『近畿霊務局』


近畿霊務局 -2024年10月4日リリース-

このゲームについて

日本風ホラーゲームにありがちな、
銃弾とか拳とか一切効かない理不尽な幽霊にうんざりした貴方に贈る、
『思いっきりやり返せるホラーゲーム』です。

(Steamストアページより)https://store.steampowered.com/app/2956820/__Kinki_Spiritual_Affairs_Bureau/

想定外

可愛らしいキャラクターたちが
銃器やらなにやらを駆使して
暴徒化した幽霊たちをやっつける類の
コメディーアクションゲーム…

というのが
このゲームを見つけた時に僕が抱いた
第一印象だ。

ゲーム開始直後は
適度なジャンプスケアもあり、
主人公が女子高生のコスプレをしていたりもするから
比較的第一印象どおりの幕開け。

操作性は独特。
大衆的なFPSやTPSゲームで
当たり前のように行っている視点移動ができない。

  • マウスの視点操作とキャラクターの視点が連動しない

  • キャラクターのスカートが短いため気を遣ってしまう

ただ、そこまでFPSもTPSもやらないぼくからすれば
それらは大した問題ではない。

一番の想定外が

しっかりと練られた重厚なストーリー。


という点だ。

ストーリーについては
ぜひ配信アーカイブで確認していただきたい。

没入

目の前で武装した少女(巫女)たちが
バタバタ倒れていくさまが
プレイしていて非常にショッキングだった。

また、求められるプレイスキルも
決して低くはないため、
トライ&エラーを繰り返し
なんとか先に進めている状態というのも
その後に待ち受けている凄惨な描写を際立たせるには
十分なストレス スパイスであるとも思える。

彼女のひとりひとりに人生があり、
日常生活では普通の女の子なんだ
ということが、作中の会話からもうかがえた。
だからこそ、没入してしまった。

音楽にしろ、絵画にしろ、
創作物で人の心を良くも悪くも動かせるのは、
その作品が秀逸であるからだと
いつも考えている。

今作では、

最高にBADなトリップを決め込んでしまった


どうもありがとう。
嫌味ではなく、そういう作品に出会えたことに
感謝申し上げたい。

そんで
あーやっちゃったなあと思いながら
恐る恐るチャット欄を見る。

ああ、やっぱり伝わっちゃうよなあ、と再認識する。

最後まで

まだゲームをクリアした訳ではないので、
もしかしたら超絶ハッピーエンドが
ぼくを待っているかもしれない。

全部夢でしたァ
なんてこともあるかもしれない。

もしそうであったとしても、
その道中はさながら辺獄道中膝栗毛。

お腹が空いていたのかな。
お腹が空いていると露骨に
ささくれマンになるところも
なんとかしたいと思いながら
幾年も経ちました。

多分死ぬまでささくれマン。
もはや死因はささくれかもしれない。

おむすびどこに落としちゃったのかな。
おむすびはね、食べとかないと。

『近畿霊務局』も次回で#3。

色々あるけど、
最後までしっかり見届けると決めたのでした。

そんじゃあ、またね。


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