外国人労働者の受け入れの仕組み
みなさんこんにちは!
普段は会社員でも、出社時は私服で、ほぼテレワークをしている激うまバインミーです!
自由な社風はありがたいですね。笑
今回は外国人労働者の受け入れの仕組みについて解説したいと思います!
会社員の仕事は登録支援機関という、特定技能外国人の職業紹介と、受け入れ企業様への支援をしております。
まず、外国人労働者を日本で雇いたい場合、大きく3つの方法があります。
①技能実習生、特定技能生を採用する
②留学生を採用する
③その他の在留者を採用する
それぞれ解説していきます!
①技能実習生、特定技能生を採用する
こちらですが、採用のハードルとしては労働者も会社も一番低いものになりますし、労働者のボリュームは多い分野になります。
合わせて40~50万人いるとおもいます。
国別でみるとベトナムからきている人が一番多いです。
技能実習生は、業務経験のない日本語もこれから勉強するような方を対象に採用する制度で、日本で業務実習をしながら給料をもらうという制度になります。
特定技能は、この技能実習を修了した人がさらに延長して働くためのような制度になっており、こちらは基本的に労働者として扱われることになります。
どちらも労働者を採用するのに、仲介会社をはさまないと受け入れが難しい制度となっております。
海外送り出し機関→日本支援団体→受け入れ企業
技能実習生や特定技能生は上記の機関を通して受け入れ企業で働けるようになります。
日本の支援団体は、技能実習の場合は協同組合、特定技能の場合は登録支援機関という団体で対応することになります。
さらにこの間に人材あっせんのブローカーや、支援団体や送り出し機関を紹介する会社などさらに仲介会社が間に入る場合も多く存在します。
また、受け入れのためには大きく3つの許可の取得が必要です。
外国現地での出国許可、日本での入国許可、技能実習や特定技能の受け入れ許可の3つになります。
先ほど紹介した仲介会社が主にこれらの申請を代行して行うことが多いので、労働者本人や受け入れ企業は資料などの提出はありますが、基本代行業者に依頼する形になっております。
②留学生を採用する
留学生とは、日本にある日本語学校や、通訳などの専門学校、大学等の教育機関に所属する人をさします。
多くの人は、最初の1年から2年は日本語学校に通い、その後日本語系の専門学校に進む方が多いです。
専門学校も2年ぐらいで卒業し、大学に行くか就職をするかという選択をすることになります。
留学生を労働者として使用するのに大きく2つありまして、1つは学生のうちにアルバイトとして雇用する方法です。
ただし、週28時間までしか働けないのと、パチンコ店や夜のお店等では働けないところも特徴です。
留学生は学校の時間が日本の学校より短かったりするので、アルバイトが可能な時間は割と多く取れます。
そして、もう一つが卒業時の就職です。
専門学校を卒業した人は、その専門分野でのみ就職をすることができます。
例えば、通訳翻訳系の専門学校であれば、企業で通訳翻訳の仕事で募集しているところに入社することが可能です。
逆に、専門外の分野への就職は基本的にできないことになっております。
また、単純作業のみの職種にも基本従事できなく、あくまでも専門知識を活かした仕事にしかつけないことになっております。
これは、本人の行った学校の経歴と、就職先の仕事内容を出入国在留管理局が審査することになります。
この審査は結構厳しくて、せっかく内定を取ったとしても許可が出なければ就職できず、最悪帰国するしかないということになってしまいます。
なお、同じ職種であれば転職も可能ですので、転職者の採用も可能です。
③その他の在留者を採用する
その他といってもたくさんあるので大きいところをピックアップしてご説明します。
日本で割合が多いのが、永住者と呼ばれる在留資格で80万人程度在留しています。
実は技能実習や特定技能の人数の倍ぐらい日本にいるようです。
多くは中国と韓国の方が多く、10年以上日本に住んでいたり、長期間日本で就労している実績があるなど条件で取得可能な在留資格になります。
永住者は就労制限がないので、選挙権はありませんが日本人と同様に自由に働くことが可能になります。
他にも、家族が日本の在留資格を持っていて、帯同して日本に在留した場合に取得ができる家族滞在という在留資格や、定住者、日本人の配偶者等という資格の在留者がいます。
それぞれで就労が可能な範囲や、働く時間などが決まっていますので、雇用する際はしっかりと確認しなければお互い法律違反となり罰せられる可能性があります。
以上外国人労働者を日本国内で受け入れようとする場合の方法についてお話しさせていただきました!
色んな資格があって、色んな法律があって、色んな団体が絡んでいる外国人採用の現場について少しでも知って頂けたら嬉しく思います。
今日も読んでいただきありがとうございます!
また明日もどうぞよろしくお願いいたします!
では!
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