『マンガでわかる 現代文重要単語[発展編]』、発売です!
アイデンティティ、コンテクスト、フィクション、ニヒリズム、オリエンタリズム……等々、大学入試の評論文に頻出する"カタカナ語"には、学術的な抽象概念を表すものがかなり多いんですね。
である以上、評論文を読解するうえで鍵になる、いわゆる"キーワード"となる可能性が高いということになります。
その語句について、「意味まで理解して覚えていればこそ、読めた! 解けた! そして受かった!」──ということが、おおいにあり得るわけです(逆に言えば……)。
したがって、こうしたカタカナ語は、できる限りたくさん自分の言葉としておきたい。
ところが、えてしてその表す意味は難解で、しかも、とっつきにくかったりするんですよね……。
それならば、ということで、漫画家の室木おすしさんのご協力をあおぎ、今回こうして刊行に至った一冊が、
『マンガでわかる 現代文重要単語[発展編]』(KADOKAWA)
なんです。
扱ったカタカナ語は、全部で100個!
それを、名言──すなわち文学の言葉、思想の言葉めぐるコラムを通じ、楽しく、あるいは興味深く読みながら理解できるんです。そして何より、室木おすしさんによる壮大なストーリーのマンガの面白いこと…!
第2部は、「文豪紹介編」。名言で紹介した作家のうち30人を厳選し、より詳しく紹介するコーナーです。気になる作家の作品は、ぜひぜひ読んでみてください。もしかしたら、"一生の一冊"に出会えるかもしれません。
もちろん、[基礎編]同様[練習問題]もあるので、理解するだけでなく、しっかりと定着を図ることもできます。
はばかりながら、あえて言わせていただきます。
室木おすし、小池陽慈『マンガでわかる 現代文重要単語[発展編]』(KADOKAWA)
ぜひぜひお楽しみください!!
こちら、ニャロメロンさんとの共著[基礎編]もよろしくお願いします!