構造色インクとは?
構造色は色素を使いません。
色素は、光を吸収することで発色します。
そして、私たちが見ている色は、吸収されずに反射された光の色です。
全ての波長の光を色素が吸収した場合、真っ黒になります。
では、構造色はどうやって発色しているのか?
その名の通り、微細な構造が光を反射することで発色しています。
反射された光の波長によって、見える色が変わります。
代表的なのがタマムシのはねとシャボン玉です。
仕組みは違いますが、どちらも微細な構造によって複雑な色を実現しています。
見る角度で色が変わるのは、同じ構造が一定の感覚で繰り返されているためです。
今回は、構造色を使ったインクや、構造色を応用した製品をご紹介します。
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