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光る人工クラゲ作り

水中を漂うクラゲ、なんとなく眺めてしまいますよね。
自宅でもクラゲを眺めていたい。

というわけで、人工クラゲをつくってみることにしました。
そして、作るなら光らせたいですよね(?)

前に人工クラゲキットを見つけて作ってみたんですが、
微妙だったんですよね。付属の水槽(プラ容器)は水漏れしました。
良いものだったらここで紹介するつもりだったんですが、
お勧めできるクオリティではありませんでした...

しかし、そのキットのおかげで良い方法を知ることが出来ました。
使うのは人工イクラ実験セットです。
人工イクラの原理を利用して、人工クラゲを作ります。
紛らわしいですね...

使うのはこちらです。

スポイトが付属していますが、数本使う可能性があるので、別途購入しました。

まず、アルギン酸ナトリウムを水に溶かします。
〇アルギン酸ナトリウム1.5g
〇ぬるま湯250ml
これをペットボトルに入れて3~5分振り混ぜます。

そして、そのまま1時間ほどおきます。
すると、カタマリに水が浸透し、溶けやすくなります。
再び3~5分振り混ぜれば綺麗に溶けます。
それでも溶けなかったら、頑張って振り続けて下さいw

溶けたら別の容器に移します(ビーカーじゃなくても大丈夫です)。
そして、夜光粉末を混ぜます。
今回使ったのはこれです。

実はすぐに凝集するので、綺麗に分散させることはできません。

底にカタマリがたくさん残りますが、これで問題ありません。
なぜかというと、この夜光粉末はとてもよく光るんです。
今まで7種類の夜光粉末(蓄光剤)を使いましたが、これが一番よく光ります(正確には7つの商品です。原材料は大きく変わらないと思います)。
全然混ざっていないのですが、次の工程に進みます。

乳酸カルシウム2gを300mlの水に溶かします。
小さめのボールか、やや大きめのタッパーに作って下さい。
そして、夜光粉末を混ぜたアルギン酸ナトリウム水溶液をスポイトに取り、
乳酸カルシウム水溶液中に押し出します(勢いよく出しすぎると失敗しますが、ゆっくりだと人工イクラになります)。
ここではクラゲの触手を作るため、液面近くから円を描くようにして押し出して下さい。
15本くらい作ります。
長さはこの後使う容器のサイズによります。

そして、触手を3,4本、浅いフタなどに交差して置き、アルギン酸ナトリウム水溶液を入れます。このとき、夜光粉末のカタマリを3つ以上入れて下さい。

こんな感じです。

そのまま乳酸カルシウム水溶液にゆっくり沈めます。
沈んだらすぐに裏返し、容器から離します。
そして、5分ほど乳酸カルシウム水溶液に漬けた後、取り出したら完成です。
これは「つかめる水」を作るときのテクニックです。
慣れないと少し難しいかもしれません。

でも、大丈夫です。
出来が悪くても、水に沈めるとクラゲに見えますw

ちょっと分り難いですが、あまり良い出来ではありません。
でも、気にしなくて大丈夫です。

ここで、UVライトを10~30秒クラゲに照射します。
絶対にライトを直視しないで下さい。
光が反射するので、容器に入れる前に照射した方が良いですね。
ライトはネイル用の安物を使いました。

では、暗くしてみます。

良い感じになりました。
ついでに人工イクラも作って容器に入れました。
容器はなんでも良いです。写真は100円均一で買ったものに入れています。
使用した夜光粉末は明るい上に10時間近く発光し続けます。

安価で手軽に作れるのでお勧めです。

今度はもっとリアルなクラゲを作って、水槽も専用のものを用意しようと考えていますw

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Gelate(ジェレイト)
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