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構造をイメージする
今、集中してやっているのは、温度応答性ゲルを「強度を落とさずに30%以上変化させる」ことです。
ゲルの強度を高くすると硬い構造になり、あまり変化しなくなります。
かと言って、強度を落としすぎると指でつまむことも出来ないくらい脆くなります。その代わり大きく変化するようになります。
このように、強度と収縮率はトレードオフ(等価交換)の関係にあるため、目的の性能になるよう試行錯誤を繰り返します。
これまでは原料の組成と後処理方法を微妙に変えながらバランスの良い性能を目指していました。
ただ、ここ数日は違うことを考えています。
それは、不均一な構造のゲルを作ることです。
ゲル自体がもともと不均一なものですが、考えている不均一構造は意図的に作るものです。
他の温度応答性ゲルを研究していた時にやったことがあるのですが、今扱っているゲルとはメカニズムが違います。
だからやり方や構造をよく考える必要があります。
どんな構造にし、どのような効果を狙うのか。
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