光るアメーバジェル
今回は、ルミカライトでお馴染みのルミカから出ている「光るアメーバジェル」を作ってみました。
多糖類に蓄光材を混ぜるタイプです。
中身は粉末が二つと、ホウ酸水溶液と蓄光材を混合した液、そして分散安定剤と思われる透明な液体の4つの袋が入っています。
このセットが3つ同梱されているので、3種類のアメーバジェルを作ることが出来ます。
まず、パウダーAと液体Bを混ぜます。
塊が残らないようによく混ぜ、均一なペーストを作ります。
原材料表記から、パウダーAはグァーガム(増粘剤としてよく使われる多糖類です)、液体はプロピレングリコール(乳化剤や潤滑剤として使われますが、ここでは分散安定剤と思われます。)と考えられます。
次に、パウダーCと液体Dを入れ、最後にぬるま湯(40℃程度)を35ml~40ml加えてよく混ぜます。
パウダーCはローカストビーンガム(増粘剤やゲル化剤として使われる多糖類)、液体Dは蓄光材を混ぜたホウ酸水溶液と考えられます(水彩絵の具で着色されています)。
混ぜると少しずつ粘度が上昇していきます。
ホウ酸によってグァーガムが架橋され、ゲル化が進んでいるんですね。
こんな感じになったら完成です。
残りのセットも同じように作ります。
混ぜ終わった後、1~2時間寝かせると、弾力と伸びのあるゲルになります。
使われている水彩絵の具の色が違いますが、暗闇ではどんな色に光るんでしょうか?
日光やUVライトをあてて、ゲルを暗闇の中に持っていきます。
微妙に色が違います。
真ん中の黄色のゲルだけ暗いのが気になりました。
UVライトを照射し直しても変わらなかったので、こういうものなんでしょう。
混合している水彩絵の具の違いと思われます。
今まで作った光るスライムの中で一番弾力があります。
ゲルに弾力を付与する効果のある、ローカストビーンガムを使っているからだと推測されます。
動画もアップしました。弾力に富んでいることが伝わるでしょうか?
弾力があるので、アメーバという感じではないですね(^^;)