自己紹介(改訂版)
自己紹介
はじめまして。現在、WEB制作会社様を通じて、中小企業様のウェブサイトの文章を執筆させていただいております、明野玄(あけのげん)と申します。
シナリオのお仕事用の自己紹介を用意しましたので、お仕事をご依頼いただく際の参考にしていただきたく存じます。
なお、お問合せに関する詳細及びポートフォリオは下の記事に掲載しております。
業務上のやりとりについて
まず業務上のやりとりについてですが、基本的に「社会通念上守るべきとされるルール」に則って行うことを誓います。ここで言う「社会通念上守るべきとされるルール」とは以下の通りです。
法令、倫理に反する行いは、双方、厳に慎むべきものとする。
情報漏洩、私信の公開、虚偽の風説の流布等の背信行為についても、双方、厳に慎むべきものとする。
明らかな不当契約を提示しない、受けない。
反社会的勢力や実態の不明な団体とは取引しない。
業務の取り決めは口約束を避け、メール等双方に証拠が残る形で行う。
極力締め切りは守る。不可抗力や事件、事故、急病などで不可能な場合はその旨をできる限り伝える。
双方合意のもと決定した業務内容を無断で変えない。
当該コンテンツの性質を無視して自分自身のクリエイティビティを必要以上に盛り込もうとしない。
意見や提案をしなかったことについて、「実はあのときはこう思っていて」等の後出しをしない。
飛ばない。
ライター特有の事項も含めて書きましたが、概ね世の中のほとんどの仕事に該当する内容かと思います。これらの常識が双方にあること、商取引における信用を軽視しないことは、クリエイティブな仕事であっても当然守られるべきものでしょう。
翻って、クリエイターの中には常日頃から自分自身の承認欲求を最優先するような振る舞いをする方もいらっしゃいますが、そのような振る舞いは多くの業務において「勘違い」「一般常識がない」「モラルに欠ける」と見なされるかと思います。真っ当な契約の下で行われる業務において、このような非常識は避けられるべきでしょう。
また昨今、クリエイターという言葉がその名乗りやすさに反して過剰に持て囃される風潮にあるためか、何か一つ当たると(当たらなくても)巨匠のような振る舞いをしだす方が散見されます。それ自体は昔から聞く話ですし、私も何か大きな実績を手に入れたらそうなるのかもしれませんが、少なくとも現状はそのようなずれた社会認識には否定的な立場です。
業務上のやりとりがどのような形になるかは、上記の内容からご判断いただければ幸いです。
作風
自身の作風について書かないと、どんなシナリオを書くのか想像のしようがありませんので、それについて簡単に記載します。
私が過去に執筆した作品の傾向から作風と呼べる何かを定義するなら、「登場人物の悩みや葛藤を中心に据えた物語」です。ありきたりですが、それだけに扱いやすいのがこの「悩みや葛藤」だと考えています。
悩みや葛藤は作劇における普遍的なテーマのひとつであり、物語の王道の一つと言ってよいでしょう。またそれは現実の私たちにとっても身近なものです。それならば、そこを擦れば多くの人にアプローチできますし、集客の観点から見ても合理的です。
登場人物が葛藤を受容し乗り越える過程は、物語のハイライトとして魅力的です。以上の理由から、中心テーマが別のところにあっても、何らかの悩み、葛藤を絡められるなら積極的に絡めるようにしています。
物語のジャンル
物語のジャンルについては、推理もの以外ならだいたい可能かと思います。それ以外は、不慣れなジャンルでも資料とそのジャンルの代表的な作品を読んで可能な限り対応します。
舞台はファンタジー、現実世界、近未来あたりは問題なく扱えるかと思います。細かな設定についてはクライアント様からご指定がある場合はそれに従って構成します。ある程度こちらにお任せいただいた場合は、物語を進めるのに都合がよい設定を組みます。
登場人物
登場人物については、現実にも存在する性格と、フィクションならではの性格をブレンドするよう意識しています。現実にも存在する性格とは、受け手が「あー、いるいる、こういう人」と感じる性格特性、フィクションならではの性格とは、いわゆるツンデレなどのわかりやすく記号化された性格特性を意味しています。
これは受け手が既視感や共感を感じられるようにするためです。ただし、ブレンドの割合はそのコンテンツの性質やターゲット層によって変えます。なお、好きなように書くときは、状況に応じてそのどちらにも傾けられるよう、ちょうど中間を意識して書いています。もちろん、クライアント様からご指定がある場合はそれに準拠します。
構成
構成については序破急、またはシド・フィールドのハリウッド三幕構成を元に組み立てる方針にしています。これは単に、構成を細かく分けすぎると執筆中に変更が必要になったときに不都合が生じやすいと感じたためです。
ある尺の中で物語を完成させようと思ったとき、作中で描かなければならない事柄を細かく決めすぎると、予定を変更する際の調整が大変になります。そうならないために、プロットの段階では調整幅を広く取れるよう、分け方を大きめにしています。
たとえば途中で尺を延ばす必要が生じたとき、序破急なら破を、ハリウッド三幕構成なら第二幕を引き延ばすだけでよく、調整も複雑になりません。細かく構成を固められていると部分的に調整することはできても大胆な変更や削除はしにくく、行き詰まるリスクが上がると感じたため、今はシンプルな構成で書いています。
おわりに
以上が私、明野の自己紹介となります。作風や文体は現在投稿中の作品をご覧いただくのが早いかと思います。
お仕事のご依頼をお待ち致しております。
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