白魔道士が絶アレキサンダー討滅戦を振り返る
はじめに
絶アレキサンダー討滅戦をクリアした記録である。
ヒールワークとか、ギミックの考え方とかを残しておきたく記事にした。
個人的に全ての絶を攻略してきた中で最も完成されている、美しい絶だと思う。絶対にもう一度攻略しに行きたい。
後述するが、初絶にもおすすめ出来るし、とにかく楽しい。一度は挑戦するべき高難易度コンテンツだと思う。よっぽど、暁月零式よりも楽しいんじゃないだろうか。
その時に振り返るためにも、忘れないうちに文章化しておこうと思う。
ジョブ構成
MT:暗黒騎士
ST:ナイト
PH:白魔道士(筆者)
BH:賢者
D1:侍
D2:召喚士
D3:踊り子
D4:黒魔道士
ボスの魔法攻撃が多かったり、キャスタージョブの火力がそもそも高いという点を鑑みて、キャス2構成で攻略した。
遠隔を増やすことで、緻密な動きが要求されるジャッジメントナイサイなども若干の余裕が生まれると思うので、個人的にはおすすめな構成である。
攻略の処理法は、基本ぬけまる(サイコロ1211、断絶ハムカツ)みたいな感じだった気がする。
各フェーズの感想とか
フェーズ1:リビングリキッド
ペプシマン。絶アレキというからには機械チックなボスしか出てこないと思っていた矢先にいきなり水が出てきたからびっくりした。
挑戦段階だとこのフェーズがめちゃくちゃ難しく感じて、心が折れそうになった。
全体攻撃も絶に相応しいダメージな上に、急に分裂して2体のHPを均等意識をしながらそれぞれのタンクのHPもケアしなければならず、最初からヒーラーの負担が多すぎると思った。
しかし、DPS陣もヤークトドールのHPを削ることに神経を使っていたのでお互い様といえばそれまででもある。
絶あるあるだが、装備を壊しまくりながら慣れていくことで雑談しながらでも越えれるくらいには安定するのが面白いところ。
そんな冒頭のフェーズを台無しにする弊固定のモンスターを紹介しておく。
※流石にホーリーは正気でやったていたら解雇されていたと思う。
火力の高い固定だったので最終の連続攻撃を見る前に押し切ってサイコロフェーズに安定して到達していた。
サイコロは直近の零式などが模倣したギミックがあるおかげか、苦戦せずに理解して処理することができた。1、2番がつくと全力疾走になるから大変だった。
フェーズ2:ジャスティス&チェイサー
ジャッジメントナイサイ。
これに尽きる。
処理法や動き方はほぼぬけまるさんの動画に準拠しているので、PHである自分はほとんど動かずに、天獄4層後半のカロリックセオリーかと疑うレベルで微動だにしなかった。
同じくあまり動かないMTと暇だと語り合った日もあった。
ジャッジメントナイサイについては、固定のそれぞれの動き方や習性が理解出来たら事故も減るので試行回数が増える度に安定する楽しいギミックと感じた。
これを野良でやったり、複数固定でやったりしている人は凄いと思う。
DPSチェックも慣れてくると早すぎて困るレベルには緩かったので、基本的に自分は両方にディアを入れながらほとんどジャスティスを攻撃していた。ただ、タンクへのヒールは個別に差し込む必要があるのでそこは全絶を通しても斬新なヒールチェックフェーズだと思った。
フェーズ3:アレキサンダー・プライム
時間停止から始まるエモいフェーズ。
絶でもお馴染みの運動会→木人を繰り返すパートになっていて、最大難関とも言われる断絶が待っているフェーズである。
それに加えて時空潜航のマーチが最初の難関だったりする。
このギミックを成功した後に付与されるエニグマコーデックスのバフは凄い面白い仕掛けだと感動した。
断絶は、天獄零式4層のサイコロフェーズとやっていることは似ているので予習やイメトレがとてもやりやすかった。
これは天獄を攻略する前と後では大きく体感難易度が変わってくると思う。
(というか、零式で絶を模倣したギミックするなよ…)
全てのギミックでヒールが厳しい印象があって、80レベルの白魔道士のリソースを丁寧に考えながら使っていかないとヒール不足で落としてしまう可能性もあるので、そういった視点から見てもこのフェーズはやり甲斐があると思う。
時間停止の直前に薬を割ってヒーリングリリーとブラッドリリーがフルスタックの状態で準備万端の際に、ジョブ名は敢えて伏せるがアン・アヴァンによって無に帰せられた恨みは計り知れない。
お決まりのタンクLB直前の時間稼ぎでもリリーを溜めたかったり、カウンターケアルガをしたくて調整してもらったのも良い思い出。(カウンター成功率30%くらいだった)
フェーズ4:パーフェクト・アレキサンダー(最終)
特別演出から始まる最終フェーズ。
攻略動画や配信動画で見ることは多々あったが、自身のモニターで見れた時はやはり嬉しかったし興奮した。
これも絶あるあるで、ギミックの難易度自体はこれまで経験してきたフェーズより簡単だが、緊張感が難易度を底上げしている感じが凄い伝わった。
目玉ギミックである未来観測は、フェーズ3で獲得したエニグマコーデックスのおかげで自分に降りかかってくる未来のギミックを見て適切な安置に行くという仕組みだが、発想も演出も全てが素晴らしいと思った。
静止命令と行動命令で泣きを見る場面もあったが、全員同じ処理をする点と、安置や親のコールを分散出来た点が、固定メンバーのおかげで難易度を下げることができたと思う。
最終ギミックの聖なる大審判は、攻略当時は即座に安置を見つけることができなくて固定メンバーのコールを100%頼っていた。
振り返ってみたり、落ち着いて見てみれば簡単に見つけられるので次に挑戦するときは自分がコーラーになっているかもしれない。
また時間切れ詠唱の時の牢獄は、全員が一度は見るべき。と言う意味が理解できた。全員が一度は見るべき。
ノーデスならば、未来観測中に自分の処理方法を見ながら少し手をとめたスキル回しをしていても余裕なくらいには緩和されていたため、ギミック重視で攻略して安定してクリアを重ねることが出来た。
そういった点からもこのコンテンツは非常におすすめできると思う。
白魔道士のスキル回し(ヒールワーク)
どの絶記事にも共通することだが、飽くまで弊固定でのヒールワークになるので、相方ヒーラーや固定メンバーとの軽減を打ち合わせた上で参考にしていただけたら何よりである。
フェーズ1:リビングリキッド
カスケードにカウンターでアサイズ(※)
プロティアンウェイブ着弾前にテンパランス、アサイラム
着弾後にSTにベニゾン、D3にリジェネ、
中央移動でインゲン、メディカラ、ラプチャー
スプラッシュにカウンターでケアルガ、ラプチャー
プロティアンウェイブ2回目着弾前にD1にテトラグラマトン
※このタイミングでアサイズを入れると、ヤークトドール処理中にリキャストが回らないので、脳死で入れてワイプするミスを無くすことができる。
フェーズ2:ジャスティス&チェイサー
大前提として、MT、STに常にリジェネを入れておく
チャクラム回避前にアサイラムを中央設置
フォトンにインゲン、メディカラ、ラプチャー
火炎放射後の水頭割り対象にケアルガ
タンクへのフォトンにケアルラ、テトラグラマトン、ベネディクション
とにかくSTが痛いので、STへのヒールを最優先に行う。
フェーズ3:アレキサンダー・プライム
神罰の熱線(1回目)でアサイラム
時空潜航のマーチの間にインゲン、ラプチャーを全て使いヒールする
神罰の熱線(2回目)でテンパランス
次元断絶のマーチの移動前にメディカラ、カウント前にアサイズ
3体フェーズはテンパランス、アサイラム、インゲン、ケアルガなど所持しているリソースを被らないように使いジャスティスのバフが増えたら迅速ケアルガも仕込む
プライムを削り切る前にブラッドリリーを用意して、カウンターケアルガ
フェーズ4:パーフェクト・アレキサンダー(最終)
静止(行動)命令後の頭割り(または散開)にテンパランス、アサイラム
未来観測βの詠唱後にテンパランス、アサイラム
聖なる大審判にインゲンラプチャー
タンク強攻撃やAA対策でベネディクションやベニゾンを使う
さいごに
今回の絶アレキサンダー討滅戦は、9日間(25時間程度)でクリアすることが出来た。過去絶である点、クリア済が固定内にいた点を踏まえて妥当な時間だったと思う。
演出がとにかく精巧で、ギミックにおけるDPSチェックやヒールチェックも理不尽では無いものの、ヒールや軽減のリソースを計算しながら攻略しなければ行き詰まってしまうコンテンツ設計を含めても特に完成された絶コンテンツであると思う。
白魔道士という目線で考えても、80レベルの軽減スキルはテンパランスとディヴァインベニゾン1スタックのみであり、これを基準に軽減を組まなくてはいけない。
また個別にヒールを入れる必要が多かったり、ケアルラなど普段は使用頻度の低い詠唱ヒールも必要なので、そういった点も絶らしいプレイができるコンテンツだと思う。
フェーズ数も暁月絶と比較すると少なく、各フェーズの所要時間も2〜3分程度のため日進月歩で攻略しやすいコンテンツという点を踏まえて、初絶でも十分挑戦する価値があるはずだ。
きっと別ジョブで絶アレキサンダー討滅戦に挑む日が来ると思うので、そのときはこの経験を思い出しながら臨みたい。
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