狂った世界の終わり
私の部屋の窓から、時間貸し駐車場が見えるんですけど。
窓を開けるとたまに、ものすごく不快な音が聞こえてくることがあるんです。
たとえば、車がバックするときの「カンカンカン…」っていう電子音や、ドアが開いてる間ずっと鳴り続けてるサイレンみたいな音。
別に大きな音ってわけでもないんですけど、内臓に響くような不快さを感じる。
今朝もそういう音がして、私つい思っちゃったんですよねぇ。
自動車会社がわざと、人が不快に感じる音を選んで付けているんじゃなかろうか?って。
別に確かめたわけじゃないけど、私は「きっとそうだな」って感じました。
まぁもちろん、乗ってる人は慣れちゃってるから、何とも思わないんだろうけど。
やっぱり知らずしらず、ストレスが溜まっていってるはずで。
もしもその結果、あおり運転や見境ないマウント取りが増えているんだとすれば、とんでもないことだよなぁ、って。
そして、そういったいさかいの様子がひと目で見て取れる車載カメラ映像を、メディアが意図して流しているんだとしたら…。
あと、不快な音といったら、やっぱりサイレンですよねぇ。
もはや年がら年中、街に響き渡っているサイレンですが、表向きは周囲の車に路肩へ寄るよううながすためのものではあるけれど。
やはり、緊張感をあおる音であることは、間違いない。
緊張感をあおるってことは、人を不安にさせる音ってことです。
これがねぇ、よく音楽の中に紛れてるんですよ。
私、Jポップは歌詞に気を取られちゃって聞けないので、いつもエド・シーランとかチャーリー・プースとかマルーン5なんかが含まれるプレイリストをテキトーに流しとくんですけど。
驚くくらいの頻度で、曲の中にサイレン音の一部が仕込まれてる。
もちろん、音だけじゃありません。
ちょっと前までは、空から広範囲に、微細な軽金属や身体に害を及ぼす化学物質が撒かれていたし。
加工食品や水の中にも、見た目の新鮮さを保っておくため(だけじゃないけど)に、大量の薬品が混ぜられてる。
そしてテレビでは、どこのチャンネルでも同じようなトピックを、同じような解説を添えて流してるけれど。
そのどれもが見た人を不安にさせたり、対抗心や反発心をあおったりといったような内容ばかりです。
そして政治家の仕事はといえば、実質的にはカメラの前で、意図された発言をするだけ。
あとはメディアが指示通りのスパイスを振り掛け、視聴者たちが同じような感想を抱くよう、制御されたニュースを流す。
つまり私たちが日常を送る場には、あらゆる誘導と、意図が仕込まれ放題ってことです。
私たちを不快にさせ、不安にさせ、たがいに疑い合い、攻撃し合うようなシステムになってしまってる。
そんな狂った世界が、いよいよ終わりを迎えようとしている…。
私にはそれが、何より嬉しいです。
そりゃあ新しい世界を私たちがつくってゆくわけですから、その過程では混乱もあるだろうし、特にこれまでの社会で何らかの恩恵を受けてきた人たちは戸惑うことが多いかもしれない。
でも私はこれ以上、こんな狂った世界で生きたくないです。
もちろん、相反する意見の方もいるでしょう。
けれど考えてみてください、不快を与え不安を与え、溜まりに溜まった人々のストレスは常に、弱い者へ弱い者へと向かうんです。
その、末端にいるのは誰ですか?
自分たちだけでは生きてゆけない、子どもたちじゃないですか。
子どもたちの不安を喰らうような、穢れた存在のことを、知ってください。
その目を開いて、これまで起きてきたことを見てください。
人々が自らゆすり合い、おどし合い、奪い合ってきた現実を無視しないでください。
私たちにはいまこそ、開放が必要です。
そのための真実の開示が、いよいよ始まるんです。
目ん玉をかっぽじって、よくよく見てください。
どうですか?
それでもまだ、続けたいですか?
残念ながら、知ったら終い。
もう、終わりです。
すいません、ちょっと熱くなっちゃいました。
それでは、もしも最後まで読んでくれた方がいたなら、ありがとうございました。