私がカードゲームをやらなくなってしまった理由~カルドセプト~
カルドセプトという名作ゲームがあった。この話を思い出したのはこちらの記事を読んだから。
ゲーム内容についても詳しく書かれているので、まずは上記の記事をお読みいただくのが良いかと思う。記事内でボードゲームと書かれているが、もっと言うならモノポリーが最も近いと思う。
筆者がそれをはじめてプレイしたのは初代セガサターン版。あまり他に類のないゲームなので、多少ルールを覚えるまでが大変だが、非常に奥深いゲーム性と、運とスキルのバランスが絶妙な名作であった。
この頃はネット対戦はできなかったので、対人戦といえば友達との対戦がメイン。とはいえ、お世辞にもプレイヤーが多いとは言えないゲームだったから、ネットで募集をかけ、どこかの場所を借りて集まって対戦するという熱心なファン達もいた。
後に発売されたドリームキャスト版『カルドセプト セカンド』ではついにネット対戦が実装されることになった。
筆者としても待望のネット対戦。これでいつでも好きなときに対戦できる!と喜んだものである。
今まで通り、友達と対戦するのは、楽しかった。
しかし、ソロでオンライン対戦をするとある問題点が見えてきた。
大会優勝デッキとか、強いと言われているデッキ丸パクリのプレイヤーばかりだったのである。
なんのロマンもない、ただただ、勝つことだけを目指したデッキ。
カルドセプトはシステム上、相手のカードが見えるので、数手みたら「ああ、あれね」となってしまうわけだ。
今はやっているハースストーンやらシャドウバースでも、アグロエルフだの名前が付いた”強い”とされているデッキが公開されていると思う。それを否定するわけじゃないんだが、正直、醒めてしまった。
カードゲームなんてデッキを作ってるときが一番楽しい時間じゃんか。それを丸パクリしてどうする!?
こだわりのあのカードを使って勝ちたいとかないわけ!?
カルドセプトはそれでもサイコロ運とかあるんで、面白かったんだけどね。
マジック:ザ・ギャザリング的なゲームはもう、試しにやってみても「ああ、やっぱりな」という感じで、それほど熱中することができなくなってしまった。
これだけ続編が出ているということは、ある程度ヒットしているんだろうが、大流行までには至っていない隠れた名作である。
ご興味を持たれた方は是非。
あ~書いてたらやりたくなってきた…。
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