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科学技術の衰退する日本の課題を考える

日本が衰退しているのは誰の目にも明らかです。
それは、科学技術も例外ではありません。
もし、まだ日本は世界の最先端を行っていると思っているなら、認識を改めた方が良いです。
これから先、どうなっていくのか、どうすれば良いのか、真面目に考えます。
*後半はポジティブな内容です。

どんどん安くなる日本

日本は30年以上、相対的な物価が下がり、給料も下がり続けています。
海外旅行によく行かれる方は、それを痛感しているはずです。
アメリカやドイツ、フランスなどの大卒初年度の年収は500万円を超えます。
日本では、そもそも500万円超える人自体が多くありません。
単純に平均給与も低いです。
先日、中国の某メーカーの大卒初任給が40万円超えだと驚いていた学生を電車でみかけましたが、その程度で驚くくらい、日本の給料は安くなっています。
その割に、大学の学費は高く、奨学金という名の学生ローンで借金を負わされる始末です。

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