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占星術師が絶もうひとつの未来を振り返る(元:白魔道士メイン)

絶もうひとつの未来を占星術師で参加した。
絶オメガ検証戦(以降:【オ】と呼称する。長いしあんまり思い出したくないから。)に続いて2回目の現行絶の挑戦であり、絶はもちろん、零式、異聞零式など含めて高難易度では初めて占星術師での初見攻略に挑んだ

各フェーズの感想は勿論、前回からの自身の成長点だったり、今回の絶についての総合的な評価や、占星術師と白魔道士の違い(ジョブを変えて攻略した理由)なども含めて記載していきたい。

備忘録として残すので誤字脱字はご愛嬌いただきたいが、なるべくないように努める。


自己紹介、ジョブ構成

前回、【オ】を攻略した時の記事から自己紹介などは見て欲しい。
一応、白魔道士の使い方も紹介していたりする。

ジョブ構成

  • MT:ナイト

  • ST:暗黒騎士

  • PH:占星術師(筆者)

  • BH:学者

  • D1:忍者

  • D2:竜騎士

  • D3:踊り子

  • Pictomancer:ピクトマンサー

構成に関しては、ある程度は自由が効くコンテンツだと思っていた。
しかし、圧倒的火力で全フェーズを有利に運んでくれるピクトマンサーや、遠隔ウェポンスキルを保有していて融通の利くタンクがシェアを占めたり、攻略メンバー全員のことを考えると必然的にジョブが指定されているようなものと感じるところもあった。

この点については後述したい。

各フェーズの感想とか

ここからは各フェーズの感想を順番に振り返っていきたい。ヒールのポイントや弊固定で採用した処理法なども紹介したいと思う。

フェーズ1:フェイトブレイカー

楽園絶技とシンソイルセヴァーの2ギミックで構成されたシンプルな開幕フェーズ。【オ】で相当難しかったという批判を受けたからか、明らかにギミックを易しく調整している感じが漂った

楽園絶技に関しては、零式のギミックをほぼ流用しながら、コールで対処できるため絶竜詩戦争の雷槍に近い慣れたらプレッシャーの低いミスの少ない安定出来るギミックと感じた。
プリズマチックインビジブル後の転輪召はまさに調整を感じた
途中に外周に出る中村が順番も属性もランダムだったら考える点が多くて難しかっただろうなと思う。

シンソイルセヴァーは、絶らしいギミックで調整が発生するギミックだった。気を抜くとここが沼りやすいと思った。
冷静に学者さんがコールをしてくれて、調整の有無はナイトさんが判断してくれたおかげでこのギミックのワイプ率は大きく減少した。

ちなみに、このフェーズで最も厄介なのは全体攻撃の光焔光背である。
軽減が薄いと飛ぶくらい痛いし、単純計算で80000近くのdotダメージが15秒続く。軽減が漏れてdotが一瞬で来たときは飛ぶ。みんなごめん。
フェーズ1でこの痛さを目の当たりにしたときは、「あー、(今回の絶の難易度の傾向は)そーゆーことね」という感想が生まれた。

初日でレース勢の攻略方法を真似しながらここを何回か越えれたことを固定リーダーが「御の字だ(おんのじだ)」というところ「大の字だ(だいのじだ)」と言い間違えをしたが、この言い間違えが後々重要な役割を為すことをまだ私は知らなかった

  • ヒールポイント

  1. アーサリースターは3.8秒前くらいに設置すると全体攻撃のカウンターヒールにも開幕バーストにも乗る。

  2. 運命の輪は、楽園絶技途中で入れる方がヒールが楽になる。(開幕はリプライザル、牽制、アドルなどデバフが有効で軽減が厚いため。)

  3. 2回目のアーサリースターの設置は転輪召のピザを全部避けたタイミングで置くと以降綺麗に回しやすくなる。

  4. マクロコスモスはシンソイルセヴァー2回目に入れると、その後の光焔光背直後に回復できるが、それだと奇数組がかわいそうな気がしたので平等に3回目から入れた

  • 処理法

シンソイルセヴァーの整列位置

シンソイルセヴァーについて、攻略初期にLucreziaが採用していた処理法を参考にした。左右に分かれていて、人数調整が必要な場合はMT>ST、D1>D2が調整するという仕組み。
正直、横一列より分かりやすい気がする。

フェーズ2:シヴァ・ミトロン

ダイヤモンドダストと光の暴走の2つがメインギミックであり、バースト中に軽いギミックとして鏡の国を処理する必要があるフェーズ。
絶竜詩戦争の聖杖や、【オ】の連携プログラムPTに近い、最初の足止めギミックのように感じた。

ダイヤモンドダストについては、8方向散開してアイスニードルの誘導が安置と被る場合は時計回りに動く方式が一番簡単だと思い、現在もその処理に落ち着いている。
静寂・閑寂の移動はゲームパッドを捨ててWキーとSキーで対処している
いい加減キャラコンをシビアに要求するギミックやめてくれないかな…。

やや試行錯誤したのもあり、ここを安定するのに1日要してしまったのがやや心残りであるが、一度処理法を確立すれば安定したので分かりやすいが一番だと思った。正直、フェーズ2の山場はここだと思う

鏡の国はギミックに応じた正しい動きが要求されるものの、慣れれば大したことのないギミックだった。移動の際にヒールを受け取りに近付いてくれた近接にはBIG LOVEの気持ちだった。
余裕と慢心していると、こんな波をぶつける占星術師も存在するので要注意。(問題の画像は最終フェーズに行こうとしている頃のミス、信じられない。)

占星術師「(学者さんかな…どんまいです)」

光の暴走も、零式を再現したようなギミックに近くて、落ち着いて自分の担当する塔やAoEを処理することで安定した。
馬鹿みたいに頭割りが痛いが、マクロコスモスや展開戦術を使うことで解消されるので特に身構える必要はない。

総じて、P2についてもこれまでの絶と比べてワイプ要素が少なく、最終フェーズを練習している頃は1日に1度もワイプしない日もあるくらいには安定していた。死人が出ても火力が足りる点も救いだったと思う。

また、フェーズ1で火力に余裕があるときはハルオーネの槍を持ち越して吹雪の音が小さくなったタイミングでピクトマンサーに投げると、持ち越した強化レインボードリップに綺麗に入れることが出来る。
間違えてフェーズ1で投げてしまっている時は、余ってるサリャクの水瓶をこっそり投げているがバレてないと思う
クリア後に判明したが、全然バレてた

  • ヒールポイント

  1. フェーズ1で上記通りにアーサリースターをリキャで使用していれば、ダイヤモンドダストの着弾でステラエクスプロージョンに変わるのでそれを自爆させる。

  2. ノックバック前にライトスピードを使用して、コンジャクション・ヘリオスと星天対抗を入れておく。

  3. 鏡の国の移動前にニュートラルセクト、ホロスコープをしてコンジャクション・ヘリオスを入れる。移動時に迅速魔をしてコンジャクション・ヘリオスを入れるとより安心したバリアを付与できる。

  4. 光の暴走で殴れなくなったタイミングで、コンジャクション・ヘリオス、星天対抗、マクロコスモスを入れる。

  • 処理法

光の暴走、考え方は多分一緒

光の暴走の整列がやや主流と異なるかもしれないが、これで不具合が発生したことが無いのでこのままやり続けた。その他は多分殆ど主流通り。

フェーズ2.5:永久結晶

これもお決まりになりつつある短時間のプチギミック+プチDPSチェックのフェーズ。

外周にある光水晶を壊した後に、永久結晶を50%まで削るとガイアが破壊してくれる仕組みになっている。
攻略の様子や動画を見る感じミスる要素が無いように見えたが、実地で触ってみると意外と固いし動きがシビアだし慣れるまで2~3回苦戦した。

恐らく近接LB前提のDPSチェックだったと思うが、ここもピクトマンサーが破壊しているためLB不要で超えることが出来る。

ヒールは特に不要でヒーラーとしてはただ殴るのを後押しするだけ。
たまに闇水晶の扇が不可視(じっさいは薄く表示されている)になるバグがちょっと緊張感を出してくれるのは逆にいい意味で刺激だったから最早修正されなくても良いと思っている。

  • 占星術師のワンポイントアドバイス

  1. ディヴィネーションを開幕いれるタイミングで永久結晶の切れ目(食い込んでいるところ)あたりでクラウンロードを使うと光水晶すべてを巻き込むことが出来る

  2. アーゼマの均衡はなるべく火力の出にくい近接ロールに配ると良い。弊固定では当初竜騎士に配っていたが「だんだん余裕出てきた」の一言で忍者に投げるようにした。(竜騎士さんにはちゃんとフェーズ4で配るから許してもろて…)

  3. ハルオーネの槍は永久結晶が殴れるようになってからピクトマンサーに配ると良い。事前に配ると正直火力が溢れてやや勿体ない。

  4. オラクルも永久結晶に温存するのが基本だが、近接やタンクの下振れ時に光水晶に適宜使えるように身構えておくと良い。

フェーズ3:闇の巫女

PLLなどで予告されていたフェーズが満を持して登場した。
零式で目玉ギミックだった時間圧縮アポカリプスの2ギミック構成になっている。

時間圧縮・絶については、令和版・ニーズヘッグという感じがしたが、ニーズヘッグも全然令和のギミックだった。
これはイメトレした者が勝つギミックそのものだった。

絶もうひとつの未来における最初の難関ギミックと言える。
頭の中で整理は出来ていても、実際のテンポについていけなかったり、自分の行くべき方角を見失ったり、細かい立ち位置の注意点が多い。
その上で、ほとんどのタイミングで1デスワイプといっても過言ではないデバフが処理されるため、念入りなイメトレが大事である。

初見から数回は苦手だったのもあり何度もミスをして申し訳ない気持ちになった。翌日には邂逅編4層に行ってレース勢の動画を流しながらシャドープレイをして練習してイメトレを深めた。

また、初期位置の黄色線の頂点を北にするカメラワークがたまに間違えやすかったが、紫色線と合わせて「大の字」と認識することで間違いがほぼ0になった。ここで初日のフェーズ1で登場した発言が伏線を回収することになった。もうひとつの未来がここで完成したのである。

ちなみに、ギミックに余裕が出てきてヒールを削ったところ、被ダメージの上振れで落としてしまったことがあったのでそれ以降は安定重視を心掛けた。我こそは、時間圧縮・猿として今後のFF14ライフを謳歌したいと思う。

アポカリプスは、白玉の数が零式の倍である6個出現したことによって、逆に簡単になったのではないかと思う。
細かい位置取りや散開の認識合わせは綿密に行う必要があるが、タイミングによってはアポカリプスを踏んでも生き延びれる場合が多く、ギミックを続行することは出来た。
近接ポジションは慣れるまで大変そうだが、遠隔ポジションは基準のマーカーの手裏剣から2個が目印で非常に分かりやすかった。だから近接ポジションは正直怖い。

安置のコールを丁寧にしてくれたおかげでかなり安定することが出来たと思うが、このギミックは最終フェーズに向けて安定化を狙う中では特に難しいギミックだと思った。
どちらのギミックも、慣れるまでは手を止めながら練習する意識をしたのでギミックが鮮明になったのは割と早かった印象がある。

フェーズ3はアップタイムで処理をする関係でDPSチェックも手前のフェーズと比べるとやや難しく感じたものの、与ダメ低下や死人がいても超えれるくらいには余裕を感じた。もっと洗練された頃には、アポカリプスの途中でクリアラインである20%を下回ることが可能ではないかと思う。

  • ヒールポイント

  1. 闇の巫女をターゲット出来るようになったタイミングでコンバガを入れて、その間にアーサリースター(自分タゲ)とホロスコープを入れる。

  2. アーサリースターが時間圧縮・絶のカウンターヒールで入る。その後、タンクにランパートを使ってもらいオシュオンの矢、生命回生法を入れた状態で秘策鼓舞展開してもらう。

  3. 中ファイガの着弾後にサンサイン、マクロコスモスを使う。

  4. 中ファイガDPSにディグニティか星天交差を入れておく。

  5. シェルクラッシャーの着弾に星天対抗を入れて、バースト前に運命の輪を入れて薬を割る。本当にここは忙しい

  6. アポカリプスの詠唱完了にホロスコープ、コンジャクション・ヘリオスを入れる。

  7. スピリットテイカーの着弾対象者にディグニティを入れる。

  8. 暗夜の舞踏技誘導のタンクに世界樹の幹を入れる。

  • 処理法

アポカリプスの初期4:4散開

アポカリプスについては、散開を考案していた時に要求ヒール量などがまだ分からなかったため、【オ】のパントクラトルなどの優先順位であるHTDHを採用していた。

攻略していくうちにそこまでヒールがシビアで無い点を考慮したら、普通にPTリストでTHDで優先順位が分かりやすかったかなと思うのでそこについてはやや反省点がある。

フェーズ4:シヴァ・ミトロン&闇の巫女

絶では最早お馴染みの2体フェーズ。ギミックも共鳴編、再生編零式のギミックを彷彿させる内容になっており、攻略していて非常に面白かった。

ギミックを通して未来の欠片という、ガイアとリーンの結晶を守りながら戦うというコンセプトは非常に面白かった。フェーズ2とフェーズ3で殴りまくった腹いせかどうか知らないが、全体攻撃の前後にやたらと攻撃してくる。迷惑極まりない。これを壊して最終フェーズに行くとブロッコリーに出会える。一度は経験するべき。

前半は光と闇の竜詩という、共鳴編4層のギミック中心となったギミックになっている。
動画で攻略情報を見ている間は簡単に感じたが、実地に足を運んだら意外と細かい注意点が沢山あった

  • あやとり線の伸ばしすぎに注意する(近づきすぎも勿論NG)。

  • 北組は未来の欠片に被弾させないように注意する。

  • 宵闇の誘導をしやすいように注意する。

  • HPの均等化を注意する。

正直、顔パスでギミックを通過できるくらい甘く見ていたため、いろいろとワイプ要因が出てくるたびに自分の予習が浅かったと反省した。

ギミック終了時に来るアク・モーンは、タンク1人:その他7人の英雄受けが思い浮かんで実施した。ヒールがめちゃくちゃ楽になった。
この攻撃に頭割りの人数不足ペナルティがあったら中々ヒールチェックが厳しいフェーズだったと思う。
HPの均等化についても、誤差5%で良いので調整が融通利きやすく感じた。

後半の時間結晶は、恐らく絶もうひとつの未来で最も難しいギミックだと思う。
次元断絶のマーチ、邪念の炎、【オ】のデルタのように、全員が別々のデバフが付与されることで処理内容が異なるギミックの運動会である。
付与されるパターンによって練習回数も偏るため、あらゆる視点でミスの共有をすることが攻略速度を上げることに繋がると思った。

最終的な処理法は赤ブリ爆走法になったが、テンポとして、

  1. デバフ通りに散開して最初の処理を行う。

  2. 赤竜デバフの処理をして波を避ける。

  3. 青竜デバフの処理をしてリターンを設置する。

こんな感じで段階を踏んで攻略すると進捗が分かりやすいと思う。
一度に攻略出来る人は脳が6個ぐらいある人と思っていい。

ちなみに、青竜が白玉を取りに行くときはちゃんと立ち止まる意識で触れないとデバフが解除されない。1日に3回解除されなかった時は腹が立ったので代わりにフェーズ3の白玉を取った。(アポカリプスを踏んだ。)

このギミックが全て終わった直後にアク・モーンと全体頭割り攻撃のモーンアファーが飛んでくる。もともとはここで英雄受けをする予定だったものを光と闇の竜詩でも実施している。
時間結晶で1人死ぬと連鎖して死にやすいため、その直後の壊滅を避ける処理法である。どうか流行ってほしい

この後は通常通り殴ることが出来ていれば火力が足りるのだが、歯茎を出しているとアク・モーンを未来の欠片にぶつけたり、0%と8%で均等化に失敗したり、クリアした後だと笑い話になるようなワイプ要因もあるため一応気を引き締めると良い。

  • ヒールポイント

  1. シヴァ・ミトロンが羽を広げる(通称:ふぁさってやつ)タイミングでニュートラルセクト、アーサリースターを置く。

  2. 光と闇の竜詩前にサンサイン、着弾で再度コンジャクション・ヘリオスを入れる。

  3. 英雄受けをする暗黒騎士に世界樹の幹、エクザルテーションを投げる。

  4. 時間結晶詠唱完了に合わせてホロスコープ、コンジャクション・ヘリオス、マクロコスモスを入れる。

  5. 移動中に適宜ヘリオスやコンジャクション・ヘリオスを更新する。

  6. 英雄受けをするナイトにエクザルテーション、ディグニティを入れる。

  • 処理法

光と闇の竜詩の初期散開図
テイカー散開後、ウォタガの有無でロールで頭割り移動した
最終的にこんな感じになる

光と闇の竜詩は攻略初期に出ていた散開図を参考にした。
ウォタガの頭割りについては、入れ替えとかが発生すると面倒だと思ったので、扇を誘導したロールがペアになって頭割り組と合流するか、無職組と合流するか判断した

これによって「TH北、D南」みたいなコールがしやすくなり全員で認識を合わせられるため頭割りのミスが大きく減らすことが出来た。

アク・モーン英雄式

実際は7人が中心、タンクがタゲサの外という配置になっているが、一応イメージを分かりやすく制作した。
英雄受けをするタンクが独りぼっちでかわいそうだったので、バフと一緒に頭割りをしてあげた。

フェーズ5:パンドラ・ミトロン

今回の最終フェーズ。パッチ7.1のイラストがそのまんま出てきてびっくりした。でも思ったより大きかった。

ギミックは最終フェーズらしくシンプルな内容の繰り返しだったが一つ一つを気を付けないと簡単にワイプするため注意した。

光塵の剣については、もうおなじみとなったエクサフレアの類だと思っている。結構踏んだけど、イメトレを重ねたら踏まなくなった。
沢山いろんな動画を見ながら手を動かすイメトレを徹底することを強く推奨する。あとは、慣れるまでは手を止めて練習しても良いと思う。

パラダイスリゲインドは、タンクが本当に負担が強すぎるギミックだと思う。頭が割れそうなのはこっちだよ、とパンドラ・ミトロンに強く訴えたい。
ここについては、タンクが無我の境地に達することで覚醒すると思いヒラDPSは最低限のコールをすることでタンク2人が集中しやすい環境を用意してあげることがとても大事だと思った。このギミックのタンクのミスは全部許されるものだと思っているくらいには難しいと思う。本当にお疲れさまでした。

星霊の剣は、【オ】のブルースクリーンを簡単にしたようなギミックで、最終フェーズいえども簡単すぎると思った。被ダメージ量もかなり親切で気を抜かなければミスしないと思っている。と言いつつ消化でミスしたらこのギミックを酷評すると思う。

タンクLB前提のパンドラの櫃が1ループしたら登場する点は、攻略難易度を下げたのでは?と思った。
開幕で使用させて、時間経過で蓄積させてもう一度使用させることで重複ジョブ編成を完全に潰すくらいしても良かったのではと思ったが、まあこれはこれで最終フェーズを多く練習出来たので良しとしたい。

固定メンバーがイメトレを丁寧にしてくれたおかげで、毎日ループ数を増やしながらクリアを目指して進むことが出来たが、クリアを意識するタイミングで、

  • 光と闇の竜詩の頭割りに入らず与ダメ低下を3人に付与する。

  • 時間結晶の光の大波に当たって与ダメ低下を喰らう。

  • 光塵の剣のエクサに3回当たる。

という自己肯定感をすべて失う年末ジャンボ問題児になってしまった。

そこでギミックをすべて見直して不安な点をおさらいして挑むことでクリアすることが出来た。
火力に関してはピクトマンサーを編成したことによって、最終フェーズのトライ回数が少ない状態でも余裕をもってクリアすることが出来たが、想定ではやや厳しいDPSチェックではないかと思う。現状でも1デスで超えれるかどうかくらいだと思うので、油断は出来ない。最終の試行回数が増えてくればもちろんその許容も広がると思う。

  • ヒールポイント

  1. タンクのケアとしてシナストリー、アスペクト・ベネフィクを入れる。

  2. パラダイスリゲインドのバフ使用タンクに世界樹の幹、エクザルテーションを入れる。処理終了後にディグニティを入れる。

  3. 星霊の剣1回目に早めにニュートラルセクトを入れる。サンサインも適当に使用する。

  4. 星霊の剣2回目にリキャストでニュートラルセクトを入れる。3回目にサンサインを使うと光塵の剣にも入る。

  5. アク・モーンは軽減が抜けないように運命の輪を入れる。

  6. マクロコスモスは星霊の剣2回目がオススメで、逆算して入れたいときに使うと良い。

  • 処理法

https://x.com/JKGDES/status/1862904947421196552

なんかこの処理が良いと思ってそのまま使った。
正直タンクが一番やりやすい方法に合わせてあげるのが一番だと思う。

前回からの成長点

【オ】の時と比べて、いろいろなコンテンツを経験できたということも含めて大きく成長できたと思う。

  • 複数のジョブ理解が深まった

暁月終盤では19ジョブ全てで絶コンテンツを挑戦し、半分以上でクリアすることが出来た。それによってほぼすべてのジョブの使い方を理解出来て、得手不得手を把握することが出来るようになった。現行絶で満足にプレイするにはあって損はない知識である。

前回は白魔道士しか使い方を理解できておらず、軽減やスキル回しの相談も参加することが出来なかった。
その点今回は占星術師という、DPSの火力についてもあるていど知見を把握しておくことで有利になるジョブを用いたり、タンクの長所が活かせる軽減プランの提案をしたり、幅広いジョブの理解が功を奏した。

  • 攻略法の提案を迅速に行った

前回は固定メンバーが早急に攻略法を提案してくれて大変助けてもらったので、天獄編から徐々に攻略法の提案に没頭していた。

固定メンバーが異なる処理法で予習することで実地でエラーが起きることを避けたかったので、真っ先に提案しながら予習する方法を案内した。

光の暴走の処理方法(初日に制作)
光と闇の竜詩あやとり
星霊の剣(実は1枚だけ違う)

こんな感じで概ね記載している内容は既に紹介されている処理法だが、自分なりにかみ砕いて、人に説明できるぐらい理解していることを自分に言い聞かせる目的でもこれを率先して行動した。

ただ、図解を作るうえで気を付けるポイントは、美しさよりも速さだと思った。すぐに提供することで攻略方針が定まるのでとにかく時は金なり。

  • 徹底的な情報収集

攻略法を集める以外にも、攻略をしているフレンドに処理法を伺ったり、軽減プランを聞いたり、注意点を共有したり8人以上で攻略をした。

固定が違うフレンドは、決して攻略スピードを競うライバルではなく、一緒にクリアを目指す同志だと思ってこちらが発生した避けられるワイプ要因は共有したり、逆に注意すべき点などを教えてもらいながら皆で攻略した感覚を味わうことが出来た。

自分たちが味わった不要なミスは、ちょっとでも撲滅出来たら何よりだから共有したい。そうじゃなかったらこのnoteは「時間結晶は簡単だから予習不要。最終フェーズは5人与ダメ低下がついても勝てる。」とか書いて終わってる。

絶もうひとつの未来についての評価

今回の絶について、既に色々な意見が出ているが自分からも評価したいと思う。

コンテンツの難易度について

これについては、運営が話していた「絶竜詩戦争程度、【オ】は超えていない。絶アレキサンダーよりは難しいと思う。」という評価はまあまあ的を得ていると思う。

ピクトマンサーがDPSチェックを破壊しているという点を除いても、前回と比較しても緩く感じ、絶竜詩戦争に近いのではないかと思った。

また、1デスワイプのギミックが少なく、多少ミスをしても場合によっては先のフェーズを見せてもらえるという優しさも感じた。これは攻略速度を上げる手助けになっていると思う。

レイドレースが70時間程度で終了したという点は過去絶との比較は難しいと思う。トップ層のレベルは常に上昇しており、そこに照準を合わせると今度は早期攻略をする上級者層や緩和後に挑戦するプレイヤーたちではクリア出来なくなってしまう。
個人的には絶の難易度はこれくらいでいいじゃないかなと思う。
週制限を設けている以上、コンテンツ寿命はすぐには無くならないと思うし。

ヒールの難易度について

ヒーラーで攻略したからこその着眼点であるが、ヒール難易度は歴代の中でも易しめだと思った。
少なくとも暁月2種よりは明らかに簡単で、フェーズによっては絶アレキサンダーや絶アルテマより簡単な場面も多くみられる。

今回のフェーズのヒール難易度を5段階で評価するとこんなイメージである。

  • フェーズ1:★★★★★

  • フェーズ2:★★★☆☆

  • フェーズ3:★★★★☆

  • フェーズ4:★★★☆☆

  • フェーズ5:★★☆☆☆

飽くまでピュアヒーラー目線のため、軽減の仕込みが多く必要なバリアヒーラーだと意見が変わってきそうだがざっくりこんな感じである。

最終フェーズの要求ヒールが少ない点は、ヒーラーとしてかなり親切設計だった。星霊の剣の被ダメージ量はあと1.5倍あってもおかしくないと思う。
また、全体的に軽減が1枚漏れても耐えれる場面がほとんどで、逆に全部綺麗に軽減が入れば被ダメージが少なく済むためヒールの必要も少なくなる。

そういう点では、100レベルのスキル理解を深めていればこのコンテンツはヒーラーおすすめの難易度と言える。

正直、ライトヘビー級3層の方が難しい。

火力について

再三話題になっている「ピクトマンサーが破壊している問題」。
その通りだと思う。

ただ、ピクトマンサー抜きでもクリア報告がある点からして、「ピクトマンサーがいなければいけないコンテンツ」ではなく、「ピクトマンサーが編成されると有利に攻略できるコンテンツ」と認識するべきだと思う。

この「有利」については、ジョブ調整をしなければ永遠に解決されない問題だと思う。例えば、戦闘中は敵をターゲットしないと絵を描けない(=運動会中は描けない)などの変更が余儀なくされるだろう。
逆にそこを調整されるのであれば、現行時の方が火力に余裕が出る矛盾も生じる可能性がある。これについては今後の運営の方針を待ちたい。

余裕とはいえ、各フェーズで2人以上落ちると突破が厳しくなる場面も多いので、そういう意味では絶らしい要求DPSな気もする。

また、頭割りの人数不足で与ダメ低下のペナルティが初実装されたが、これによってギミックをいい加減に行うとフェーズ突破が出来なくなるという仕組みは面白いと思った。
ただ、ペナルティが付与されるのは人数不足のみの場合であって、人数超過で付与されない点はやや疑問がある。過不足なく綺麗な人数で対応させるくらいの難易度はあっても良いと思った。

演出について

今回は各フェーズの移行演出がレイドの再現性が高かったり、最終フェーズの演出やクリア後の背景の綺麗さなど感動する部分が多くて完成度が高いと思った。

攻略中は全く耳に入ってこないが最終フェーズでは2人が応援してくれる様子はとても嬉しいし、これまでのコンテンツでは味わえない感覚があった。

BGMの展開も期待を裏切らないクオリティだった。

始まる前は「消せない約束」(再生編4層前半)が最終フェーズで来ていつものオーケストラが最終か~、と予想していたがまさかのフェーズ4で流れてきてやや驚いた。
しかし、絶では初めてのバンドエディションの楽曲が最終フェーズに起用されてそれを聞いたら納得の選曲だった。

各フェーズの曲がとっても良くて今回は本当に楽しみながら毎日前進して攻略出来るコンテンツだった。
祖堅正慶にふるさと納税をしたい。

7.3の絶が漆黒ストーリーなら最終フェーズが「To the edge」のアレンジだったりするんすか?既に出ているアレンジが4:30だからこの予想は当たってほしい気もしたりしなかったり。

総じて、今回のコンテンツの仕掛けや演出には大変満足している。トーテムを回収しても周回する価値があると思う。

占星術師を選んだ理由

最後に今回のジョブを占星術師に決めた理由について触れたいと思う。
大きく3つある。

1つ目は、固定でお願いをされたから。
「占星術師が有利に攻略を進められるため」というシンプルな理由である。
正直自分自身は白魔道士でも占星術師でもどちらで攻略しても良いと思っていたので、リクエストされたジョブに着替えたということになる。
固定が早くクリア出来るためなら適正ジョブを出すし、消化や別の機会で出せばいいだけの話である。

2つ目は、占星術師は白魔道士の全てをカバーできるから。
火力面では言わずもがな、占星術師が圧倒的に勝る。
ヒール面では爆発的な瞬間ヒールは負けるものの、アビリティの豊富さで立て直しの手段は優れる。マクロコスモスがコンテンツ相性にピッタリである。
また、運命の輪が決定的な差をつけていて、これの有無で軽減プランも変わるくらいには存在が大きい。
白魔道士にも、アサイズに軽減やバリアを少しでも入れてくれれば使い勝手はイーブンに持ち越せるんじゃないかなとも思う。無いけど。

3つ目は、挑戦してみたかったから。
占星術師を自由に扱える様になったのは実はまだ最近のことである。
もともとは、ヒールワークが確立していて多少のオーバーヒールは許される過去絶で出して遊ぶくらいの練度だったが、ライトヘビー級零式の火力詰めを経験して大きくジョブの理解を深めることが出来た。
白魔道士のげんめろ」から「ピュアヒーラーのげんめろ」に成長できたと思っていたので、それを実践する意味も込めて占星術師での攻略を試してみたい気もあった。

実際に占星術師を出して見た最初の2~3日は「今の場面は、白魔道士だったらその場でヒールワークが組めて何とか出来たのにな」というようなケースも多かったが、絶もうひとつの未来を通しても占星術師として大きく成長出来た気がして、攻略後半ではオリジナルのヒールも咄嗟に組めるように引き出しを多く手に入れることが出来た。

結果として占星術師でクリア出来たことは大きく自分の成長を感じることが出来て嬉しかった。消化で白魔道士を出すことも検討したが軽減プランが上記通り変わる見込みがあるため当面は考えていない。あとシンプルに難しそう。

さいごに

弊固定は19日間、約56時間の活動でクリアをすることが出来た。
毎日継続的に攻略することで予習復習を全員で共有しながら着実にクリアを目指した。

焦らずに冷静に一つ一つギミックの解像度を上げていくことで消化を見据えた安定感を想定した練度を獲得することを目標に努力した。

これからやや長い消化期間を旅することになるが、丁寧に安定を意識して毎週クリアしていきたい。

次回は7.2零式について書くかもしれないし他のことで書くかもしれない。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
これからは白魔noteではなくピュアヒノートとして更新していくかもしれない。
ダサかったら他のネーミング教えてください。

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