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【復習】世界一流エンジニアの思考法②

何度か読み直す前提で、その都度、気づいたことを書き留めるためのnoteです。前回はこちらですが、特に繋がりは意識していません。


まず時間をかけて基本と構造を「理解」しないと、決してコントロールできるようにはならない。頭の中で整理された状態で「記憶」しないと、何回も思い出す必要や調べなおす必要があるので、時間ばかりかかって確信が持てなくなる。最後に、整理して頭に入ったら、あとはそれをいつでも取り出せるよう「反復」に時間をかける。

世界一流エンジニアの思考法 第3章

”まず時間をかけて”という表現が一番刺さった。
この本と出会って考え方が変わったからこそではあるけども、今のPJの後輩やその他の自分の身近にいる人を見ていて思うのは、「理解が素早いこと」「何事も早くさっさと済ませること」というのを目標にしているというか、悪く言うと洗脳されているように感じる。

”あぁ、そこ読み飛ばすとかえって効率悪いんだけどなぁ”
みたいなところにたくさん目が行ってしまうようになった。きっと自分もそうしてきたんだろうけども、理解に時間をかける、、、、と言うよりは”理解”の価値を知って相応のコスト(時間)を投下する、その暗黙知が無いので毎度毎度、手戻りが多いような行動を取ってしまうのではないかと思うようになった。

とは言え自分も「”理解”の価値を知る」という点についてまだまだ解像度が低い状態なんだと思う。きっと、先に上げたPJの後輩や身近にいる人に対して自分の言葉で体系だった説明はできない、さっと情報を取り出して使える状態ではない。

なるほどねー、オッケー分かった、俺はもうできる。

なんて慢心はせずに、”理解”の価値について自分で実践して、他人の意見や考えを見聞きして、自分の言葉で説明できるようにしていきたい。



知ったかぶりをするほうがよっぽどかっこ悪いし、後でこっそり調べるのも生産性的には本当に無駄な作業だ。

世界一流エンジニアの思考法 第4章

これは本当にそう思う。
バカ正直に全てのシチュエーションでこれをやってたら「もうちょっと空気読んでよ」となると思うので、そこは適宜判断かなと。
とは言えスタンスとしては固く持っていたいなと、その場で聞けなくても個人宛てのチャットだったりその場が解散したときに「✗✗がちょっと理解が浅いような気がしてて、教えていただきたいのですが、、、、」と声をかけるなりして、原則その場でキャッチアップという姿勢を持てるようにしたい。



「できるもの」として大人扱いすると、周囲の助けを借りつつきちんとやれるのだ。スキルの習得も速く、みな堂々と自信をもった顔をしている。今の自分の実力以上のことは仲間が助けてくれるという安心感があるのだ。

世界一流エンジニアの思考法 第5章

目上の人は教えたくなるのを我慢すること。考えるのはそれぞれの仕事で、聞かれる前にいちいち教えにいくのは相手を!子供とみなしていることになる。

世界一流エンジニアの思考法 第5章

これは真逆のことをやってたので反省してる。
なんやかんやでこれまで、人に何かを教えるということを仕事でする機会が多くて、どこの職場に行っても自然とこのムーブをかましてしまうのだけども、相手を子供扱いする自分の姿勢を変えないうちは関係性も変わらないしよってチームとしての団結力というか、チーム全体の姿勢も変わっていかないのだなと思った。

以前努めていた会社の社長の言葉ですごい印象に残っているものがあって「転ぶって分かってるなら教えてやりゃいいだろ。下らない所で意地悪すんなよ、そりゃお前が悪い。」というフィードバックを管理職の人にしてて、その言葉が強く印象に残ってたものだから、”知ってることはぜんぶ教えてあげなきゃ!それが親切だ!”みたいな価値観ができあがってたと思う。

過ぎたるは猶及ばざるが如しで、転ぶって分かってる箇所について、仮に上の立場にいるときにはやってごらんとその人を信頼して、そして間違っても当人が転んだままになってしまわないように様子を見て、必要に応じて手を差し伸べるということが大事であって、何でもかんでもいつでもどこでも杖を渡すというのはその人のためにもならないし、適切な関係性でもないなと思った。


今回は以上です。
まだまだ振り返りたい内容がたくさんあるのでしばらく続きそう。

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