技能実習(外国人労働者)の闇
みなさんこんにちは!
会社員をしながらバインミーに副業なのか本業なのかわからないぐらいの労働時間を費やしている激うまバインミーです!
安定した固定給のために頑張ってます笑
今回はその会社員の仕事の関係でもある技能実習生の闇についてお話しさせていただければと思います!
なお、僕が実際に見てきた範囲のお話ですので、全体のこととは少し違うところはあると思います。
まず、技能実習生というのが何かというところからですが、外国(主に東南アジア圏)から日本に来て、技能を学びながら働くことができるという制度となっております。
名前の通り、技能を実習する生徒ということですね。
外国人はお金を支払って、手続きを踏めば基本誰でも日本に来て働くことができるという制度になっています。
よくニュースで奴隷制度や、移民などというワードで取り上げられているものになります。笑
すでに闇深い制度のように思われている人も多いのかなと思う中で、さらに闇をお伝えしていこうというお話でございます。笑
まず、僕が思う一番大きな闇は、技能実習生の多くは多額の借金を背負って日本にやってきているというところです。
なお、僕は今まで業務で出会ってきたのはベトナム人が99%以上なので、基本ベトナムのお話と思っていただければと思います。
借金の総額は人それぞれ違うのですが、だいたい70万円~100万円程度がほとんどでした。
なぜこんなに借金が多いのかといいますと、技能実習生になりたい人は、日本に来る前に約6カ月間の勉強期間を過ごさなければならないというルールがあるためです。
この勉強期間中は基本施設の中で寝泊まりし、毎日同じように日本へ行きたい人たちと集団生活をしながら、日本語や日本の習慣、文化、ルールなどを学びます。
簡単に言うと、全寮制の学校のようなものです。
僕もそんなもんかなと思ってはいたのですが、改めて下記のように考えてみるとちょっとどうかなと思うようにもなりました。
大学の学費(私学文系) 6カ月 約60万円
一人暮らし家賃 月5万円×6カ月 30万円
合計 約90万円
こちらはお分かりのとおり日本での試算です。
そしてこの対比として、ベトナムでの施設では大きな部屋に2段か3段ベッドが何個も並んでいるところに大勢で寝泊まりし、日本語の勉強は現地の少し日本語ができるレベルのベトナム人が日本語を教えて、場合によっては3カ月程度で家に帰らされることもあるが安くしてもらえないという施設もありました。
あと施設での水道光熱費は実費分支払わされ、ご飯も自分たちで作るのに、近くの飲食店で食べるより高い料金を支払わされるというお話もありました。
ベトナムの月給はだいたい5万円と言われており、大学の学費も年間30万円ぐらいで行けるともいわれています。
いくつかの施設のお話を聞きましたがほとんどがそんな感じでした。
もちろん僕の見た範囲なので一部の一部であることはご注意ください。
一方、受け入れ側の会社ですが、こちらも多額のお金を使い受け入れることが多いです。
相場は大体、初期費用で30万円~50万円。
そして、毎月3~5万円程度の監理費を一人当たり毎月支払っていくことになります。
このお金は間に入る組合に支払うお金です。
なお、初期費用の中にベトナム施設側から人材を紹介してもらったという紹介料も含まれています。
この制度は組合側も儲かりやすい制度と思います。
だから組合という形でないと受け入れられないという側面もありそうですね。
つまり、日本に来たい実習生と受け入れ企業は大きな費用を支払うことになります。
また、受け入れ企業は実習生の給料と、かかる他の費用もトータルして1人のコストだと考えることが多いので、初期受け入れ費用、毎月の監理費を考慮したうえでの給料額になり、なかなか実習生がもらえる金額が上がらないという実態があります。
これも実習生にとっては、こんなに頑張っているのに会社は給料を上げてくれないという不満になりますし、会社もこんなにたくさんのお金をかけているのに日本語も弱く、仕事もあまりできないという不満につながることになります。
そうした中で両者のすれ違いやコミュニケーション不足によって、暴力事件や失踪、不法就労などの問題につながっていくようになります。
このあたりは構造上の問題が大きいと僕は思っているので、ニュースで言われているような実習生や受け入れ企業だけが悪いとは思えないところになります。
以上今回は技能実習の闇についてお話してみました!
評判が良ければまた書かせていただこうと思います!笑
まだもう少しあるとおもいます笑
ではまた明日!
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