最近もとある宗教団体がいろいろと話題になっていますが、以前ではオウム真理教なんていうのもありました。またそうした新興宗教だけではなく、ネットワーク販売とかマルチ商法といった会員を増やしていくビジネスで信者や会員を勧誘する際に使われていた常套句というものがあります。それが今回ご紹介する二分法です。 以下は実際にマルチ商法の会員勧誘のために開かれた講演会に私が潜入取材した際のある一場面です。(一部改変しています) 「何か新しい一歩を踏み出す時というのは、誰しも不安が付きまとい
皆さん、例えばテレビを観ていて芸能人の名前をド忘れして思い出せない、耳にした曲のタイトルが出てこない・・・モヤモヤしますよね。この時「〇〇でしょ」と誰かが答えを教えてくれるとものすごくスッキリする、ある意味快感すら覚えます。 今回ご紹介するのは、このモヤモヤとスッキリを応用した説得話法です。実はコレ説得効果だけではなく、相手の関心を惹きつける効果も高く、テレビショッピングや実演販売、某有名MCも使っていたという実績もある私イチ推しの話法です。 お昼のワイドショーの一場面を
伝えたいことがあってもうまく言葉にできなかったり、一生懸命伝えたつもりなのに相手に十分伝わっていなかったり、そんな悔しい思いをした経験ありませんか? 理路整然と話したり、笑いを誘うような話をしたりできる人を見ると羨ましくなったりします。それではこのような話し上手な人たちと話し下手な人の違いは一体どこにあるのでしょう? 答えは言語技術です。言い換えると言葉の使いこなしテクニックを身に付けているかいないかという違いです。こうした話し方の上手い、下手はセンスで片付けられてしまい