話です。
自己紹介noteに書いてるのを見れば借金が300万円あることはわかると思うんですが、どうしてもそれがずっと引っかかっていて、いつも何かとプレッシャーに追われていてる気分になっていました。
そのことについて、師匠のKさんに相談しました。
僕:
僕、実は借金がプレッシャーになってて、なんかそれで重荷になっている部分があるんです。もちろん、自分が撒いた種ではあるんですけど。
Kさん:
「重荷になってるんです。返せません。」って素直に伝えやぁいいだけじゃん。
僕:
そんなに素直に思ったことを伝えられませんよ。「甘えたことを言うな。約束だろ?」って言うに違いありません。それが怖くて言えないのがあって…。
Kさん:
そんな厳格な感じのお父さんか?俺が電話で話したときは普通に優しそうなお父さんだったじゃないか。
僕:
僕には厳しいです。
Kさん:
そうかぁ。じゃあ、次はお父さんミッションだな。
僕:
なんですか?お父さんミッションって。
Kさん:
次の課題これな。3つのうちのどれかを選んでやってもらってきて。
【お父さんミッション】
3つのうちのどれかを写真に撮って送ってもらって。それが次のミッション。
僕:
え!無理ですよ!そんなの!絶対できるわけないです!
しかもあの厳格なお父さんがわざわざ僕のためにプライド捨ててまでこんな恥かくわけないですよ!こんなミッションやる意味ないです!
Kさん:
まぁまぁ。とりあえずお願いするだけしてみりゃあ。それでわかることもあるんだから。
僕:
なんですか?わかることって。最初にそのミッションをやる意図を教えてください!
Kさん:
やったらわかる。とりあえず意図とか考えずやってみ。
僕:
わかりました。でも、借金についてですけど、1回このことについて本音で話し合ったことがあるんですよ。でも、その時の回答は返すことが約束って話だったんです。
Kさん:
それはそうだよ。お父さんはしっかりルールを守らなきゃいけないというところと、あなたのことを最も愛してるから「これ以上借金を作らせちゃいけない」と思ってそうしてるわけだからさ。なんて素晴らしいお父さんなんだ…。
さあ、次はどうなる?お金は返す返さんはわかったで。
ただ、コマネチは1円もかからんで。やってもらおうよ。そうじゃない?1円もかからんじゃん。
僕:
そうですね。
Kさん:
それはお金かからんで良いだろう?さあ、これはお金の問題じゃないので。違う問題さ。プライドの問題かな。
僕:
そうです。僕よりも高いですから。
Kさん:
あなたね、何でも良いから楽しんでやりなさい。何でも。
僕:
楽しんで…ですか?
Kさん:
なんで楽しんでやらんの?お父ちゃんがどう出るか楽しみじゃない?
僕:
う〜ん。
Kさん:
そんな生きるか死ぬかの戦争やってんじゃねーんだから。なんでそんな深刻なの?そんなことが。どんだけ深刻なの?あなたの家にとってそれが。
大したことないよ、そんなもん。ダメならダメで「お父さんが最後までやりませんでした」となったら、「なかなかやるなぁ、お主」と思っとけばいいじゃん。
そういう特徴があると認めてあげればいいじゃん。ということは、お父さんに対して
「ここだけは絶対に変わらない」というのを認めてあげたら良いじゃん。
僕:
そうですよ。だから自分から合わせることも努力してきました。
Kさん:
それがストレスなくやれることが問題なのさ。
って話は無しにするために、絶対に変わらないところと変わるところを明らかにしないとな。変わらないんだったら変わらないんだもん。生きてくしかないよ。ブツブツ言ったって、しょーがない。
戦争が起こっているところで生まれたらそこで生きていくしかないわけさ。徴兵される。しょうがない。それと一緒だわさ。
それをハッキリさせよう。お父さんとどう付き合っていくか。
僕:
僕はもう答え見えてると思いますけどね、お父さんのことだから。
Kさん:
まだわからんよ?新しいお父さんの姿が見れるかもよ?愛する子供のためだったら親はできないことはないんだぜ?
僕:
(………..)
それでもし送られてきたら、ある意味めちゃくちゃ尊敬しますけどね。
「マジかお父さん!やるなぁ!さすがやな!(笑)」ってなりますよ。
Kさん:
そうだろう?それでもダメだったらそれでガッカリはしんといてな。
僕:
ガッカリはしないですよ。やっぱりお父さんはお父さんだなってなるだけですよ。
Kさん:
どっちが出てもいいじゃん。お父さんのことを知れるんだから。楽しんでいこう。
僕:
難しい話ですよ。元々フランクに気軽に喋れる関係性だったら素直に楽しめるんですけどね。
Kさん:
よし。そしたら、フランクに喋れるようにお父さんと親子ラジオやりゃあ。名古屋にお父さんと2人で通ってさ、
とか言ってさ。そういう親子爆笑トークみたいなさ。親子漫才って聞いたことないんだよね。
僕:
確かにないですね。新しいですね。
Kさん:
よし!とうとうデビューするしかないな。
みたいな家族でさ。
僕:
ドリフみたいで面白いですね(笑)
Kさん:
いいね〜!そういう感じで笑いで生きてけや。〇〇家は。2人で漫才して
お母さん笑かせてなんぼっていう家庭にして。
僕:
ちょっとイジるのがすごい難しいお父さんなので….。
Kさん:
打ち合わせしとくんだわさ。お母さんを笑かすぞってさ。まずネタを家の中にやるんだよ。
てな感じでさ。
僕:
ハハハ!お母さんは喜んでくれますね。確実に(笑)
Kさん:
楽しみだ!そういう家庭になったら、あなたにはもう100万点あげる。
僕:
なるほど。
Kさん:
将来何の心配もない。そういうことで、じゃあ、頼むわミッション。後でどうなったか聞かせてくれい。
僕:
う〜む、わかりました〜。
【ミッションを言い渡されましたがハッキリ言って…】
混乱しています。
何の意図か全く読めない『お父さんミッション』に困惑です。
イジることも難しい厳格で真面目なお父さん。
果たして僕からの頼みだからといって、ミッションを実行してくれるのでしょうか…?
結果は次の記事で公開します。以下はおまけの会話です。
《おまけ》「お父さんの笑いのツボってどこ?」
Kさん:
そういえば、お父さんの笑いのツボってどこなのさ
僕:
お父さんの笑いのツボはですね…
Kさん:
好きな芸人さんはいないの?
僕:
いないんですよ…
Kさん:
永○とか。「ラッスンがすっきー!」
僕:
お父さん、多分嫌いです…。
Kさん:
ハハハ!
僕:
一発芸とかそういうの嫌いだと思います。
Kさん:
しょうがないな。王道を教えるしかない。
「武勇伝、武勇伝、ぶゆうでんでんででんでん!」
オリエンタルラ○オな。
僕:
それもダメですね。
Kさん:
じゃあ、これはどうだ!サ○ドウィッチマン!これで笑わない人はいない!
僕:
どうですかね〜?好みじゃないと言われそうで。
Kさん:
じゃあ、誰が好みなの?
僕:
好みで言ったら、空耳アワーとかですかね?
Kさん:
アレは笑うの?
僕:
笑うというか…。まあ、関心があるというか。お父さんのツボは、多分ですけど、タモリとマキタスポーツですね。
Kさん:
なるほど。オッケー!
※実は上の会話は次回の伏線になっています。僕もKさんも想像がつかなかった結果を次の記事で明らかにします。
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