日記#27

これはきっと当たり前であるべき話。

しかし。当たり前が一番有難いことだ。
と言うのも当たり前の境界線なんて人人で違うのだから一緒くたにこれが当たり前と言い切るのは酷く傲慢で独裁的だ。

けれど、これはそうあって欲しい。
いや、そうあるべきだと思う。

自分を愛してくれる人だけは愛されたその倍以上に愛せよって話。

ありのままを曝け出してそれを愛してもらうなんて不恰好でただの馴れ合いなのかもしれない。私が嫌った欺瞞に過ぎないのかもしれない。

幸せなんてすぐ染み込むふりをして体を通り抜けていく。だからこそこの当たり前であるべきものを有難いものとして留めなくてはならない。

そう、これはきっとあなたにも俺にも言えることだ。

こんな素敵な当たり前が出来る人生を送っていこうなって話。