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「ゆみみみっくす りみっくす」ハルちん平成ゲーム史Reboot!30

今日の一本ー!
SSから、「ゆみみみっくす りみっくす」!

パッケージ

①概要

元はメガCDで発売されたゆみみみっくすの高スペック版で、前々作のDの食卓のようなアドベンチャーゲームになっています。
違いといえば、まぁ全く違うのですが…。
3Dで映画のようではなく、まるでアニメを見ているような進行具合で物語は進んでいきます。
主人公の吉沢弓美が学校で流行っている幽霊騒ぎの謎と夢で見るユニコーンのことを探っていると、夜の体育館で気を失ってしまう。
友人達に聞くと身につけているものが変わり変身したという。
重なりあう謎を解き明かすため、弓美自身が立ち上がる!

竹本泉先生が監督、絵コンテなど殆どを手がけ、総動画数7000枚、800カットを全てアニメーションさせる力技を2年の歳月をかけて作り上げた渾身作です。
1993年ですから、コンピュータで描く程の技術はなく、手書きのものをスキャナで取り込み、そこから着色、合成をして作り上げたそうです。

当時でも高クオリティで可愛らしいキャラクターが手を抜かれずに動く様はその後のアドベンチャーゲームよりも光るものがあり、紙芝居ではない美少女ゲームとして一見の価値アリです。
ほのぼのと始まった謎も、どう展開していくのか気になりますね。

画像を描けないし、貼れないのでゲームアーツさんの公式ホームページをば…

②思い出

さて、今作もそこまで本格的にやってないんですね。
ふと気がつくと、まるで18禁ゲームのような大箱のこれが置かれており、もちろん当時はそんなこと知りもしませんでしたが、シャイボーイの私としては人が見ている中このゲームを起動する事はできませんでした。
ハコに載っていた弓美ちゃんが気になって仕方なかった…!

ある時、誰かがやっているのを、心でキターッと思いつつ素知らぬ顔で近くに座り、見学に図りました。
最序盤の弓美ちゃんが朝起きるシーンから体育館で変身するシーンまでは見ましたが、その短時間でもドキドキするようなシーンが多くていそいそしていた記憶があります。
もちろん全年齢作品ですよ。

あんな大きな箱、無くすはずはないのですが、母さん、僕のあのゆみみみっくす、どうしたんでせうね。
これも今だからこそやりたい作品ですね。
幼い頃にやりたくてもできなかったゲームが、大人になってついに楽しむことができる。
そうです、まるでゼル伝やペパマリシリーズのような先見せシステム!人生において体験できるとは!
あの日の後悔を取り戻そうと思います。
さて次回は、またセガサターン!個人的トラウマゲーです!

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