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手強いフリッカーとの戦い

先日、社内限定のイベントでドローンを使って撮影させていただきました。

このスペース、iPhoneだとフリッカーが出ないですが、自前のドローンのカメラ、どうも相性が良くなくてフリッカーが出まくるのと
分解改造しているもので、手軽に設定を操作出来ず
仕方なくフリッカーありの動画を撮ることにしました。

フリッカーが出るという前提で、フリッカーを消すための対策をいくつか調べてみて、結果的にこれ!というのを今回はご紹介します。

まずは手始めに

無料でできる対応を探す

動画編集ソフトで、同じ動画を重ね合わせて透明度を50%にする

動画編集ソフトで、同じ動画を重ね合わせて透明度を50%にする
上に重ねた方の動画を1フレームだけずらす
これでフリッカーが消える、という情報を見つけたので試してみる
まーーーー、軽減はされてそうだけど、ちょっと輪郭がぼやっとしてて気持ち悪い感じ。

と言うことで、フリッカー除去機能のあるソフトウェアを探します。

FinalCutPro

自分のメインで使っている動画編集ツールは
FinalCutPro
これに昔はフリッカー除去があったようなのですが、なくなりました。
なぜ??

ということで、

DavinciResolve

こちらには、Fusionの一機能としてフリッカー除去があるようです。
が、有料版のStudioの方にあるようでした。

続いて、

AviUtilと60fpsフリッカプラグイン

こちらはWindows専用になります。
インストール&実行もやや癖のあるツールですが、とても優秀なツール。
優秀ではありますが、今回のフリッカーは手強い。
なぜここまで手強いかわからないですが、このツールでも取りきれず。。

無料で出来る対応を探しました無理だと判断。

課金

次の作戦
課金する。

まずはFinalCutProでも使えるプラグインで何かないか探してみました。

FlickerFree

軽く予算を超える感じでした。
他にもプロ向けだと高価なものがいくつかありました。
まぁ、今回納品するわけでもなく、趣味の範囲なのでここまで高いものは手を出さないとして
でも少額で何かあれば、と思って探す旅は続きます。

Adobe

Adobe製品でも出来るようですが、こちらの課金も高めなので、試す優先度は低め。

CapCut

次、最近流行りの、SNS系の動画作るのによく使われてそうなCanvaってどうなんだろう、と思って探してみたら、Canvaはないけど
CapCutはフリッカー除去ありそう

ということで、金額を確認

月額だと意外とお安い!
※キャプチャ撮り忘れて課金後の画面

課金する前にフリッカー除去の挙動も画面上では試せそうなので
インストールしてみました。

設定にて

と言う形で設定が出来て

書き出す時に、

有料の機能を使っているので、書き出したかったら課金してね

というニュアンスのメッセージが出ましたので、そこで課金しました。

一部まだフリッカーが残っているものの、解除出来てそうです。

まとめ

フリッカーはあらかじめシャッタースピードやfps調整などであらかじめ設定を変えて出ないようにするというのが鉄則ではありますが
今回設定が出来ない特殊な状況であり、仕方なくフリッカーが出ている状態で動画を撮影しました。
で、
フリッカーが出てしまった場合の対応ですが趣味レベルだとやはり無料ツールから順に探すことになりました。
結果、微課金で結構綺麗にフリッカーが除去出来ているのではないかという感触を得られました。

そして、CapCut使ってみた感想ですが
FinalFutProを使わずともCapCutだけでも十分動画編集が出来るな、と思いました。
あとはこれから使い込んでいく中で、FinalCutProでは出来ている部分が実現出来るかを検証してみたいと思います。

今回もドローン動画ではありますが、CapCutの場合
手ぶれ補正は妥協してます。
ここはFinalCutProで調整した方が細かく微調整出来るので良いかなとも思いました。

では。

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