祝!ももちさん、プロライセンス取得!そんな今こそプロゲーマーは『労働組合』を作るべし
ついに格ゲー界の大物プレイヤー、ももちさんがプロライセンス取得に至ったというニュースが入った。
ねとらぼの記事がこちら。
これで賞金を満額、受け取れるということですね!おめでとうございます!
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今回の件とは全く関係が無いのですが、面白いマンガを2本書いたので、お暇なときにでもお読みいただけましたら幸いです。
以上、宣伝でした。
ライセンス、要りますか?
さて、上記の記事でちょっと引っかかったところがここ。
プロライセンスが無いとそもそも大会出られなくなるケースも出てきていることも、取得の後押しになったと語りました。
ももちさんだけでなく、プロゲーマーは生活がかかっているので、出る大会が制限されたり、賞金が減額されるなどということがあってはたまらない。
だから、ライセンス取得は致し方ない。
それはとても理解できる。
しかしだ、そもそもライセンスが無くとも多額の賞金が出せる条件がはっきりしたわけで、となると、そもそもライセンスって不要なんじゃないですか?と思うわけ。
JeSUの発表を読んでもらえば、ライセンスがなんで必要か、という説明がされている。
でも筆者は、こんなもん表向きの理由だと疑っている。
JeSUを信用して良いのか?
ライセンスが無いと賞金が減額される、そもそもライセンスが無いと大会にも出られない。
このような状況になってしまうのは非常にまずい。
なぜなら、ライセンス発行の権利を持つものが力を持ちすぎるからである。
ライセンスプロの皆さんにはっきり言っておこう。
JeSUという団体を本当に信用できますか?
このままライセンスの重要性が増していくと、生殺与奪の権利をJeSUに握られるということを、プロライセンス所持者は自覚したほうが良い。
ここで、ももちさんのコメントを引用させてもらう。
「団体ができてまとめてもらう、良い方向に進むっていうのは、それ自体は全然良い」
これは本当にその通り。
良い方向に進むぶんには、JeSUだろうがどこの団体だろうが大歓迎だ。これまでJeSUがやってきたことに、いい部分もたくさんあった。それは間違いない。
ただ、良くない方向に進みはじめたらどうする?果たして誰が止めるのか?止められるのか?
プロが今、団結すべき理由
ももちさんがライセンスを取得したことになんら不満も反対も無い。他のプロ達に対してもだ。
ただ、「俺達はライセンス持ってるから、賞金もらえるんだぜ、へへーん。良いだろ!」とかのんきに思っているのなら、考え直したほうが良い。
「俺達に逆らったらライセンスがどうなるか分かってるな?」
そうならないって言えるのか?
歴史を見ても、力を持ちすぎた存在というのは暴走しやすい。だから、それを止めるための他の力が必要なのだ。
二大政党とか、三権分立とか、まぁ例は出すまでもあるまい。
そこで、プロたちに提案したい。
あなた達がその抵抗勢力となるべく、労働組合を作ったらどうですか?
労働組合?なにそれ?
え?プロゲーマーって労働者なの?
って思ったあなた。スルドイ!
これは法律に詳しい方に確認したいのだが、筆者が思うにおそらく、プロゲーマーは個人事業主であり、労基法における労働者ではない。
ただ、労働組合法においては労働者となる可能性が高いのだ。
その根拠はプロ野球における「プロ野球選手会」の存在だ。野球に詳しい方はお聞きになられたこともあるだろう。
もちろんサッカーにも「JPFA」というものがある。
スポーツ界にこういう組織があるなら、プロゲーマーの労組も作ることはできるはずだ。
そういう組織がどんなことをしたか、というのは例えば以下だ。
だから、そうだなぁ「ライセンスプロゲーマー選手会」ってのはどう?え?ダサい?なら「Japan Professional Gamer Association」略してJPGAとか?
まぁ名前なんてなんでも良いか。
もっとも筆者はプロゲーマーでないし、今後もなる予定はない。これはあくまで、そういうものもあるよっていう提案だ。
詳しいことは関係者各位で調べて欲しい。
最後に
これは誤解されそうなので、最後にちゃんと言っておきたい。
筆者は今のところ別に反JeSUというわけではない。
eスポーツ界の発展に寄与してくれるのであれば、大歓迎である。これまでにも多くの役割を果たしてくれている。それには感謝しかない。
ただ、まだ完全に信用したわけではないってこと。
もし悪い方に進むのなら、反JeSUとして立ち上がるぞ!憶えとけ!
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さて、この先は有料のおまけコーナー。
今回は自作のポエムを発表するよ!恥ずかしいから絶対見ないでね!
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