今現在、大きな影響力も、大した経験も持ち合わせていない我々。 声を大にしてどれだけの夢を謳おうと 「こんなことがしたい!」は風前の蝋燭の先のように 漂うだけ、消え行きそうな微かな灯り。 嘘か本当かで言うと、嘘の方に蜜月な関係のある言葉。展望。約束。 それでも言い続ける理由があると思う。 引き寄せの法則なんてことじゃなくて。 発する言葉はいつも、どんなことでも 未来があるなら、どれも嘘になり得る可能性は孕んでいる。 それを近くか遠くか、本当にするのが 発言する者の責務
酔っている。 酔っているからこそという話もある。 個人的に、あまり「酒の勢い」はあまり好きではない。 酒の力を、酔いの力を借りないと出てこない言葉は 別に、必要のない毒にも薬にもならない言葉だと普段は思っているからだ。 だけど、何だか今日は違った気がする。 メンバーとサポートも含めた サポートと言っても大事な1人の全員で 初めて酒を酌み交わしたわけだが 本当は素面でもいいからもっと深い話もしたかったけど 面白おかしくみんなでしっかり話して飲めた。 何より、話せたという
戻らない時間ってなんでしょう。 考えた時に、僕は真っ先にジュースの記憶を 無意識のうちに辿っていた。 どこかで誰かと遊んだ記憶とか もう別れたあの子と付き合っていた時間とかも まぁ同じく戻らないんだけど それって、もちろん本質はその「誰か」にあるとは思うけど 同じ空間を別の「誰か」で補ったりすることは出来る。 だから、寂しいけど人は上書きすることで生きている気がする。 そんなことの繰り返しなら、“戻らない” つまり、“もう二度と体感できないこと”はあるのだろうか。 そう
コロナ自粛が緩和されて早数ヶ月。 ここ最近、行く先々でいろんな出会いがある。 人生観として、運命はあくまで能動的なもので 全て自分の選択によって成り立っているので 運的な要素は一切ない。どんな結果になっても全部自分の決断の一歩先。 というものを持って生きている。 のだが 出会いの流れに関してだけは、受動的な要素があるのかなという気がしてきている。 もちろん、その場に足を運ぶのは自分。 ポケモンやってるときだってさ 手当たり次第にゃ出てこんでしょ。 草むら歩いてたから
等身大の自分を歌った曲とか沢山あると思うけど 最近、そういう歌詞を書きたくて 深く考えてみた。 割と気分屋な性格なので、その日によって すごくアクティブでポジティブな日もあれば ネガティブでしょんぼりな日 なーんにも考えてない日と色んな毎日が 僕ひとりの中にも存在する。 「等身大」ってひとつのような気がしてたけど その日その日によって違うんだなってことに 気付いた。 自分にとってのスタンダードはもちろん 背伸びをしてちょっと大きくなった自分も 膝を抱えて小さくなった自分
時々、自分と他の人を比べてしまうことがある。 すっごいサバサバしてる人。人にガンガンいけちゃう人。異性への手が早い人。順風満帆そうな人。 こんな感じで自分と真反対だなって人を見ると いつも、違うことを劣ってることだと思っちゃって凹む。 僕は割と、綺麗事で塗り固められた人間です。 ロマンチシズムを追い求めてしまうタイプというか、こうでありたいっていう拘りが、少し面倒くさい。 今どき、少し無礼で無神経な方が 上手くいったりするような気がすることもある。なんか周りの人にそん
クリープハイプのエッセイかなんかに 「1 Band , 1 Company」みたいな言葉があって それを割と胸に刻みながら活動をしてる。 各々が各々のパートを担当して、演奏が上手けりゃ、勝手に誰かの目に留まって売れる。 なんて、そんなシンプルな構造じゃないわけで。 自分が横いっぱいに広げた範囲から、肩外してちょっと増やしたところまで担当するのが バンドをやるってことだと思ってる。 プロモーションだとか、マーケティングだとか ぜんっぜん分からんけど、とりあえず手を伸ばしてや
バイト帰り、夜風が少し冷たい。 エアコンの設定温度が2度上がった。 寝床について聴こえる虫の音が 騒音から、心地の良い音に変わった。 夏ソングがなんだか耳に合わなくなった。 日が落ちるのが少しだけ早く感じた。 心が少しポッカリした。 小さい秋。
人生で最初に購入したCDは ONEPIECEの主題歌のCDだった気がする。 それまではTSUTAYAでレンタルしたりで 繋いでた。でも、そのCDはジャケットが イラストだったから買ったんだ確か。 昨今、ネット上に音楽があがって わざわざCDプレイヤーで音楽を聴くことがなくなったため、形骸化の一途を辿るディスク文化。 それでも、CDで欲しいってものはいくつかあると思う。コレクションしたいって人や、ジャケットが気に入ってるから!とか応援の気持ち!とか。 音楽との出会い方は様々
誕生日が来ると毎年恒例、同じ誕生日の友達の子から 「お互いおめでとう!」という内容の連絡が来る。 なんとなく2人でしみじみしては、二十歳から 2年も経ったという話に。 なんとなくこうやって振り返ってみると 二十歳って節目よりも、なんなら誕生日って 数字的に年齢1つ上がる日よりも 「学生が終わる」とか「就職」とか そういう社会的地位の変化の方が時間の経過を感じるねってなった。 その数日後、リリーフランキーの 「歳とるだけで人は成長しない。おっさんが大人びて見えるのは疲れてる
好きなこと、やりたいこと、目標 それに正直にまっすぐやってるから 「カッコいい」 そういう風潮がある。 間違ってるとは思わない。そういう人は尊敬できるしカッコいい。 人にそういう褒め方をしてもらえると嬉しい。 でも、ほんの少しだけ、素直に受け止められない自分がいる。 自分で思うのは何だか違う気がする。 人に思ってもらえるのは至極嬉しいことで そう思ってもらえるように愚直でいたいと思う。 だけど、それだけでいい筈がない。 好きなことをやってるからこそのプライド。踏ん張り
とてつもない飽き性な性格。 その代わりなんでも手出しちゃって やりたいこと楽しいことが溢れてくる。 このブログも始めて、なんとなくやらない時間が多かった。 飽きてたね。正直。 でも、またこうやって回帰出来るのは好きなものなのかなと思う。 好きなものやことにはグルグル戻ってくる。 人との関係はあんまそんなことないのが不思議ね。 でも、大人になったらいつかまた戻ったりするのかな。 好きな物事は、しっかり声に出して 好きだって言わないとドンドン風化しちゃうみたい。 言いすぎ
電車にいた子供のふとした会話。 「この電車ってどんだけスピード出てるんかな?」 「100万キロちゃう!?」 子供の頃ってなんであんなに「100万」とか言いたがるんやろね。 自分の思う「大きい」を自分の知ってる一番大きい数字で述べる。 どんなことでも自分の思う"最大値"が基準で 経験を重ねていくとそれが更新されていくし いつかそこが最大でなくなって 当たり前とか普通みたいなものになってくる。 それでもなんかを表現するときは 自分のその時の最大値を追求したいし 嘘みたい
雨ばかりが続く毎日。 低気圧ってやつはマジで兵器的なもんで 頭は痛くなるし気持ちは落ちるし モチベーションの弱点を理解してやがる インテリ系の中ボスである。 そんな中、スーツを着て面接に行ったり 課題に勤しんだり、ギターを弾いたりする毎日。 今は、人生の岐路です。分岐点。 周りの友達は個性的なやつが多くて 中々面白い人生を歩もうとしてる人がいる。 昔は、堅実にお金をたくさん稼げて仕事にやりがいを持って!!!なんて頑なに考えてたけど 今はどうだい。一変して先行き不安な道
音楽っていうものについて考えて 不意に泣きそうになるそんな夜があってもいいと思うんです
小さい頃はきっとなかったはず 時計をしてても、してなくても 手首をしきりに気にする癖 針の進み具合を気にしてる。 1日が長く感じた夏 瞬く間に陽が沈んでいた。 今では、沈んでからが本番で 瞬きがやけに増えた気がする。 どうしてだろう。必要なかったものが 今ではあんなに愛おしく思えるの? どうしてだろう。必要だったはずなのに 剥がそうと躍起になっても離れない。 新しく思いついた歌詞。 ふと、時計もしてないのに手首に目をやった自分に少し悲しくなって思いついた。癖。