見出し画像

9月某日 無罫ノートが大好き

 サムネイルは届きたてほやほやのSUNNY手帳ウィークリータイプ。クロームグリーンの表紙に水色のゴムバンドが、森に流れるせせらぎのように見えて気に入っている。シックな色があってよかった。

 最近、デジタルデトックスすることを心がけている。SNS時間を減らしていく上で、必然的に紙に向き合うことが多くなった。モーニングページという、朝のモヤモヤデトックスも始めたのはいいものの、なんだかあんまり気が乗らない。なぜだろう、と思って分析した結果、判明した事実がこちら。

 無地が好きだ。

 書くことは好きだけれど書く物には頓着していなかった私。その辺にあったノート(使いかけで中途半端に余ってたやつ)を使っていたのだが、もれなくすべて罫線が入っていた。たぶん、筆が乗らない原因はこれだ。

 ぶっちゃけると、私は罫線の必要性を感じないタイプである。まとめノートにはあってほしいが、書き殴るのは大抵プリントの裏紙だったり無地のノートだったりする。無地といっても、ルーズリーフやリングノート、クロッキー帳などさまざまある。中でも一番書きやすかったのは、縦長(横長?)のクリーム色紙のノート(?)だ。「?」が多いのは、実家に転がっていたよくわからないノートだからである。縦にも横にも書けるのがとてもよかった。その次がMDノートだ。卒論を書くときの情報と思考整理に役立った。無地のルーズリーフは講義中のメモ用紙にしていた。ファイリングすることはなかったから、コピー用紙とそう変わらない。縦書きも好きな私は、どちらでも書けることが望ましいらしい。

 それなら方眼罫はどうか。薄ければ無視できるのだが、ちょうどいいサイズだとどうしても原稿用紙のようで、文字を当てはめて書いてしまう。情報を整理する分には書きやすい、と思う。ただ、思考整理するにはちょっときっちりしすぎてしまう。ロルバーンも使ってみて楽しかったのだが、リングが当たるのが気になってしまう。やっぱり綴じノートの心地よさには勝てない。

 結局、自由帳が一番書きやすいという結果になりそうだ。デザイン系のノートだとMDノート。変に装飾が入っていないのがいい。今気になっているノートは365デイズノートである。サイズ展開が少ないのが残念だが、無地もあるにはある。無地ノート、探そうと思ったら案外少ない。もっと展開が増えてほしい。

 さて、2025年のSUNNY手帳も届いたことで来年の手帳生活も安泰だ――ということはなく。ノートページが案外少なくて外付けノートをどうするか考えているところである。結局は手帳とノートの2冊持ちが一番楽なのかもしれない。最終的にはノートにまとめてしまいそうな気もする。システム手帳も気になるが、リングがあるのがネックで……。
 
 なにはともあれ、まずは新しい手帳を楽しむことから始めてみることにする。はてさてどうなることやら。2025年のスタメン手帳についてはまだ揃っていないため、12月頃改めて記録する予定である。

いいなと思ったら応援しよう!