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「やりたい!」と向き合う
DIYは順調に進んでいるけれど、それに反比例して、背中と首がキシキシいい始めている。
もう、若くないってことよねぇ、ちゃんと自覚しなくっちゃ。
それにしてもつくづく思うのは、私、“つくる”ことが大好きなんだなぁってこと。
寒いベランダに出て一心不乱にベニヤ板にヤスリがけをしていても、前のめりになって、痛みが出ている背中と首に負担が掛かっても…。
苦にならないのは、それが大事な“つくる”行程の一部であることを知っているからであり。
終着点にたどり着いたあかつきに見えるはずのイメージが、いつでも見られるデスクトップ画面として、頭の中に広がっているから。
そのため常に「先に進みたい」という欲求が、血流に乗って身体じゅうに行き渡り続けている。
外的要因が何も作用していない状態で、こんなふうに「やりたい!」に対して素直に動けているのは、間違いなくカウンセリングのおかげだと思う。
けれど、当のカウンセリングでいま、私に求められているのは“人と関わること”で。
こちらは残念ながら、ほとんど進んでいない。
とりあえずDIYが終わるまでのあと数日は家の中でニスやペンキと格闘することになるから、終わったら疲れてしまって、とてもじゃないけど外に出る気になれないだろうし。
それじゃなくても年末に差し掛かってみな忙しく、かつての知り合いにも、なかなか相手にしてもらえない。
でもせっかくなのでそれを逆手に取り、ようやく姿を見せるようになってきた“やりたいこと”に、この年末年始、斜に構えることなく正面から向き合ってみようかなと思っている。
やりたいことを心置きなくやることすら、これまでずっと、自分に禁じてきたわけだから。
子供みたいにそれを楽しむことだって、いまの私にとっては、大事なことな気がする。
そして年が明けて世の中が動き始めたら、私もできる限り人と関わるようにして、カウンセリングの課題を消化していきたい。