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オリンピックの顔と顔 バーチャル化でオリンピックはオンラインになる?

なんだかんだと始まってしまえば日本のメダルラッシュで盛り上がったオリンピック。私もやはり選手たちのこれまでの努力の発露の場としてはオリンピックは重要だと再認識しました。

さて、eスポーツ平和党の8月の標語は、そんなビッグイベントに合わせて「United by E-motion」とさせていただきました。

サークル8月標語

オリンピックとeスポーツという関係を考えていくと、これまでゲームの暴力性や身体性のなさからオリンピックの正式競技にeスポーツはふさわしくない、という意見が主流だったように見えました。

以下の記事はなかなか面白かったのでおすすめです。

ここで紹介されているジム・パリーの「eスポーツはスポーツではない」という論文の解説が興味深いです。美術競技があったなんて初めて知りました。

まぁそれはそれとして、やはり先の身体性のなさが、eスポーツがスポーツでないとする主張の根幹のように見えます。

それと「制度化されている」という条件もなるほどと思います。オリンピックを見ていても、日本ではお馴染みの柔道や空手を、同じルールでやっている選手が世界中にいる、という事実に驚かされます。

制度を作る正式な団体がないと、たとえばトランプの大富豪のようにローカルルールがあちこちにでてきてしまう、ということは十分に考えられます。

その点、企業が開発し、販売、運営しているゲームというものを使用するeスポーツは難しいものがあるのでしょう。国際的な団体をつくったとして、一体内部には誰が就任するのか、内部から自社へ利益誘導しようとする人間は出てこないか?

ちょっと考えただけでも問題が山積しています。

Olympic Virtual Seriesで風向きが変わった?

ちょっと風向きが変わったな、と思ったのは、「Olympic Virtual Series」が発表されたときです。同大会にはこんなコンセプトがあります。

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