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「ボンバーマン'94」ハルちん平成ゲーム史Reboot!14

PCエンジン時代もどんどん消化してきました!どんどん行きましょう。
次は、「ボンバーマン'94」ですね。

パッケージ

①概要

本作は、爆弾を設置して戦うボンバーマンシリーズのPCエンジン版の第3作です。今回から、後のシリーズにも登場するルーイが初登場します。いきなりこの可愛いペットを作ることができるなんて、素敵過ぎますね。
ボンバーマンといえば、対戦こそが真骨頂であるとはおもうのですが、まずはストーリーモードの説明から!

悪の支配者バグラーがボンバー星の精霊のパワーを奪い、ボンバー星を5分割するところから始まります。

パカッ!


それぞれがバグラーの手下が支配するステージになってしまっていて、名前がモリモリの森やアチアチの山とかの分かりやすい名称になっているのが特徴です。
だいたい1ステージに4面くらいあり、その面にバリア装置に捕らえられている精霊のかけらが1つあります。
そのかけらを全て集めるとステージクリアなのですが、そのバリア装置を解除するためにアンテナのようなオブジェをその面の指定数破壊しなくてはいけません。全て破壊してバリア装置のかけらを取れば面クリアです。

オーブを壊して、中央のゴールへ向かう。


そして、かけらを全て集めると現れるボスも中々に印象的です。
最初のボス、さるとバナナッハから面白いです。リモコンを持った猿がバナナ型ロボを操作しており、さるには素早くて爆風が当たらないからバナナッハをなんとか破壊しなければならないやつです。

バナナを操作するサル。かわいい。


基本ボスは大型で、どんな攻撃を繰り出してくるか毎回楽しみにしながらも、震えながら戦っていました。

②思い出

私自身も何度も繰り返し遊んでいましたね。
初めからやると大体4ステージ目のクラクラ城にて、視界が白ボンの周囲数マス分しか見えない面に苦戦して、やられることが多かったです。
ある程度やり直してラストステージのバグラーの基地までは何度かいった記憶はありますが、道中やられて悔し涙を流していた覚えがあるので、恐らくバグラーに勝った事はないと思われます。

また、水中のステージだと爆風が水流みたいになったり、上手く爆風を当てると樽を転がして敵を一掃できる仕組みなど、ステージギミックが割と豊富で印象強いですね。
後はボンバーマンではお馴染みのパスワード5656を使うと、クラクラ城の2面あたりから始められました。初めからやるのが面倒な時はよく使ってました。

③対戦モード

次は対戦面ですね。
ステージとしては後の作品でもお馴染みのいつもの、コンベア、矢印床、火力マックスもありつつ、なかなか珍しい画面効果を使った波の揺れがある水中、かまくらに隠れられる南極、更に隠れるところが多いジャングルなどがあります。

対戦形式は変わらないですね。正方形に網の目状にブロックが置かれ、他の所に破壊できるブロックの中のアイテムを活用して相手を爆風で倒す、という感じでしょうか。
乗り物枠はルーイですね。ブロックの中にある卵に触れるとランダムでいろんな色のルーイに乗ることができます。ルーイに乗っていると一度爆風を食らってもルーイが消えるだけで一度だけ命が助かります。
また、色によってそれぞれ能力があるのですが、黄色は破壊できる方のブロックを蹴って前に押し出すことができます。ブロックが前のブロックに当たると、そのブロックも前に進むので、連鎖的に押し出すこともできます。
緑はお馴染みのダッシュ能力です。速いですが、壁にぶつかるまで止まれません。
紫はジャンプできます。ブロックや爆弾、爆風を飛び越すことができるので、この子が最強のルーイと言えます。
青は爆弾を蹴っとばせます。アイテムのボムキックと違い、跳ねるように蹴飛ばすので、その前にブロックや爆弾があっても窮地を脱することができる、いいこです。
そして最後のピンクですが、なんとこの子、踊るんです!ただ、踊るんです。それだけです。効果は無しです。
大体他シリーズだとピンクがジャンプ能力で最強候補になるんですが、珍しく無能ルーイにあてがわれています。かなしいね。

それと、もうひとつの94の特徴として、対戦のプレイアブルキャラの外的特徴が面白い点です。
ボンバーファミリーというらしく、下画像にいる多種多様の見た目のボンバーマンを使うことができます。

数いる仲間たち。まだまだいるよ!


なお、見た目だけで全員同じ能力なので、キャラ選びで乱闘が起こる危険性はありません。ただ、コンピュータが使うと動き方が変わるみたいですね。なるほど。
僕はよく小さいチョビボンというのを使っていました。幼子として身の程をわきまえたキャラ選択をしていました。

それともうひとつ悲しいことは、当時わたしには対戦をする相手がいなかったという点です。周りの大人がたまに遊んでくれたときは良いのですが、ほとんどの場合コンピュータとひたすら遊んでいたので、腕前としては対人スキルはほとんどありませんでした。後のボンバーマンではよくカモにされていた記憶が…ウッ。

というようなボンバーマンとの触れ合いを果たした私のボンバーマン道は、割と最近まで続きます。その時のお話はまたその時にでも!
さて次回は、私の最もハマったパズルゲームの始まりですね。乞うご期待!

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