どうしてもやる気が出ないとき、どうしていますか?
10月2日付の宮崎日日新聞に掲載される「げん先生の悩む前に相談してみよう」の原稿と格闘していた。「どうしてもやる気が出ないとき、どうしていますか?」という中学校2年生の生徒の質問である。なかなか質問に隠されたメッセージに辿り着かなかったので、書けていなかった。督促を受けてしまったのである。
私ですか?!
いろいろ工夫したのですね。
寝るか、身体を動かすか。どちらも、やらなくてはならないことをいったん忘れようとする作業をしています。
という書き出しにした。正確に表現すると、
私ですか?!
いろいろ工夫したのですね。
寝るか、身体を動かすか。どちらも、やらなくてはならないことをいったん忘れようとする作業をしています。
という一行空きの表現になる。中学生とのやり取りだからである。この書き出しは、一度原稿を書いてから寝て、目が覚める直前に出てきたフレーズだ。中学生に「どうしてもやる気が出ないとき、どうしていますか?」と目の前で質問されたというシーンを思い浮かべ、なんて答えるかを考えていたのである。
以前、「やる気を出すにはどうすればいいですか」という中学3年生の質問に応えているのだが、まったく異なる回答になった。宮崎日日新聞の10月2日の月曜日の朝刊に掲載される予定である。