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【鳴潮】モンテリ一家次女カルロッタのカタログスペックを見ていく【速報】

あけましておめでとうございます。ジェネです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の挨拶もそこそこに鳴潮Ver2.0の解説やら攻略やらをやっていきますよ!
記念すべき2025年の一発目はやはりリナシータの新キャラ、星5拳銃使いのカルロッタを紹介していきます。
果たして既存環境をぶっ壊せるパワーを持ち合わせているのか。

それでは参りましょう。



新☆5キャラ『カルロッタ』の性能


彼女の宝石が花開く時、数多くの命が撃ち落とされる。彼女は自身の名のもとに、新たな現実を構築しようとする。

公式サイト(https://wutheringwaves.kurogames.com/jp/main/news/detail/1843)より引用
お嬢と呼ばせてください

基本情報

・基本情報
所属:モンテリファミリー
属性:凝縮
武器:拳銃

・戦闘スタイルタグ
メインアタッカー、共鳴スキルダメージ

待望の拳銃持ち星5共鳴者にして凝縮アタッカー。
戦闘タグを見る限りでは純然たる攻撃役のように思えるが、後述するデバフを用いれば後続を安全に呼び出すこともできる。

層の薄い拳銃キャラであるため比較対象は星4の熾霞くらいしかいない。
しかし遠距離アタッカーと見たときに使い勝手が異なり、熾霞やモルトフィー、アールトが標準所有していた照準モードでの狙撃がカルロッタにはできない。
したがって操作感は従来の拳銃キャラと一線を画するとみていい。

Lv.1基礎ステータスは武器込みでこんな感じ。まずまずの耐久力


特徴的なスキル

【モルダブルプリズム】
最大6発
まで装填可能な特殊弾丸。
トリガーとなるいくつかの行動をとることによって3発ずつ装填され、残弾数はキャラの左側に浮き上がる紋様によって把握が可能。
それらを消費することで強力な技を発動、さらに特殊エネルギーの蓄積も狙える。
トリガー行動は以下の6つ。

  • 通常攻撃(通常時)2段目

  • 通常重撃

  • (空中攻撃→)着地直後の通常攻撃

  • 変奏スキル

  • 共鳴スキル1段階目

  • ジャスト回避成功

装填自体は容易なものの、これを消費する技がコンボルートのどこにあるのかを把握して速やかに発動させるテクニックが火力を出すうえでは必須になる。
主に使われるルートは使用感の項を参照。

特殊エネルギー【サブスタンス】
最大120Pt
まで蓄積可能な特殊エネルギー。
これを満タンにすることで固有の強化効果を得ることができ、そこから強化重撃あるいは共鳴解放での強化状態へ向かうのが基本目標となる。
獲得可能な行動は以下の4種類。

  • 変奏スキル〈30Pt〉

  • 共鳴スキル2段階目(【モルダブルプリズム】消費数×10Pt)〈最大60Pt〉

  • 強化通常攻撃(【モルダブルプリズム】消費数×10Pt)〈最大30Pt〉

  • 回避反撃(【モルダブルプリズム】1消費)〈10Pt〉

下準備が不要な変奏スキルは最も扱いやすいが無理に狙わなくとも獲得手段には事欠かない。
特にジャスト回避→回避反撃は一発あたりの獲得Ptは少ないものの、装填と射出を自然に行えることからボス戦では軸にしやすい。
共鳴スキル2段目(共鳴スキル1段目の直後に再度共鳴スキルで発動)は現在所持の【モルダブルプリズム】をすべて消費するので単発では最も効率が良い。
強化通常攻撃も含め、上記の技を出す前提行動で【モルダブルプリズム】の装填が可能なため、ゲーム内説明の複雑さのわりには取り回しに苦労しないだろう。

獲得した【サブスタンス】の用途(下記参照)はいずれも満タン時に有効になり、消費後は0Ptに戻る。
唯一満タン時に自動獲得する強化効果『幕を開く者』だけはPt消費を行わないが、直後の共鳴解放による強化状態の解除とともに効果が切れる。

  • 強化重撃『制約戦術』(共鳴スキルCT短縮の追加効果あり)

  • 特殊強化重撃『イミネントオブリビオン』(22秒間隔で使用可能、共鳴スキルCT短縮の追加効果、共鳴スキルダメージ扱い)

  • 共鳴解放『トワイライト・タンゴ』状態の開始or解除

(当記事では便宜上、より発動条件の厳しい重撃を特殊強化重撃として区別)

ちなみに共鳴スキル2段目は【モルダブルプリズム】がなくても発動自体は可能。覚えておくとコンボ継続に便利

『トワイライト・タンゴ』状態
共鳴解放によって移行する強化状態。
プリズムでできた複数のマスケット銃を操り、地表を滑るように動き回りながら『デス・ネル』と呼ばれる最大4連続の特殊射撃を行う。イメージとしてはまどマギのマミさんに近い
この状態では【モルダブルプリズム】【サブスタンス】の両方が獲得不可になる代わりに【メタベクトル】という別枠の特殊エネルギーが獲得できるようになる。
デス・ネル1回ごとに【メタベクトル】を1Pt獲得し、これが4Ptに達した直後の通常攻撃or共鳴解放によって発動するのが『フェータル・フィナーレ』。やっぱマミさんやんけ!
また共鳴解放、デス・ネル、フェータル・フィナーレはいずれも共鳴スキルダメージとして扱う(=共鳴解放ダメージ扱いの技が存在しない)。
音骸のサブステータスを厳選するときは気をつけよう。

デバフ『遊色』『解離』
カルロッタは攻撃対象に付与できるデバフが2種存在する。
『遊色』は共鳴スキルの1段階目が命中した対象へ付与でき、1.5秒間の行動不能を課せられる。
この間にキャラチェンジを行えば着地が安全に行えるほか、協奏エネルギーの溜まっていない状況でも後続に繋げやすいという利点がある。
『解離』は共鳴解放の命中によって付与可能で、こちらは対象の防御力を18%無視するという特異な効果を持つ。
そもそも敵の防御力やHP総量との比率は要検証のマスクデータであるため厳密な計算は難しいが、腐りにくい効果であることは確かだろう。
また固有スキルの習得によって共鳴解放以外にも『解離』を付与できる機会が得られるため、ほぼ常時デバフを与えながら戦うことも可能。
※説明の記述ではカルロッタの与えるダメージ限定で防御無視がはたらくものと思われる。要検証


使用感

【モルダブルプリズム】→【サブスタンス】→【メタベクトル】と固有スタックが移り変わっていくが、それぞれの蓄積と消費が一度に行われるルートさえ理解していれば流れるようにスタックを変換していって火力を出せる。

強化共鳴解放『フェータル・フィナーレ』の発動をローテーションの最終地点とする場合、そのダメージ倍率を引き上げられるバフ『幕を開く者』の事前取得は欠かせない。
このバフがなくても共鳴解放自体は行えるので必須とまではいかないが、どのみち【サブスタンス】は全消費してしまうのでせっかくなら満タンにしてバフを得てからのほうが効率的。

逆に言えば【サブスタンス】がゼロの状態で共鳴エネルギーが溜まっているなら開幕早々に共鳴解放を撃ってしまったほうが良い場面もある。
一部の戦闘イベントでは共鳴エネルギーが満タンの状態からスタートする仕様のため、そういった場面であれば共鳴解放を先に撃つか、別の先発キャラから変奏スキル込みで交代して速やかに【サブスタンス】を溜める動きを作るかするといい。

肝心の【サブスタンス】の溜め方だが、実際に操作してみて使い勝手が良さそうだと感じたムーブを以下に記載する。
なおいずれもコンボ開始時の【サブスタンス】は0Ptとする。

  • (他キャラから交代→)変奏スキル→共鳴スキル1,2段→通常攻撃1,2段or通常重撃→強化通常攻撃1,2,3段→強化重撃→共鳴解放

最もシンプルな動き。
共鳴スキルの2段目を先に放つことで【モルダブルプリズム】を空にし、通常攻撃から再装填を可能にしている。
半端に【モルダブルプリズム】が残っていると強化通常攻撃が途中までしか出なくなる(桃祈のカウンター3連撃を想像するとわかりやすい)ため、ぴったり120Pt溜めて共鳴解放に移れる点でも優秀。

なお通常重撃を通常攻撃1,2段と使い分ける際は、【モルダブルプリズム】の残数に依存しない動きをしたいときや重撃に伴う前方へのスライディングを活かしたいときに利用することになる。
特に強化通常攻撃を出したくない状況(残弾が2つ以下の場合など)では通常重撃のほうが操作ミスも少なく済む……かもしれない。

  • ジャスト回避→回避反撃→ジャスト回避→回避反撃→強化通常攻撃1段以上→共鳴スキル1,2段→空中攻撃→着地攻撃→強化通常攻撃1,2,3段→強化重撃→共鳴解放

回避行動を組み込みつつ最速で【サブスタンス】120Ptをめざす動き。
注意点として、2回目の回避反撃の後は強化通常攻撃を最低でも1段入れておかないと110Ptまでしか溜まらない。
Ptが超過する分には問題ないので回避反撃のみで60Pt溜めた後に共鳴スキルで【モルダブルプリズム】をまとめて消費するのでもよい。
また、共鳴スキル2段目によって宙に浮く機会を活用して空中攻撃+着地攻撃を挟んでいる。
共鳴スキル発動から流れるように60Pt溜められる頻出の動きであるため、ぜひ活用したい。

  • (共鳴解放後)共鳴スキル1段目→通常重撃→共鳴スキル2段目→空中攻撃→着地攻撃→強化通常攻撃1,2,3段→通常重撃or通常攻撃1,2段→強化通常攻撃1,2,3段→特殊強化重撃→共鳴スキル1段目→…

共鳴スキルCT短縮効果を持つ強化重撃を目標とした動き。
共鳴解放後で次の共鳴解放まで間がある、あるいは終奏スキルや共鳴解放を温存したい場合に有効。
共鳴スキルのCTが1段目の発動後から13秒間であることから、1回強化重撃を発動できればだいたいリキャストさせられる。
居座る必要がないなら【サブスタンス】の蓄積に時間をかけてまでCT短縮を目指す必然性は薄い。
あくまで共鳴エネルギーや協奏エネルギーが不足している状況でのサブプランとして用いたい。

わたくし共鳴解放スクショドヘタクソの娘と申しますの


他要素との相性

・武器
カルロッタのモチーフ武器『ラストダンス』は基礎火力の底上げに加えて共鳴スキルダメージを大幅に上昇させる効果を持つ。
理想を言えばこれ一択であり、もう1本の星5拳銃『不変の湖煙』は基礎火力とクリ率上昇こそあるものの武器効果がサポーター寄りで物足りない。
次点としては星4拳銃『燃え尽きぬ焔』『迸る雷霆』が有用で、どちらも共鳴スキルダメージを伸ばしてくれる。
ただし後者はラジオ武器なのでお財布と相談。

・キャラクター
パートナー筆頭となるのは折枝
終奏スキルによる凝縮&共鳴スキルダメージブーストが一切無駄にならない組み合わせのため、カルロッタをメインアタッカーに据えるのであればぜひ併せて編成したい。

ただし欠点としては双方ともにパリィが取りづらい武器種であることが挙げられる。
(※1/4追記:カルロッタに限っては同武器種よりかなりパリィを取りやすくなっているように感じる。というか他武器種も総じてパリィしやすくなったような?)
特にボス戦においては残り一枠を回復役に割きたいが、いずれの回復役もパリィが不得手なためにこの欠点が残り続ける。

これを補う要員としては釉瑚がおすすめ。
多少性能は劣るもののHP回復が可能で、武器が手甲なのでキャラチェンジからのパリィも任せられる。
そのうえ凝縮属性、威力の高い攻撃が共鳴スキルダメージ扱い、終奏スキルで協同攻撃ダメージブースト……と折枝を全面的に支えられる性能をしている。
全ダメージブーストを備える星5ヒーラーと比べるとさすがに総ダメージ量に差が出てしまうが、長期戦覚悟でパリィと共振度削りも重要になるホロタクティクスなどでは釉瑚のほうが優位に立てる場面もあるだろう。

・音骸/ハーモニー効果
アタッカーゆえにハーモニー効果は『夜にこびり付く白霜』5体セットが鉄板……なのだが、Ver2.0では5種類もの新ハーモニーが実装されたため最適とされる組み合わせが2025/1/2時点では読み切れない。

なかでも『フロステッド・ハート』は共鳴スキル&凝縮ダメージ強化の効果を持ち、まさしくカルロッタに合わせて実装された新効果だといっても過言ではないだろう。
このハーモニー効果を持つゼノコロッサスの音骸を獲得するにはリナシータへの上陸が必須?(マップ未開放でも先行開放で獲得できるが詳細な仕様は不明)なため、初心者はまずメインストーリーを進めることから始めるべきだろう。
それまでは既存のハーモニー効果で繋いでも充分に戦えるはず。

ちなみにゼノコロッサスの音骸はメインスロットに装備するだけで凝縮ダメージと共鳴スキルダメージを強化する固有効果を持っている。
厳選前でも非常に頼れる効果であり、運良く入手できたなら即メイン音骸に採用するといい。

ゼノコロは変身タイプの音骸スキル。かっちょいい


実装時点での簡易評価

凝縮/拳銃のメインアタッカーというだけで現状無二の性質を備えている。
アタッカーとして単体でまとまった基本性能を持つほか、敵の行動停止や防御力割合無視など他のアタッカーよりも有利に立ち回れるデバフを自然に付与できるのが強み。
拳銃ゆえに集団を相手にする際には用いる攻撃を選ぶ必要もあるが、ボス戦では広い射程と回避反撃の優秀さから無類の強さを発揮できるだろう。

ただし真に実力を発揮するために折枝と組み合わせたくなってしまい、プレイヤーのリアルマネーにダメージブーストをかけかねない点には注意。
同時期に開催されている限定集音(PUガチャ)を引くのもいいが、戦闘イベントで用いるだけならばお試し共鳴者をレンタルする選択肢もあることには留意しておきたい。

大抵の場合、カジュアルにプレイする範囲でならカルロッタの単体性能だけでも通常戦闘は事足りる。
逆境深塔や挟撃作戦無双版といったレンタル不可の高難度バトルに臨むとなったとき、サポーターも含めて突き詰め始めるのがよい。

総じて初心者から上級者まで出番が多いアタッカーとして活躍できる。
見た目が好みなら尚更悩まず引きに行っていいだろう。



2025年も元気に鳴潮やっていきたいですね。
とりあえずVer2.0を楽しむところから。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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