フクロモモンガの去勢体験記 - 手術から術後経過まで 手術で飼い主が気を付けなければいけないこと、覚悟しなければいけないこと
100円記事にしていますが、全文読めますのでご安心を。
おかげさまで去勢手術を行い、術後経過も安定しているフクロモモンガ。
今回は体験記を書きたいと思います。
少しでもフクロモモンガの去勢手術について、情報が深まれば幸いです。
何回診察する必要がある?
今回の診察を含めて術後の経過が問題なければ、手術相談・手術・術後の経過診断の3回で終わりました。意外とあっさりと手術ができました。
手術にかかる時間
手術自体は10分程度。ただ手術前の麻酔とか麻酔から戻る時間もあるので、
午前中に病院に(9:30~10:30に来てくださいと言われました。)
手術は病院の診察業務の昼休み中
麻酔から戻ったら、エリザベスカラーなどの処置などを済ませて午後に終わり
という流れになりました。
初回の診察
1000円弱ほどでした。ほぼ相談費用のみです。
手術費
私がかかっている病院では1万5千円と言われました。他の病院でもこの金額前後になると思います。
手術する際に気を付けなければいけないこと
手術する日の食事
一般的に手術する場合は食事を前日夜から抜くらしいのですが、去勢手術の場合は食事は普通に行ってよいらしいです。
エリザベスカラー
手術後はエリザベスカラーを付けるようです。このエリザベスカラーは次の診察までつけっぱなし・飼い主も触らないようにしてください とのことです。エリザベスカラーが食い込んだり、エリザベスカラーのために食事がうまく取ることができず痩せたりすることもあるようですが、フクロモモンガ自体が体が小さいのでエリザベスカラーの付け方も繊細だそうです。よっぽどのことがない限り飼い主も触らないように。
術後の経過
今回は睾丸袋を残す手術になりました。
電子メスで1か所切開し、1つの切開した場所から精巣を摘出、縫合はしないという術式をとったようです。縫合するとそれだけフクロモモンガ自体に負担になりますし、切除自体も小さいものにしているため問題はないとのこと。ただエリザベスカラーは1週間着用してくださいとのことでした。
なお、外見では玉が残っているように見えます。内部だけの切除のようです。
麻酔の危険性
今回の手術ですが麻酔を使って行いました。多くの手術で麻酔は使われると思いますが、相手は小動物。やはり危険性を伴います。手術前には同意書を書かされて、不測の事態が起きる可能性があると警告されました。
そして事件は起こりました。フクロモモンガの呼吸が1度止まりました。
もちろん手術中のことで、手術が終わった後に先生に教えてもらったお話です。先生の話では
麻酔は慎重に行いますが、どうしても呼吸が止まってしまう危険性はあるとのこと。小動物故に人間のように気道に管を差し込むことが難しいとのこと。
うちの子は何とか呼吸を取り戻し戻ってきてくれました。
よかったー(´;ω;`)
呼吸が止まったまま戻ってこない子もいるそうです。もちろん手術中のことですので先生方も十分な対応ができる状態だと思いますが、危険性だけは知っておきたいですね。
他の手術方法
私が口コミで聞いていた方法は
1. 麻酔する
2. 外部から睾丸を糸で縛りちぎり取る
3. 縫合する
4. 数時間エリザベスカラーをして様子をみて、問題が無ければエリザベスカラーを外して退院
というものでした。エリザベスカラーを1週間も付けずにすむのはいいなぁと考えていました。なにせ、エリザベスカラーを付けているとストレスと食事の食べにくさで痩せてしまうからと説明を聞いていたからです。
エリザベスカラーを付けてからの1週間
普通に食事しているうちのフクロモモンガ
お前ストレス感じないのか、、、、、
毎日体重を計りましたが、痩せるどころか少し太っているような・・・・・うーん。急激な太り具合だったらエリザベスカラーで首が締まるところですが、それほどでもないので問題ないでしょう。あえて言うなら、エリザベスカラーを付けているため毛繕いができなくてストレスたまっているようですね。
これは手術したこの子の例ですので、他の子の場合は食事を手伝ってあげたりする必要があるかもです。
終わりに
去勢手術は費用も危険も伴います。ただ長い付き合いとなるペットには必要な手術です。今回の記事が誰かの役に立てれば幸いです。
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