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「敵国外患なき者は、国つねに亡ぶ」 ZETA Divisionの判断について思うこと

絶対に争いを避けようとするごとき卑屈の根性では、到底進歩する見込みも、発達する見込みもなく、また社会進運の上にも争いの必要がある。
争いは決して絶対に排斥すべきものではなく、処世の上にも甚だ必要のものであろうかと信ずる。
「敵国外患なき者は、国つねに亡ぶ」
国家が健全なる発達を遂げて参ろうとするには、常に外国と争ってこれに勝ってみせるという、意気込みが無ければならぬ。

すでにご存知かと思いますが、先日ZETA DivisionがAPACラストチャンス予選の出場を辞退しました

同様に中国のチームも辞退しましたが、こちらは「競技の公平性に影響を与える可能性のあるネットワーク上の問題がある」とのことでした。詳しくは不明ですが、実力が発揮できないということならばしかたのない判断だったのかもしれません。

一方のZETA Divisionですが、これには否定的な人もいらっしゃるかと思います。当然、ファンとしては楽しみにしていたでしょうし、無理からぬ話です。

幸いにも私がTwitterなどで見た限りでは、好意的な意見が多かったように思います。

理由が「2022年シーズンにむけた強化・再編成」ということで、来年にかけるための判断だったからかもしれません。何かを得ようとするとき、何かを捨てるという判断も必要になる場合はあります。

今回は、この件に関して私がどう思ったかという個人的な意見を書いてみたいと思います。

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