圧巻のスケールで再始動!GiGO総本店グランドオープンを支えたマーケティングチームの裏側
GENDAのグループ企業であるGENDA GiGO Entertainmentが、2023年9月に「GiGO総本店」をオープンしました。「誰もが主人公になれる舞台」をコンセプトにした同店は、開店前から500人ものお客様が並ぶなどの盛況ぶりで、ニュースでも話題に。そんなオープンを裏で支えた中の一人である、GENDAのマーケティングチーム・坂田さんに話を伺いました。
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ー「GiGO総本店」のオープンは、2021年に28年の幕をおろした「池袋GiGO」の想いを継いでいることもあり、グループ内でも注目のプロジェクトでした。GENDAのマーケティングチームがそこに関わることになったきっかけを教えてください。
オープンの2ヶ月ほど前に、GENDA GiGO Entertainment(以下GGE)のチームから「お店の外の大型ビジョンを使って何か新しいことができないかな?」と相談をいただいたことがきっかけです。GENDAのマーケティングチームはテクノロジーを強みとしているので、その力を活かして面白いことができればと思い、プロジェクトが始まりました。
ー 具体的にはどのようなことから始めたのですか?
途中から加わったため、まずは状況の把握から始めました。当時は、オープン日や導入するゲーム筐体などは決定していたのですが、プロモーションについては特に方針が決まっていなかったんです。そのため、目的を整理した上で、GiGOアプリ(※1)を絡めた施策の立案や当日のイベント運営企画など、プランナー的な立場としてマーケティングチームが関わり始めました。
(※1)全国のGiGOグループのお店(アミューズメント施設)でプレイした履歴に応じておトクなサービスを受けられる、GiGOグループのお店公式アプリ)
ー 2ヶ月という限られた期間の中でこれだけの大きなプロジェクトを動かしていたとのことで、大変なことも多かったのでは...?
大変というわけではありませんが、頭をひねったポイントはいくつもありました。例えば、今回は場所や機器などのハード面が決まっていたため、プロモーションに一定の制約がありました。そのため、モノよりも見せ方・体験・位置付けのプロモーションにフォーカスしたんです。
具体的には「ゲームセンターの再定義をしよう」という方向性を提案し、「舞台として表現する」という方針をGGEのチームと一緒に作りました。
ゲームセンターって、プレイしている時はそれぞれのお客様が主役であり、「舞台」がそこにあるんです。これは、池袋という街自体が掲げる「人が主役のまちづくり」にも沿っていましたし、元々の施設の内装コンセプトとも合っていたと思います。
また、私たちGENDAのチームとGGEのチームでは、利用するコミュニケーションツールが一部異なります。そのため、できるだけテキストコミュニケーションを減らし、店舗に足を運んで顔を合わせて議論を進めるように心がけました。お互いの真意がしっかり伝わるように、細かなことも背景を説明したり、確認したりすることを意識しました。
ー オープンまでの間で、印象に残っているエピソードを教えてください。
やはりオープン初日のことは鮮明に覚えています。「12時オープンです!」の声がかかった瞬間、想像を上回るほど多くのお客様が入ってこられ、楽しそうに過ごしている姿を見て、本当に安心しました。プロモーションの力が全てではないと思いますが、一助になったかと思うととても嬉しかったです。
また、今回はインフルエンサーの方を約220人招いたイベントも実施しましたが、オープン前にも関わらずこれだけの方々が集まり、一斉に楽しんでくださるという事例はこれまでありませんでした。
ゲームセンターという業態はまだまだ可能性に満ちているなと感じました。
ー これまでのマーケティングの経験は、どのように活きたと思いますか?
今回はオンライン・オフラインのハイブリッドだったので、チーム全体でこれまでの経験をフル動員できたと思います。
私自身は、これまでデジタルの経験が中心だったのですが、だからこそオフラインと絡めたことがしてみたいという想い?がありました。
今回は、GGEのチームが持っているオフラインの知見や経験と掛け算になることによって、オンライン・オフラインを横断する立体的な取り組みが実現できたと感じています。店舗という明らかに実体を伴う場所を通して、フィジカルなコミュニケーションができたことはとても貴重でした。
ー 今回の経験を踏まえて、今後どのようなチャレンジをしていきたいですか?
前述のように、今回はハード面の準備がある程度できた段階で加わったため、「もう半年あったらこんなこともしたかったな」などと振り返っていました。
それを踏まえて、今度はお店や業態そのものを作るところから入れたらいいなと思っています。そもそも何を作るべきなのかを考えるところから入れば、出口であるプロモーションもさらに高い精度を目指せると思うんです。
GENDAやGGEにはその機会があるので、挑戦の機会が拓けているなと感じています。
また、今回のような大きなイベントを通して、アプリ会員の皆様により大きな楽しみを還元できることが実感できました。これからももっと会員の皆様に楽しんでいただけるような取り組みに挑戦していきたいですね。
ー 最後に、GENDAのマーケティング職に興味をお持ちの方に向けて、この仕事の醍醐味を教えてください。
まずは、本当に多くの挑戦の機会があることです。
マーケティングの方がキャリアを考える時、代理店にいると事業会社に行きたいと感じたり、オンラインを手がけているとオフラインにも携わりたくなったりすることがあると思います。GENDAにはそれらの機会が全てあります。マーケティングの役割が分業されているわけではないので、意図せずともキャリアが広がっていく環境です。
また、グループ企業の皆さんと協業することで、お互いを補完し合いながら大きな仕事ができることも大きな魅力の一つです。
例えば、GGEのみなさんはこれまで何百回もお店のオープンを手がけてこられているので、すでに足場をがっちりと固めてくださっている印象があります。自分たちはアミューズメント施設運営の出身ではないですが、マーケティングの知見や経験を活かしてサポートすることで、掛け算のように成功に導くことができました。
これからもお互いプロフェッショナルとして、チームで大きな楽しみを生むような仕事ができたらと考えています。
ー 坂田さん、ありがとうございました!
終わりに
GENDAでは、マーケティングポジションを募集しています。ご興味のある方は、ぜひご検討ください!
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