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RTプロジェクト 近況報告2022.11.1

 こんにちは!株式会社RTプロジェクトの清水です。久しぶりにnoteを書いてみました。沖縄感漂うトップ画の意味は読み進めて頂ければわかりますので、最後までお付き合い頂けたら幸いです。弊社は来年より改めてシードラウンドでの資金調達を開始しますので、この記事を開いてしまったベンチャーキャピタルのご担当者様や投資家様、是非ご一読ください!よろしくお願いいたします。

はじめに

 簡単にお伝えすると、弊社は名古屋市を拠点に活動している建設テックスタートアップで、建設・不動産業界における「現場調査(現調)領域」の課題解決を目指しています。現場調査って何?具体的にどんなことをやってるの?と思われた方はこちら⇩をご覧ください

2021年末〜2022年3月の振り返り

 2021年12月〜2022年3月の間、当時のトラクションを元にシードラウンドでの資金調達を行なっていましたが、残念ながらリードVCを見つけることができませんでした。その理由としては、
・可能性は感じるものの、ビジネスとしての成長性が不透明
・正規料金でのトラクションが出てから話を聞きたい
の2点が大きく、不本意にも決定打を見出せなかったことが原因だったと思います。
 その後は兎にも角にも、もっともっとユーザーと向き合い、火種をしっかり作ろうという方向性になり、ダウンロード数や案件作成数、MAUといった数字も結果的には大切ですが、まずがしっかり濃いファンを作り、マストハブ状態を目指すといったユーザーとの粘着性を重視してプロダクト開発を進めています。最新のアップデートについてもまとめてみました。

ユーザーの声を徹底的に聞く

 濃いファン作り、マストハブ状態を目指すために、改めてアーリーアダプターを中心にヒアリングを開始しました。ヒアリングに関しては、
・ダウンロードに至るまでの背景(課題や悩み、知るきっかけなど)
・ダウンロード後に感じたこと(良い点、改善点、要望など)

を中心に行いました。
 アーリーアダプターとその他のユーザーでは性質が大きく異なり、アーリーアダプターの意見のみを聞きすぎても良いくないかも、とも思いましたが、やっぱりこの方々なくしてはGENCHOは語れないということもあったので、割り切ってアーリーアダプターのみに絞り、徹底的にヒアリングを行いました。
 ヒアリングの中で頻繁に出てきたワードとして、デザインがシンプルでわかりやす!ちょうど良い!というものがありました。抽象的な2つのキーワードですが、ここを具体的にし、プロダクトに落とし込んでいくことで勝ち筋が見えてくるのでは?と考え、現在粛々と開発を進めております。もちろん都度フィードバックを頂きながらです。

GENCHOにおける効果

 現在のGENCHOのメイン機能は指示フォト機能自動報告書出力機能の2つです。1つ目の指示フォト機能は、現場情報としてとても重要な位置関係をアプリ内で簡単に構成し、共有することができるのが特徴です。今までLINEやメール、電話などの様々なツールを駆使して現場情報を共有してきましたが、GENCHOではそれらをアプリ内で簡単に共有することができるようになっています。2つ目の自動報告書出力機能は、指示フォト機能で位置関係の構成した現場情報をワンタップで資料化することができるのが特徴です。今まで時間をかけて作成していた元請事業者への報告資料やお客様への提案資料を簡単に作成できるようになってます。

この2つの機能を活用することで、ユーザー様からは大幅に業務の時間が短縮できた!というありがたいお声を頂けています。また私たちが想定していた通り、現場情報の整理の時間と共有資料作成の時間短縮に繋がっていることに対してはとても嬉しく感じております。具体的には現場調査業務1件あたり1~2時間ほどの削減効果が見込めています。

沖縄でGENCHOがアツい?!

 2022年2月に沖縄の不動産仲介管理会社 株式会社ライフコーポレーションがGENCHOを導入してくださいました。これをきっかけに沖縄のでユーザーが少しずつ増え、案件作成数や写真登録枚数も劇的に増えました。ここで重要なのは、自社内のみでの利用に留まらず、協力業者にもアプリをダウンロードを促し、積極的に共有を行っているというところです。これはまさに理想の利用方法で、これがGENCHOです!そして協力業者も自身が元請になった際に、同じように活用して下さっていることが更なる波及を生んでいるポイントです。
 現在の弊社の方針としては、火種が育ちつつある沖縄に注力をし、再現性を高めた上で横展開をしていこうと考えていますので、沖縄の開拓は非常に重要なミッションとなっています!
 簡単ではありますが、株式会社ライフコーポレーション、合同会社Y'z、クリーン沖縄の皆様のお声をご紹介させてください!

GENCHOを支えるヘビーユーザー様

最後に

 2021年末から2022年3月にかけて資金調達の動きを中心に行なってきたものの、良い結果が出ず、頭を抱える日々が続きました。何が足りないのか、どんなギャップがあるのか、など試行錯誤しましたが、目の前のユーザーの声や思いに寄り添い、そこに全集中することが最も重要なことだと気づくことができました。プロダクト開発に積極的に協力してくださるユーザー様がいるという事実、現調業務時間が削減できているという事実、そして私たちが成し遂げたい未来があるという事実、今ある事実と可能性を信じてこれからも着実に前に進んで行きたいと思います!
 少しでも弊社にご興味を持って頂けた方がいましたら、一度お話をさせてください。特に業務改善に課題を抱えているリフォーム会社・不動産会社のご担当者様、シード投資を行なっているVCの皆様と繋がることができたらとても嬉しく思います!また、以前お話をさせて頂いたVCの皆様、是非改めて進捗を共有させてください!何卒、よろしくお願いいたします。


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