B2Bフィンテックの砂漠で #3 - さらなるインパクトを求めて
金融マーケットインフラ・オタクのゲンです。ChatGPTもo1がリリースされ、AIもさらに賢くなってきました。
そんな中で「B2Bフィンテックの砂漠で」シリーズ#1、#2を書いてから時間が経ってしまいましたが#3を書くときが来ました。
Snowflakeへ
やっといくらかの人には直接会うこともできお伝えできましたが。この度AI・データクラウドのプラットフォームSnowflakeのインダストリー事業開発本部を立ち上げ、金融インダストリー総括部長に着任いたしました。
でも会った人には言っていますが、こちらの
という僕個人のミッションは全く変わらずです。
B2Bフィンテックの砂漠
B2Bフィンテックの砂漠はまだまだテクノロジーが業務フローを繋げられていないマニュアル業務が広がる砂漠です。金融の業務フローはとても複雑で、また高度なセキュリティ、コンプライアンスの機能を必要としてるためにシステム化できていないフローも多くまだまだエクセルシートがメールでパスワードZIPかけられて行ったり来たり、などということがまだまだたくさんあります。
金融市場の取引フローなど一つの取引だけでも参加者(金融機関や企業)が多く、こんなに複雑(以下の図参照)。
前職でもこのような複雑なフローに関わり、チャットでデジタルに繋がりチャットが基幹システムと連携をしヒトの業務を機械がサポートしてくれる姿などを作っていました。ただ、まだ巨大な金融の砂漠にいくらかの道を作って街と街を繋いだ程度に過ぎません。
Snowflakeに移ってからも引き続き金融市場のフローだったり、データの動き、金融と企業の繋がった顧客体験の作り方、などなどに関わっており、今まで以上一緒に仕事をしてきた金融のイノベーターたちと引き続き仕事をするケースも少なくありません。
そんなことで自分の今回のSnowflakeへのキャリアの動きは
と表現しています。
データの流動性の必要性
SnowflakeはAI・データプラットフォームであり、金融で解決できる一番の大きな問題は「データの流動性」だと思っています。エクセルシートがメールで行ったり来たりするのは、システムがデータの流動性のニーズに対応できていないからです。オンプレにある多種のデータは他のシステムとの連携やデータの共有が必要なのに、現時点ではシステム的にはそれが可能でなくヒトがマニュアル作業でエクセルシートを受け渡す、という作業でデータの流動性の問題を解決しています。
以下の記事のカルチュア・コンビニエンス・クラブと、三井住友カードの事例なども企業をまたいだデータの流動性のニーズをSnowflakeのデータ・プラットフォームを活用してシステム的に解決する例です。
このようなデータの流動性の問題の解決、そして金融でのデータ活用・AI活用等どんどん進めて巨大な金融の砂漠にでっかい繋がった街🌇やオアシス🏝️を作っていこうと思っています。
福岡で登壇します!
そして早速ですが10月8日(火)に福岡のF CUBE INNOVATIONのイベントの第一部で名だたるフィンテック企業の方達とともにSnowflake登壇します。お近くの方たちは是非!
福岡は以前から国際金融都市としての成長がとても期待されるので僕も個人的に応援しています。金融、テック、インターナショナルな人材の流動性が存在する素晴らしいコンパクトシティ。ある意味こちらにもB2Bフィンテックの砂漠内の小さなオアシス🏝️が形成されつつあります。
F CUBE INNOVATIONのイベントは2022年の第一回の時に前職で登壇しているので既に2周目です✌️。
(あとがき)フィードバックも金融業界の効率化などの仲間も募集しております
こんな目線での金融業界の効率化など一緒に仕事をする仲間は常に探しています。
意見交換をしたい、一緒に仕事をしたいなどお声がけしていただければとても嬉しいです。こちらどちらからコメントでもフォローもよろしくお願いいたします。
・ツイッター:@gen0707(フォローしていただいたら感激です)
・LinkedIn:Gen Uehara(是非コメントつきでコネクションリクエストお送りください)
・Eight:上原 玄之(コメント付きで名刺交換大歓迎です)
・Facebookも同じ名前でいます。
Snowflakeでも常にhiringしています、情報はこちら。アドバイスなど必要であれば教えてください。
では楽しい世界をみんなで頑張って築き上げましょう!
(注:サムネはAI様に生成していただきました🤖。)