ベトナム人の食文化について

みなさんこんにちは！
寒さがどんどん厳しくなってきているので外出どころか、布団からも出たくなくなっている激うまバインミーです！

というわけで今回は、ベトナム人の食文化についてお話しさせていただければと思います！

僕も妻がベトナム人で、よくベトナム人の集まりに参加したり、ベトナムの親戚のお家でご飯を食べたりと、何かとベトナムとの関係が多く、一緒に食卓を囲むことがよくあります。
そのあたりも通してお話しできたらなと思います。

まずは全体的にですが、ベトナムで食べる料理の味付けは、日本と比べて薄めの味になっていて、日本のラーメンとかがベトナムに進出しても、味が濃すぎてあまり人気にならないとのお話をよく聞きます。
また、日本に来たベトナム人は日本の飲食店は味が濃いのであまり好きじゃないという人も多くいます。
僕も妻の作ってくれる料理はずっと薄味だなと最初は感じていました。
日が経つにつれて、ちょっとづつ味が濃くなって日本っぽい味付けに今では寄ってきているような気がしますね。笑
あと、日本に長く住んでいるベトナム人も味の濃いラーメンを好きになったりしています。笑

また、野菜を食べる量も多く、ハーブ類なんかもとてもよく食べます。
野菜炒め、野菜の茹でたスープなど一度の食事に一つは野菜の料理が入っているほど野菜を多く食べます。
フォーやバインミーにもパクチーはよく使いますが、ネギやもやし、ミントなどもたくさん入れて食べることが多いです。

さらに、ベトナムの中でも地域によって味付けの好みが変わったりします。
ベトナムは主に北部、中部、南部に分けて考えられることが多いのですが、北部は魚醤や塩などを使ったシンプルな味付けが多く、フォーも北部の方が主流な料理になっています。

中部は、香辛料や調味料を多く使うことが多く、辛みや酸味が強いのが特徴的です。
また、古くからの伝統が残る街だそうで、盛り付けが美しかったりするのも特徴的だそうです。
有名な料理はブンボーフエという米粉の麵と辛めのスープが特徴の料理になります。
写真で見ると結構真っ赤なスープになっています。
中部で僕が好きなのはバインセオという、ベトナムのお好み焼きみたいな料理で、黄色っぽい薄めの生地をカリカリに焼き、その中に野菜や豚肉などを入れて包む料理で、甘酸っぱい付けダレに付けて食べるのがとても美味しいです。

南部は、甘みが強く、ココナッツミルクを使った料理が多いのが特徴です。
また、中華やフランスの影響を強く受けている地域だそうなので、食べる料理も同様に多彩な特徴がみられます。
代表的なのは生春巻きや、バインミーになります。
南部はベトナムの中でもずっと暑い地域なので、食べものや飲み物なんかも南国っぽいところがあるのも特徴ですね。
ちなみに、バインミーの有名なお店が多いのもこの南部になります。

地域によって好みや特徴もありますが、北部で南部っぽい料理ももちろんありますし、バインミーも全国的にあったりするので、一概にこの通りであるとは言えないという感じではございます。

他にも、ベトナム人の食事は家族や友人とでも、大皿に料理を入れて、各自で取り分けるという形式が一般的です。
日本のランチプレートのような食べ方は家ではほとんどないと思います。
また、床にそのまま料理を置いて、それをみんなで囲んで食べるというのもよく見かけます。
床をそのまま使うので、日本人的にはちょっと気になるところですが、みんなでワイワイしながら自由に楽しめるというのはとても良いなと感じるところです。笑
日本だと騒音に厳しいので、ベトナム人がワイワイしていると近隣の方からよく注意されるという話を聞くのですが、だいたいがこの文化があるせいかなとも感じています笑

というわけで今回は、ベトナムの食文化についてお話しさせていただきました！
明日は早朝イベントからの大阪コリアタウンの出店になります！
頑張ってきますのでどうぞ応援の程お願いいたします！

ではまた明日！