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物事の視点

先日、社長がオフィスに来た時に、オフィスのトイレが汚かったので、責任者にトイレ掃除はいつ実施しているか質問をしていました。

責任者は「気付いたとき」と回答し
社長は「定期的に実施してないんだね」と返答
いくつかのやりとりがあり
社長が責任者に対して「君たちは何を目指しているのか」と質問し
責任者が無難な回答をした後で
事務員が「トイレは日常清掃をしていれば定期清掃は楽になる」と責任者へ提案していました。

このやりとりを聞いてどう感じますか?

私は物事の視点がことなると、話がかみ合わないんだなーと思いました。

責任者と事務員に聞き取りをしたわけではありませんが、この二人はトイレ掃除の話をしていますが、社長はトイレ掃除の話をしたかったわけではなかったと思います。
「君たちは何を目指しているのか」
この言葉がすべてを物語っていると思います。

小さなことができていない人間が大きなことを成せるはずがない。
たかが、トイレ掃除すら定期的に実施するルールを作れない、誰からも作った方が良いという意見が出ない、周りへの意識が低いメンバーが大きなことを成せますか?
余計なことに意識を削がれないために環境整備ができない人が仕事に集中して質の高い成果を出せますか?

こういった投げかけだと思うのですが…
責任者からトイレ掃除を定期作業の整備をしますとか、事務員から日常清掃の話が出て、レベルの低い話をしているような気がして残念に感じました。
物事の視点を間違うと、学びの多い教えもチープな指摘に終わってしまうわかりやすい事例のように思います。

社長の言葉が彼らに届く日は来るのか…

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