見出し画像

ゲームを台無しにするチート行為 あまりに気軽に行われるなら呼び名を変えよう

横断歩道の白い部分だけを踏んで進まなければならない。なぜなら、アスファルトは溶岩地帯であり、踏めば死んでしまうから――

子供のころ、こんな遊びをしませんでしたか? まったく同じではなくとも、似たような遊びをやった人は多いと思います。

このような遊びは稚拙なものであり、正確に記録を計るわけでもなく、ルールは明文化されておらず、あくまで自分の中だけのものです。

しかし、遊んでいる自分の頭の中では白いところは安全地帯であり、アスファルトは危険地帯である、という世界が確実に存在しています。

これは遊びというものの基本的な要件です(*)。

ですが、「アスファルトを踏んだっていいだろう。そっちのほうが早い」と言ってスタスタ歩いていってしまう友人がいたら、どうなるでしょう?

たちまち醒めてしまいますね。遊びがぶち壊しです。

こういった行為をスポイルスポート(spoilsport)と言います。ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」の日本語訳では「遊び破り」となっています。

私は現在、一般のeスポーツ界に存在するチーターの多くは、このスポイルスポートではないかと思っているのです。


今月のeスポーツ平和党の標語は「チーターは 一等国の 恥晒し!」とさせていただきました。

サークル6月標語

というわけで、なるべくチートというものを中心に何かを考えていきたいと思っております。


チートはフィジカルスポーツにおけるドーピングのようなもの、と言われることもあります。ですが、私はこれは正しく無いと思っています。

ここから先は

1,660字
この記事のみ ¥ 300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

こんにちは。日本の皆様にお知らせがあります。私の活動の援助をお願いいたします。私は独立性を守るため、皆様からの援助のみで活動しております。援助をしてくださる方は少数です。もし皆様が百円寄付してくだされば私はこの先何年も活動を発展することができます。宜しくおねがいします。