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困難な時代を楽しく生きる

まさに二極化しているとしか言いようのない世の中で、自分のやりたいことだけをやって、生きたいように生きる。

外側で何が起きようと、自分の中のワクワクだけにフォーカスして、楽しい日々を送る。

そうやって、この困難な時代を生きられている人はたくさんいるし、私もそうありたいと思っている。

でもかつての私がいまの時代にいたとしたら、間違いなく「そんなことできるはずない」と思ったはずだ。

なぜなら「私には、世界を変える力なんてない」「私は、世界に翻弄される無力な存在」と、思い込んでいたから。

でもそれ、違ってた。

私が見ているのは私にしか体験できない私だけの世界で、それをつくり出しているのは私自身なんだってことに気付いたの。

もちろん私だけじゃなく、誰もが自分だけの世界をつくり出し、それを体験している。

つまり私たちはいつだって自分で、ワクワクする現実をつくり出すことができるわけ。

そのために必要なのは、“どこにフォーカスするか?“ と “ものごとをどのようにとらえるか?“ の、二つだけ。

ひとつずつ、説明してみると…。

まず “どこにフォーカスするか?“ は、「私の知らない出来事は、私の世界には存在しない」という大前提から成り立っている。

たとえばいま、ワイキキビーチにどのような光景が広がっているのか、人はどれくらいいてお店はどれくらい開いているのか、私は知らない。

すなわち、いまの私の世界には、ワイキキビーチは存在しないってこと。

だとしたら、限りある私の認識の中に、わざわざ私をヘコませる出来事を入れる必要があるだろうか?

もちろん、知りたくなくても入ってきてしまう情報はあるから、あらゆる認識を思い通りのラインナップにできるわけではないけれど。

少なくとも、思い通りになる部分だけは、好きなことや興味あることで埋めつくすことができる。

向かいの席のうっとうしい先輩にではなく、家で待ってくれているはずの愛犬にフォーカスすることだってできるって話。

でも私たちはとかく、自ら進んで気分を落とすような対象に注目してしまいがちなので、そこを意識的に修正するだけでもだいぶ気分が変わるはずだ。

次に “ものごとをどのようにとらえるか?“だけれど、これはちょっと一筋縄じゃいかない。

たとえば仕事が立て込んでいるときに先輩から用事を頼まれれば「いま忙しいので…」と、断るのが普通だと思う。

ところが私たちはとかく、断った後に「気を悪くされなかったろうか?」と思い悩んでしまいがちだ。

でも「忙しければ断るのが当たりまえ」と、思いを引きずらないとらえかたをすることだってできる。

これは、やろうと思っても、なかなかできることではないけれど。

世の中がどうあろうと、楽しく生きられる人たちはみな、これをやってのけている。

もちろん、練習さえすれば、あなたにだってできる。

そして、私にも、ね。

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