プチプロを賞賛せよ!

昨日で当面の原稿仕事は終わった。名前は出ないけれど、自分の原稿が世に出るのでうれしいと同時に責任感がある仕事だった。

その仕事をしながら、つくづく予備校講師って変な知識いっぱい持っているなと思う。自分のことは棚に上げて。よくこんな問題が解けるなと客観視している自分がいる。同時に知らないこともたくさんあるとは思っているけどね。

大学生ぐらいの時に、引越しのバイトをしていた友人がメチャクチャ梱包が上手い先輩バイトの人のことを教えてくれたけど、同時に「あの人未来あるの?」的なことも言っていて、「あーはなりたくない」みたいなことも言っていたような。

当時は今よりも正社員が当たり前な時代。

だからしょうがないし、俺も友人の意見に賛同したクチだけど、今だと「すごい先輩に巡り会えたね」と言いそう。

素早い梱包なんて誰でもできるものではないし、お客さんに喜ばれたことだろう。少なくても大学生が片手間でやっているよりは。その先輩も大学生かどうかは知らんけど。

自分もそうだからかもしれないが、こういう「プチプロ」ってもっと賞賛してもいいかなと思う。大スターではないけれど、ほかの人にはできないスキルを持っていて、その分野ではありがたがれるという。

レジ打ちが速いとかね。タイピングが速いとか。野菜の鮮度を見極める目、とか?そういう小さな専門性を互いに賞賛するのも、幸福な国ニッポンの一助なのではないかね。

自分で自分を褒めてもいいのだが、他人から褒められたほうがうれしい。

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