嘘、本当

今現在、大きな影響力も、大した経験も持ち合わせていない我々。

声を大にしてどれだけの夢を謳おうと
「こんなことがしたい!」は風前の蝋燭の先のように
漂うだけ、消え行きそうな微かな灯り。

嘘か本当かで言うと、嘘の方に蜜月な関係のある言葉。展望。約束。

それでも言い続ける理由があると思う。
引き寄せの法則なんてことじゃなくて。

発する言葉はいつも、どんなことでも
未来があるなら、どれも嘘になり得る可能性は孕んでいる。

それを近くか遠くか、本当にするのが
発言する者の責務ではないだろうか。

嘘になってしまうこと。自発的か強制的か
いずれにせよそうなってしまうことは
悪いことではない。が。

いつだって、どんなことだって
殊更言うなら、本当にする覚悟で言いたい。
嘘を「吐かない」は大変難しいが
嘘に「しない」は時間をかけられるのだ
執行猶予。モラトリアムがついている。

だから、大事なのは「今」と「未来」だよ。
過去は塗り替えることは出来ないけど
終わらせなければ、辞めなければ
別の何かを添付させたり、その過去を残した何かに再活用できると思う。
スタートがゴールに直結するように思うようなことは沢山あるけど
きっと全部そんなことなくて、自分で選択できるものだと思う。
思い込みでもいいから。誰かの掌だとしても
「全部自分の決断だよ!」って言い切ってやろうぜ。