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「桃太郎伝説Ⅱ」ハルちん平成ゲーム史Reboot!12

そろそろお仕事始まってますか?
そんな事関係ねぇ!俺はゲーム史を更新するんじゃ!
今日はPCエンジンより、「桃太郎伝説Ⅱ」です。

パッケージ

①概要

当然前作もあります。前作にて、割と原作通り愛と勇気とお供達の力で鬼ヶ島の閻魔大王を懲らしめた後、桃太郎は爺婆のいる家に戻り、自らの力を封印し静かに暮らしていたところ、鬼ヶ島の奥地で地獄王という鬼の新リーダーが火の手を上げて世界征服を企む。再び桃太郎は鬼達をころ…懲らしめに旅に出る、というお話です。

さくまさんと土井さんのタッグでお馴染みの桃太郎シリーズの大元、和風RPGの金字塔ともいえる桃太郎伝説シリーズ。システムとしてはなるべく横文字は使わずにレベル→〇〇段、HP→体、MP→技、などと表す点が特徴的です。それと、敵や村人などがどこかで見たようなコミカルなキャラが多く出てきて、早く次の村に行きたくなります。

序盤の雑魚敵。こんな画面だったかな?


Ⅱになって前作と大きく変わったのは、仲間の数が数倍増えた点でしょうか。
前作はイヌサルキジの3匹がオートで戦ってくれるだけでしたが、それに加えて金太郎、浦島太郎、夜叉姫も操作キャラに追加され、更に笠地蔵やうんち、更にはあんな奴らまで…!?とどんどん仲間が増えていきます。
桃太郎の世界には御伽噺をもとにした村が多くあり、みんながよく知る物語の中を冒険できるので、親しみやすいと思います。

それとたまにあるギャグ戦闘も、レベリング必須の難易度の中での清涼剤として働いています。
例えば、赤鬼や青鬼が序盤に出て、ボスとして銀鬼金鬼を苦戦しながら倒したその先に、金銀パールプレゼントの鬼とかいうのが現れ、懐かしのCMを思い起こしたり、またあおおにとかいう奴が、倒れるたびに「またあおーに!」と捨て台詞を投げるのにフフッとしたりします。

とも思えば、村は基本的に鬼に支配されており、想像以上に村人がエグい仕打ちを受けていて、ドン引きするシーンもあり、そういう面ではかなりバランスよくなっていましたね。

ただ先述したように、戦闘バランスはかなりキツめで、その時点での推奨レベルをセーブしてくれるお地蔵さんが教えてくれるのですが、普通に進めてもそのレベルにはなかなかならないです。1時間ほど村の周りの鬼を懲らしめまくるシーンがままあります。
後は道中にいる仙人から術を教えてもらい、旅の助けにできます。回復技のきんたんの術や、強力な一撃を打てるろっかくの術などがあります。
術を打つときは、大きな声で叫びましょう。ろっかくーーーーん!


②思い出

さて、幼少期にこんな高難度RPGがクリアできるわけもなく、当時は途中で挫折していたと思います。
何度もやられてはちょこちょこレベリングし、ゴリ押しでボス鬼を倒していっていましたが、あるダンジョンで一歩歩くと敵が出るドラクエの某ダンジョンのようなド鬼畜な場所があり、そんな中でつづら(宝箱の代わり)を全てあけるのは絶望的で、敵もインフレしていき、もう無理ーッ!!!となってやめましたと思います。

他にもねりあめ鬼とか浦島の村の鬼とかもゴリ押しでは難しかった記憶があります。基本的に浦島太郎が全体回復役なので、そこまでは回復のタイミングも難しく、せっかく仲間になってもレベル低いので回復する前に倒れて使い物にならないんですよね、浦島。

それと、武器防具の下取りシステムが面白かったなぁと思いました。どうせ古い武器防具は新しいの買ったら売るんだし、新しいのと古いのの売価の差額で買い物できるので、当時の僕はお得だなぁ!と思っていました。どちらかというと、便利だなぁ!が正しい反応だったんですね。

そして実は、PCエンジンではない別の桃太郎伝説2を後々クリアしているのです。今回はPCエンジン版のお話なので後半のお話も後々語ると思います。
次回は本当にマイナーすぎて、説明できないタイトルをいきますか…。

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