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歴史と科学 Vol.3 ~モンゴル帝国と蒙古襲来~
かつて、破竹の勢いで領土を拡大したモンゴル帝国。
しかし、ほぼ無敵だったモンゴル軍は日本への2度に渡る遠征に失敗します。
なぜモンゴル軍は強かったのか、そして、なぜ日本との戦では大した戦果も挙げられずに敗北したのか、詳しく分析します。
注意したいのは、台風や嵐が来たのはモンゴル軍を撃退できた主要因ではないという事です。
そもそも、第1回の蒙古襲来時に台風が来ていた可能性は極めて低いです(文永の役は今の暦で11月下旬)。
確かに、2回目は途中で台風が発生し、日本の勝利を後押ししました。
九州の御家人を中心とした日本の武士団の奮闘はもちろんですが、もう一つ、撃退できた大きな理由があります。
その理由を、モンゴル軍の強さの秘密から分析していきます。
*出来る限り科学的な視点でモンゴル軍の強さを分析しますが、今回は全体的に歴史要素が強く、長文になります。
北方民族と万里の長城
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