プロは自分を語れ!ぷよぷよ”覇王”live選手の雑談配信を見て思うこと
先日、ぷよぷよプレイヤー、live(りべ)さんが雑談配信をしていたので見てみた。ぷよぷよ界だけにとどまらない内容だったので、ちょっと筆者の思うところを書いてみたい。
liveさんはプロぷよぷよプレイヤーであり、その中でもトップランクの実力者である。
そんなお方が、何故か筆者のTwitterをフォローしてくださったので、このあいだ、あわてて”ぷよぷよ”について書いたのだ。
「こいつ、今までぷよぷよなんて一切語って無かったのに、急にどうした?」と、思われた方もいらっしゃるだろう。実はそういうわけだったのである。
以下がその配信のアーカイブ。
大会の実況解説について
『ぷよぷよチャンピオンシップ』と『おいうリーグ』の実況を比べてみてもらえれば、筆者レベルの素人でも『おいうリーグ』のほうが質が高いことが分かる。ここで言う質とはゲーム内容についての解説、という意味である。
これについてぷよらーの皆さんはどう思っているのだろう? と、気になっていたのだが、liveさんが公式大会は一般の人向けに実況する必要がある、というようなことをおっしゃっていて、膝を打った。
ぷよぷよは有名ゲームだが、イースポとしてまだまだ一般に認知されるところから初めなければならない段階。それなのに、あまり専門用語連発の実況というのも考えものだ。
フォローするわけじゃないが、公式大会のMC、実況の方もぷよぷよの基本的なことは勉強されているし、そもそもの発声や喋りのレベルは高い。ならば、現状では悪くないのかなと思う。
ただliveさんの指摘した問題点、人が多くて話の収集がつかない、というのは、確かにあると思う。(TGSではMC、実況に加えもう一人いたし、そこにプロの解説が入るという4人体制。こんなに必要だったのだろうか…?)
試合が盛り上がっているときは試合の内容の話をしたいのだが、変なトスを上げられたりキャラクターの話をしたりしてしまう、という。
意思疎通ができていない、まだやりようがあるのでは? とおっしゃっていたので今後の改善に期待したい。
それにしてもこれはぷよぷよだけの問題じゃない。ゲーム知識と喋りの技術を兼ね備えた人材となると、現状では数えるほどしかいない。
なら、TVでよくやっているような、副音声を取り入れてみたらどうか?
サブ配信で”通向け”の実況解説があれば面白そうじゃない?
”プロ自己紹介しようの会”を発足すべき
ところで筆者は以前、liveさんのプロフィールを読んで関心した。これは皆さんにも是非、読んで欲しい。
筆者は思わず、プロみんなこれくらい書いてくれ、とツイートしてしまった。
liveさんも「”プロ自己紹介しようの会”を発足すべき」、「プロは自己アピールが下手すぎ」とおっしゃっていたが、確かにその問題はある。
メジャースポーツならメディアが勝手にやってくれるだろう(それでもトッププレイヤーだけだろうが)が、プロゲーマーはまだ自分で発信しなければならない段階だろう。
賞金とスポンサー料だけで食っていけるなら良いけど。
その原因として「味方も作るけど敵もつくるから敬遠しているのでは?」と考察されているようである。
確かにそれはあるかもしれないが、よくよく考えればこんなに書けるのはliveさんだから、というのがある。誰もが書けるわけじゃないのだ。
書けないなら誰かにやってもらうのはどうか。
liveさんもざいろさんの記事のように、他の人を紹介しようか、とおっしゃっていたが、ご自身のことだけでもお忙しいだろうに、他人のことまでというのは面倒見が良すぎる気がする。
liveさんの言動を見るに、常にぷよぷよ界全体のことを考えていらっしゃるようなのでこういう発言がでるのだろうが、あんま人に頼ってちゃいかんぜ、みんな。
書けないなら喋る、という手もある。
今なら配信は誰でも気軽にできるわけだし。
むしろ、プロなのに配信しない人ってどうなの?大丈夫?やる気ある?
賞金とスポンサー料だけで食っていけるなら良いけど。
ちなみに、プロゲーマーを取り上げるメディアも無いわけではない。『Wellplayed』がそれだ。
こういうところが他にもあったら教えて欲しい。
ただまぁ、選手の人数に対して量が絶対的に足りていないので、やはり自己発信する必要はあるだろう。今はSNSも多数あるわけだしね。
プロチームの選手紹介ページを見ても写真とSNSへのリンクが貼ってあるだけ、なんてのが珍しくない。
戦績くらいあっても良いんじゃ?と思うが、それすらやっているチームは少ない。
情報は自分で発信しろ、と言わんばかりではないか。頑張れみんな。
ちなみに筆者はロケリプレイヤーなら書けなくもないぞ。需要ある?