白魔道士が絶アルテマウェポン破壊作戦を振り返る
はじめに
約1年近く前の出来事になるが、白魔道士で絶アルテマをクリアした。
自身としては初絶で、「絶」というコンテンツのギミックの濃さやヒールの大変さを実感した大変有意義な経験となった。
やや忘れかけていることもあるが今後もチャレンジしたいコンテンツでもあるので書き残しておこうと思う。
処理法としては、「基本みんとっと学、乱撃マラソン」といったところか。
タイタンのジェイルは通常処理(自殺式ではない)のため一番難関だったが、ちゃんと正規処理で攻略できたのは嬉しかった。
自殺式もヒール難易度が上がるのでヒーラーとしてはチャレンジしたかったが、この処理法は野良でも流通しているのでいつでも挑戦は出来る。
※2024年6月、「新みんとっと式(ジェイル自殺式、乱撃TLB)」のヒールワークを追記。
ジョブ構成
DPSチェックが無に等しくなった現在、ジョブのバリエーションは豊富だと思うが、軽減を厚めにする目的でレンジ2構成を採用していた。
タンク枠に70レベル最強のガンブレイカー、キャスター枠に同じく最強の召喚士を採用したことで、多少落ちても余裕な構成(むしろ手を止める必要が出てくる)になった。
MT:ガンブレイカー
ST:ナイト
PH:白魔道士(筆者)
BH:賢者
D1:忍者
D2:吟遊詩人
D3:踊り子
D4:召喚士
各フェーズの感想とか
フェーズ1:ガルーダ
初見はタイムラインの濃さを実感して少し驚いた。当時攻略していた煉獄編零式と比べると、最初はヒールタイミングが繊細だったりGCDを止めてでも移動を余儀なくされたりと違和感もあったものの、慣れてくると火力を出すことよりもヒールすることを優先できると思ったので現行零式よりはややハードルが低く感じていった。
ガルーダのギミックに関してはフェザーレイン(いわゆる「オギャア」)を避けさえすれば死ぬ要素が無く、ヒーラーも目玉ギミックの低気圧ドームのカウンターヒールが難しいだけだった。
後のフェーズにも共通するが「減ったら全部戻す」を繰り返していれば何てことないコンテンツと感じた。
特に火力に関しては余裕だったので終盤は軽減などのリキャを待つ間、全員にリジェネを配って遊んでたりしていた。
白魔道士としては、エアロラの更新とアサイズを適宜打つことを忘れなければ及第点に到達してそう。
フェーズ2:イフリート
ここもガルーダ同様にヒールもさほど難しくはない。ヒーラーに付与される「灼熱」デバフの処理が独特のため、その間合いや距離感は慣れる必要があるが慣れたらそこまで。
灼熱が付くとイフリートから遠くなるため攻撃が入りにくかったりするがDOTダメージも結構痛いので自分へのリジェネや中央ターゲットでケアルガを入れるなどヒールに徹しても良い。
強攻撃もタンクがそれぞれ無敵処理をしてくれたおかげで十字突進を見切るだけのギミックと化した。
フェーズ3:タイタン
最初にして最大の難関。とにかくジェイルが難しかった。
優先度は自分が最下位をいただけたので自分が対象者なのかどうかを判断すればよいものの、ホールインワンするための初期位置や移動、誘導するために外に行くことやジェイル爆発後に移動が遅れて汚泥を踏むなど、あらゆるミスをした。
ヒールに関しては70レベルで持っているアビリティを地震ごとに順番につかうことでメディカラやメディカを詠唱することで簡単にケアが出来るので難易度はそれほど感じなかった。
とにかくジェイル、消化もジェイル。ジェイルゲー。
フェーズ4-1:ラハブレア~アルテマ(追撃)
LBフェーズは賢者さんが担当だったので自分は本当にすることが無かった。
申し訳程度に魔導ビットやラハブレアにエアロラを撃つくらい。
アルテマの詠唱後のもぐもぐタイムは時間がたくさんあるので適当にヒールして開幕に備えた。
追撃もヒーラーだからと言って特にすることが多いわけではなく、運動会ギミックを皆と同じ場所に避けるだけで、タイタンの地震のタイミングでカウンターヒールを入れながらフェザーレインを避けることが忘れると大変なくらい。
あとはタンクが常にAAを受けたり色々痛いのでリジェネはなるべく継続させた。
フェーズ4ー2:アルテマ(爆撃)
個人的にヒーラー最難関ギミックだった。
やっていることは単純であるが、タンクのHPをケアすることや、全体攻撃が重なるのでヒールを厚く入れることが求められながら、灼熱付与がされるか否かで動き方が変わるイレギュラーが発生するので、2通りの処理をマスターする必要があり、特に難しく感じた。
灼熱が付与されない場合は、皆と同じ動き方で避けて大丈夫だが、付与された場合は自分で安置に行くという緊張感があった。
また、メソハイ処理も自身が行わなければワイプとなるプレッシャーもありなるべく自分は灼熱が付きたくないと思いながら毎度このフェーズを迎えていた。
灼熱は意外と最後まで残っているので自分の役目が終わって早めに合流しようとすると大変な結末が待っているので注意。
フェーズ4-3:アルテマ(乱撃)~最後
乱撃はマラソンだったから動き方や距離感をつかんでしまえば簡単だった。
特にジェイル対象になったら勝ったも同然。
処理後の全体攻撃や玉取りあたりは、とにかくヒールを無限にしていた記憶だけある。特にMTケアは大事だったので慎重にヒールした。
最後の三蛮神フェーズは「ギミック自体は簡単だが、緊張感で極限まで難しくしている」絶恒例の最終ギミックを初めて実感できて嬉しかった。
コールを聞きながらAoEを避けて全体攻撃を受けたらヒールを集中するだけの簡単な作業が、実地だと本当に手が震えて緊張した。
クリアしたときは、「これが絶か…!」という感じの喜びがあった。
色んな絶を経験してきたが、やはり初めては嬉しさが他とは違った。
最終バーストでは薬を割る話もあったが、とにかく詠唱ヒールを多用するのでヒーラーは極力「スーパーエーテル」を飲んで幻薬に手を出すことはなかった。
固定リーダー曰く、「(ノーミスによる)時間切れは全部DPSの責任」が絶アルテマらしい。
新みんとっと式攻略法の感想
フェーズ3:タイタン(ジェイル自殺式)
この攻略法の出現によって、絶らしいギミックがほぼすべて消えてしまった。
処理法はみんとっとさんの動画を参照。
ジェイル対象者がランダムに付与されるという難点を、蘇生が出来るヒーラー2人とキャスター(召喚士か赤魔道士)が必ず選ばれるようにSTとD1~D3が全員開幕の重みで死ぬという方式である。
ILシンクや食事の大幅緩和によって火力に余裕があるため成立している。
尚、ヘイト1位のMTはジェイル対象から免除される。
ジェイルが選ばれた付近で蘇生対象者は生還しておく。
ヒーラーとしては激震の間に詠唱ヒールを重ねてHPを全力で戻す。
正直、めちゃくちゃ簡単になった。
(今このギミックが作られたら、死体にもジェイルが付与されそうだけど…)
フェーズ4-3:アルテマ(乱撃TLB)
マラソンをするところを、タンクLB3を使用してエラプを全て踏んでギミックを無視する方法。
力技の暴力。
こちらもみんとっとさんの動画で予習することが出来る。
従来ではジェイル対象者がマラソン途中で離脱したり、マラソンの角度によっては自分が悪くなくてもガルーダやアルテマの攻撃を被弾したり、事故が多いフェーズであったが、これによってヒーラー以外の全てのロールが極以下のギミックとなった。ヒーラー以外。
ヒーラーも無限に詠唱ヒールをして戻すだけなので難易度は低いが、相方ヒーラーがジェイル拘束されたり、爆撃以前でミスをして衰弱状態の場合はヒールが追い付かなくて力尽きる場合があるので、注意が必要。
白魔道士のスキル回し(ヒールワーク)
全部のフェーズに共通するが、「適当に詠唱ヒールで戻す」を徹底していれば何とかなる。もちろん処理法が変わってくれば厳しくなる場面もあるのでそこは要予習や固定の相談で決めると良い。
ヒールを考えるよりもギミックを考えることに時間を使わせてもらえる良いコンテンツと思う。
フェーズ1:ガルーダ
開幕ミストラルソング後にアサイズ
スパイニー発生あたりでSTにリジェネ、ベニゾン
低気圧ドーム発生に合わせてアサイラム、ケアルガ
エリアルブラストにメディカラ
メソハイ処理をするDPSにベニゾン
フェーズ2:イフリート
灼熱付与後に、対象ヒーラーにリジェネ
中央付近のプレイヤーにインドゥルゲンティア、ケアルガ
十字突進処理後、イフリート中心にアサイラム
灼熱付与後に、対象ヒーラーにリジェネ
フェーズ3:タイタン
タンク強攻撃に合わせてリジェネ、ベニゾン(毎回)
地震に合わせてアサイラム、インドゥルゲンティア+メディカラなど
ヒール漏れがいたらソラスを差す
フェーズ4:アルテマ
魔導レーザーに対象タンクにリジェネ
地震に合わせてアサイラム、メディカラ
全体攻撃に合わせてケアルガやメディカラ
爆撃の重み捨てにインドゥルゲンティア、迅速魔、ケアルガ
爆撃の灼熱付与時は相方ヒーラー対象にケアルガ
紫玉処理中にケアルガ、MTにベネディクション、リジェネ、ベニゾン
三蛮神中は敵視タンクにリジェネを入れておく
新・白魔道士のスキル回し(ヒールワーク)
フェーズ3:タイタン(ジェイル自殺式)
タイタンが飛んだタイミングでメディカラ
安置に移動したら迅速魔、レイズ(通常はD1が多いが要確認!!)
タイタンの足元に行きエアロラ
パッチ7.0になったらエーテリアルシフトを使う
ジェイル処理が終わったらアサイラムを設置、アサイズを入れる
インドゥルゲンティア、メディカラ、メディカを入れる
フェーズ4:アルテマ(乱撃TLB)
アルテマが消えたらメディカラ
TLBが入ったら堅実魔、アサイラム
インドゥルゲンティアを入れてケアルガを連打
不安であれば迅速魔を使いカウンターヒールする
ジェイルが出たらアサイズ使用
ランスラを避けたらメディカラ、ガルーダを避けてケアルガ
さいごに
初絶となったアルテマは6日間の活動(24時間)でクリアした。
クリア済の方も参加して下さり、絶の進め方やヒールの難しさを改めて知りながら、固定として攻略する楽しさを詳しく知ることが出来た。
全部の絶の感想を書いた後に、白魔道士目線での絶難易度ソートをしたいと思うが、恐らくこのアルテマが一番オススメになると思う。
極や零式よりテンポの速いギミックを処理することが求められつつも、要求火力が低く、ヒールも猶予時間が長い(=ギミックさえ出来れば手が止まってても多少は成立する)という点が、オススメする大きな要因になると思う。
振り返ってみればトーテム所持数が五絶で一番少ない事態が発生してしまったので、近い将来もう一度クリアしに行くと思う。
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