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Crazy Raccoon事件を受けて思うこと スマーフィングをなくせないのならば”飛車角落ち”を導入すればいいのでは?

実は今日、自分の過去に書いた記事についてツイートしていただきました。

3年も前の話となると、何を書いたのかさっぱり覚えていないので、恐る恐る読み返してみたのですが、基本的に今と同じ考えでホッとしました。

急にこんな古い記事が掘り起こされた理由は言うまでもありません。ご存知の方も多いと思うのですが、あのCrazy Raccoonのメンバーがサブ垢を使ってスマーフィング、ブースティングをしていたのではないか、という問題が起きたからです。

詳細は私は興味がないのでここでは書きません。申し訳有りませんが、知りたい方は検索してください。

これについて、CRから公式な処分の発表がありました。

き、厳しすぎませんか? そこまでの問題……?

書いてあるとおり、規約違反でもないわけです。そんなら未成年者同士で飲酒してた、なんてのがよっぽど問題ですよ。

こんなもん、未成年者飲酒禁止法に抵触する行為ですよ。ゲームの規約違反どころか法令違反です。

ごめんなさいしたんだから良いじゃん、くらいに思いますけどねぇ。「おいおい、ランクマッチは初級者の保護のためにあるんだからスマーフィングは良くないって誰か言ってなかったか?」って? それ、僕です!

いやね、もちろん先の記事にもあるように、スマーフィングもブースティングも良くはないと思っていますよ? とくにトッププロがやったらダメ。

これまた以前書いたように、プロってのは、人口を増やすことも重用な仕事の一つだと思ってますし。大事な初心者を狩ってどうすると。

ただまぁ、例えばトッププロが最下層からランクを始めて最高位までソロで上げる企画なんてのもありますわなぁ。ああいうの、私は好きなんですよね。

たとえソロでも力があれば、ちゃんと上がれるんだって証明にもなるじゃないですか? それは初級者にも希望となるのではないかと思うわけです。

適正ランクに達すると負けたり勝ったりになって、そうなると負けた時の責任を味方に押し付けてしまうというのが人のさが でありますから。

敵として当たった初級者はたまったもんじゃない、というのもわかりますが、プロはどんどん上がっていくわけですから、当たっても一戦じゃないですか。私なんかはトッププロと対戦できるならむしろラッキーだと思うわけです。

ですからサブ垢を作りまくったり、わざと負けて低ランク帯に居座るなんてのは当然、ダメです。それは害悪でしか無い。

初心者狩り良くない。それは当然です。ただねぇ、eスポーツってのはいつか勝てなくなるランクに到達するわけで、負けたから辞めるなんて人はいつか辞めるでしょう。

最初のツイートの記事にもあるように、こちとらランクマなんてない時代からeスポーツやってきた者たちなわけで顔つきが違うわけです。負けたらどうやったら勝てるか考える、研究する、練習する、それが当たり前にできる人じゃないと生き残っていけません。

よく考えると昔はゲームにAuto Tauntなんてものもあって、システム側で煽りが実装されてんですから、そらもう野生の世界ですよ。

スマーフィングなんて小学校の鶏小屋に猫が入り込んじゃっったくらいの話でお前それサバンナでも同じ事言えんの? くらいの事件じゃないですか。もちろん、鶏ちゃんは可愛そうですけど。

運営側も言っているとおり、スマーフィングなんて無くそうと思っても無くせるもんじゃないですし、それならばいっそスマーフィングはあるものとして、それにどう対処するか考えたほうが良いのでは無いかという気がしてくるわけです。

初心者保護というより、eスポーツプレイヤーとしてうまく育てていく仕組みが必要なんではないでしょうか。

師範システムとは?

スマーフィングにも良いところはあって、例えば経験者が初級者に教えながらプレイできるということ。

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