入試問題にチャレンジ!
2018年南山大学
(23) 南満州鉄道株式会社について述べた文として,誤っているものを,下記の㋐~㋓から選びなさい。
㋐ 半官半民の会社として,大連に設立された。
㋑ アメリカ資本と共同で経営された。
㋒ ポーツマス条約で得た長春・旅順間の鉄道を運営した。
㋓ 鉄道沿線の炭鉱の経営などもおこなった。
イが正解。アメリカとの共同経営ではない。
(24) 第二次桂内閣について述べた文として,正しいものを,下記の㋐~㋓から選びなさい。
㋐ アメリカとの間で,桂・タフト協定を結んだ。
㋑ 政党の影響を抑止するため,軍部大臣現役武官制を定めた。
㋒ 日本で最初の労働者保護法である工場法を公布した。
㋓ 地方財政の強化を目的として,農山漁村経済更生運動を推進した。
ア、第一次桂内閣。イ、第二次山県内閣。ウが正解。エ、斎藤実内閣。
1908年,第2次桂太郎内閣cの逓信大臣兼鉄道院総裁となり,第3次桂内閣では,さらに拓殖局総裁も兼ねた。また, C 内閣では,内務大臣や外務大臣などをつとめ,シベリア出兵を推進した。
(25) 空欄 C に入る語として,正しいものを,下記の㋐~㋓から選びなさい。
㋐ 原 敬 ㋑ 大隈重信 ㋒ 寺内正毅 ㋓ 高橋是清
ウが正解。
(26) 関東大震災について述べた文として,誤っているものを,下記の㋐~㋓から選びなさい。
㋐ 震災による死者・行方不明者は,10万人以上にのぼった。
㋑ 震災の混乱の中で,大杉栄・伊藤野枝が憲兵に殺害された。
㋒ 震災後の混乱に対処したのは,第2次山本権兵衛内閣であった。
㋓ 震災後の復興事業の一環として,東京タワーが建設された。
エが正解。東京タワーができたのは戦後。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?